
ということで今回は、MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とはどういったものなのか?特徴や使い方についてもお話いたします。
ビットコインのウォレットが数多くあるように、イーサリアムのウォレットにもいくつかの選択肢があります。
その中でも、MyEtherWalletは定番です。
仮想通貨をやっていく上で必ず使いこなす必要があるので、しっかりと学んでいきましょう!
初心者の方でも分かりやすいよう丁寧に説明していきます。
そもそもMyEtherWallet(マイイーサウォレット)とは?
MyEtherWalletは、頭文字をとってMEWとも呼ばれたりします。
どんなものなのかというと、
- イーサリアム
- イーサリアムクラシック
- イーサリアムトークン(ERC-20)
に対応しているウォレット(電子サイフ)です。
上記の暗号通貨を保管したり、必要なときに送金したりできる財布として使うことができます。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)が人気の理由
MyEtherWalletが人気の理由は、
- 総合的に見ても大きなデメリットがない
- 利用者数が多いので、他人にアドバイスを求めたりインターネットの情報を参考にしたりしやすい
- イーサリアムのウォレットとしてはめずらしく、日本語に対応している
のように、他のウォレットと比べてメリットが多いためです。
しかし、ウォレットの使い心地については実際に利用してみないとわからない部分も多いので、「まずは定番のものを利用してみる」そして、「気に入らない部分があれば、他のウォレットも検討してみる」というのが良いでしょう。
その意味でも、初めてのイーサリアムウォレットはまずMyEtherWalletをおすすめしています。
MyEtherWalletはセキュリティーも安心
ウォレットを利用する際に注意すべき点が1つあります。
それは、「セキュリティーが十分かどうか」を確認すること。
「ウォレット」であれば例外なくセキュリティ能力が高いと考えている方もいらっしゃいますが、実際のところ、必ずしもそうとは言えません。
必ず確認していただきたいのは「WEBウォレット」ではないかどうかです。
WEBウォレットは、インターネット上に暗号通貨(秘密鍵)を保管するタイプのウォレット。
この場合、仮想通貨(秘密鍵)は「あなた自身」が管理しているわけではなく第三者のサーバー上で管理されています。
そのため、暗号通貨が盗まれてしまう可能性もないわけではありません。
一方でセキュリティーに優れているのは、マイイーサウォレットなどの「デスクトップウォレット」と呼ばれるタイプです。
こちらの場合、暗号通貨の秘密鍵は「あなた自身」が管理することになります。
そのため、ウォレットサービス(たとえばMyEtherWallet)が万が一悪意あるサービスだったとしてもあなたの暗号通貨を盗みようがない、という仕組みになっています。
なぜウォレットを使う必要があるの?
暗号通貨投資をおこなう上で、「ウォレット」を利用することは必須といえます。
その理由としては2つあります。
1つ目は、「ICOへ参加するためにはイーサリアムウォレットが必須」だからです。
ICO投資は
- 投資家がICOへ応募する
- 応募に使ったウォレットにトークンが送り返される
という流れによって行うのが一般的となります。
もしウォレットを契約しておらず、取引所の口座からICOへ応募してしまった場合、最悪トークン受け取れない可能性も。
そのため、ICOにはMyEtherWalletなどのウォレットが必須となります。
2つ目の理由は「セキュリティーの面で優れている」という理由です。
取引所の口座に暗号通貨を長期保存しておく場合、その取引所が「倒産」する、「ハッキング」を受けるといったリスクもあります。
そのためやはり、ウォレットの利用は必須となるのですね。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の使い方
使い方については動画の方が分かりやすいかと思いますので、下記からご覧ください!
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)のトークン追加方法
トークンの追加はICOで購入した通貨を送金する際に、必須となります。