ということで今回は、今始めるなら仮想通貨かFX（外国為替証拠金取引）のどっちが良いか。両者の違いについても解説していきます。
2018年になってから、資産運用」や「副業」として投資が注目されています。
そのなかでも、代表的な地位を占めているのは以下の3つでしょう。
- 仮想通貨投資
- FX（外国為替証拠金取引）
- 株式投資
このうち、「仮想通貨とFXは性質が似ている」ということもあり、「どちらを始めるべきなのか？」と迷う方が多いようです。
そこで今回は、2018年6月現在、今から投資をするなら、FXと仮想通貨のどちらに取り組むべきなのか?について解説していきたいと思います。
僕自身、さまざまな投資方法を模索していますが、結論としては、今のところ「仮想通貨に勝る投資はない」と実感しています。
仮想通貨投資とFXは共通点も多い！
仮想通貨とFXは、それぞれ異なる投資方法です。
始めるにあたって登録すべき業者も購入する通貨も異なっています。
しかしながら、
- 保有している通貨を売り、値上がりが見込まれる通貨を購入する
- 値上がりしたら、本来保有していた通貨を買い戻してリターンを得る
というリターンを得る仕組みは仮想通貨もFXも同じです。
ただ、それらを
- 日本円や米ドルなどの「法定通貨」で行うのか
- それともビットコインなど「仮想通貨」で行うのか
の違いに過ぎません。
それでは、反対に仮想通貨とFXで異なっている点はどこなのでしょうか？
仮想通貨投資とFXの違い・比較
仮想通貨とFXにはどのような違いがあるのでしょうか？両者の違いに目を向けてみましょう。
FXは成熟市場・仮想通貨は成長市場
約1年前となる2017年は、仮想通貨市場が右肩上がりに価格を上昇させていました。
そのためFXの投資家も「仮想通貨のほうが儲かりそうだ」ということで、FXトレーダーの暗号通貨市場への参入も目立ちました。
しかし、2018年に突入してから仮想通貨市場が下落相場に突入。
このような状況をみて「仮想通貨よりもFXのほうがよいのではないか？」と考える方も出てきました。
しかし僕は個人的には「仮想通貨市場はまだまだ成長する！」と考えています。
- 多くの投資家やアナリストも値上がりを予測している
- 暗号通貨決済を導入する店舗が増え続けている
ことなどがその理由です。
しかしもしそれでも「仮想通貨は下落する」と考えるのであれば、仮想通貨をショート（空売り）するとよいでしょう。
ボラティリティ（価格変動率）がFXよりも高い暗号通貨では、値上がりするにしろ、値下がりするにしろ利益を得やすいのがメリットですね。
仮想通貨は土日祝日も24時間トレード可能
24時間取引ができるFXは、サラリーマンなどに人気があります。
しかし、土日は相場が休みですよね。
仮想通貨なら、FXが休みとなる「土日」においても24時間のトレードが可能となります。
まさに「24時間365日」取引が可能です。
「今、ちょうど時間がある」というとき、パソコンを開けばいつでもトレードができるという利点は大きいですね！
仮想通貨はFXよりも通貨の種類が多い！
FXの場合、取引できる通貨ペアは（FX業者にもよりますが）平均で20～30種類程度となります。
しかし仮想通貨では、数百種類もの通貨の売買が可能です。
その分、利益を得るチャンスも多くなるということになります。
また、仮想通貨では「ICO」（新規発行コイン）という仕組みにより、新たな通貨がどんどん誕生するため1つのコインを深く研究することで他の投資家よりも優位に立てるという特徴があります。
研究され尽くしているFXにはないメリットですね。
仮想通貨は「税金」が高いデメリットも
しかし、暗号通貨トレードにも1つ欠点があります。
それは「税金が高い」ということ。
FXではどれほど多くの利益を得ても税率は「20.315%」ですが、仮想通貨では雑所得となるため最大で「45%」となります。
利益を得やすい暗号通貨投資ですが、税金の支払いは覚悟する必要がありますね！
仮想通貨投資へ参入するFXトレーダーも多い
FXは2000年前後に、大流行した時期があります。
まさにFXの「黎明期」であり、政府による「規制」も行き届いていませんでした。
ちょうど、今の仮想通貨は、当時のFXのような環境といえるでしょう。
現在のFXは、法整備が整った一方、「成熟」し、成長も見られなくなっています。
そのため、主戦場を仮想通貨へ移すFXトレーダーも多いですね。
結論としては、現在（2018年12月）から投資を始めるなら仮想通貨がおすすめです。