こんにちは、阿部です。
将棋の史上最年少プロ棋士藤井聡太四段が公式戦連勝最多記録に並ぶ偉業を達成しました。
時を同じくして最高齢棋士の加藤一二三九段が引退する報道を聞きました。
この偉大な二人に共通するのは、何だと思いますか?
それはお互いに、いっさい年齢を口にしないことです。
まさに、「勝負の世界」に生きてるって感じですでもこれって、ビジネスの世界も一緒なんですよね
「今日は少しキビシイことを書いちゃったかな〜?」
とも思うのですが
とはいえ、これが真実です。あなたも知っておいて損はないと思います。
甘えを捨てる
「学生なのですが、、」そんな相談をよくもらいます。
その内容は、
「学生なんですが、ビジネスは出来ますか?」
「学生なんですが、起業しても良いでしょうか?」
という質問です。
正直に言っちゃうと、「学生なんですが、、、」という言葉が出る時点で、非常に残念な気持ちになります。
「ビジネスは止めた方が良いかな」と思ってしまいます。
決して、「学生だから出来ない」と言っているワケではありません。
なぜなら、僕も学生をやりながら起業しました。
本当にたくさんの失敗を乗り越えながら
「私は女性なのですが、、」という人も同じですし
「もう高齢なのですが、、」という人も同じです。
「ホニャララなのですが、、」という時点で、言い訳しちゃってるんです。
「学生、女性、高齢」など年齢や性別を気にしている時点で厳しいビジネスの世界では、生き残れない可能性が高いです。
そもそも、『ビジネス』を一言であらわしてみると、
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価値を提供して、代わりにお金を頂く
=================
ということになります。
そして、そこには
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1)自社・自分自身
2)お客様
3)ライバル
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この3つの登場人物がいます。
目の前にお客様がいる限りはそこに年齢や性別は関係ありません。
お客様から大事なお金を頂くからにはそれ以上の仕事をする必要があるしまわりには、命がけで頑張っているライバルがたくさんいるのです。
それがビジネスの世界です。
ちょっと、想像してみてください。
たとえば、あなたが高級レストランに行った際に、
「すみません。今日はミスして、ご飯がコゲています。」
「でも学生バイトだから勘弁してちょーだい」
なんて言われたら、どうしますか?
「いいかげんにしろっ!」そんな感じで、ブチ切れると思いませんか。
お金を払っている以上相手が”何者なのか”は関係ありません。
レストランであれば最高の食事少なくとも価格に見合った、”価値”を期待するしそれを提供するのが当然です。
〇〇だから・・・は禁止!
- 学生だから
- 女性だから
- 高齢だから
- ホニャララだから
そんなものは、お客様には一切関係ないのです。
しかも、ビジネスの世界には必ずライバル存在します。
家族を食べさせるため、夢をかなえるため死ぬ気で勉強して、死ぬ気で働いている人たちばかりです。
そういうライバルたちよりも素晴らしい価値を提供し続けないと生き残ることはできません。
なんだかんだ言っても勝つ人と負ける人がいるのがビジネスの世界です。
サバイバルです。
そこに、ほんの1ミリでも”甘え”があったら、当然淘汰されます。
それほどキビシイ世界なのです。
とは言え、「学生だから・・・」は、逆に武器になることもあります。
大人目線で見ると、「学生なのに起業して頑張っているのか。よし、応援しよう!」という気持ちになる人も少なくありません。
「応援させたいと思わせる」というのは、ビジネスでは強力な武器になります。
なので、学生という事自体はマイナスではなくプラスだと思います。
しかし、
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私は学生なんで
私は女性なんで
私は高齢なんで
私はホニャララなんで、、
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と、
自分の弱点をアピールして先に『言い訳』に使うようではもはや気持ち負けしています。
お金をくださるお客様に失礼です。
命がけで戦っているライバルに勝てるわけがありません。
ビジネスで得られる恩恵とは?
ビジネスの世界は「言い訳ゼロ」です。
簡単ではない世界です。
その違いをぜひ、感じ取って欲しいと思います。
とは言え、ビジネスの世界で成功し続けた時はそれだけの恩恵が受けられます。
- 金銭的な報酬
- 地位や名誉
- 満足感
厳しければ厳しいほど得られる結果は大きく深くなります。
その成功のための武器として使うのはオッケーなのです。
しかし、それには「タイミング」が大切です。
なので、効果的な時が来るまで、絶対に口に出さないでください。
あなたの心の金庫に入れてしっかりカギをかけて、温存しておいてください。
それができれば、いつか必ず、きっとあなたの役に立つはずです。