「Binance Lending(バイナンスレンディング)って儲かるの?」
「国内取引所の仮想通貨レンディングよりも高利回りらしいから、詳しく知りたい」
と思っていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
Binance Lending(バイナンスレンディング)とは
Binance Lendingとは、世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが提供する仮想通貨レンディングサービス(貸仮想通貨)。
Binance Lendingでは、決められた仮想通貨を、決められた期間、バイナンスに貸し出すことで、利息収入を得ることができます。
Binance Lendingに対応している仮想通貨は2021年2月現在、約60種類にも上ります。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- カルダノ(ADA)
- Basic Attention Token(BAT)
- Polkadot(DOT)
- テザー(USDT)
などを含む主要コインがBinance Lendingに対応しています。
なお、年間獲得利回りは(需要と供給により変動しますが)、1%~15%が目安となっています。
仮想通貨レンディングの仕組み
Binance Lendingが提供している仮想通貨レンディングは、別名「貸仮想通貨」とも呼ばれています。
上記のようにBinance Lendingを使うと、仮想通貨を預けておくだけで所定の利息収入を得ることができます。
たとえば、APY(年利)10%でビットコインを運用している場合、1BTCは1年後に1.1BTCに増加します。
「何か怪しい仕組みじゃないの?信頼できるの?」と思う方もいるかもしれませんが、Binance Lendingは詐欺的な仕組みではありません。
仮想通貨レンディングにより貸し出したコインは、多くの場合、レバレッジ取引を行っているトレーダーに貸し出されます。
レバレッジトレーダーは金利を支払って、より多くの仮想通貨を借りて値上がり益を狙ったり、空売りを行い下落から利益を得ようとします。
こうした金利がBinance Lendingのユーザーの利息収入の元になっています。
Binance Lendingのメリット
仮想通貨レンディングには、ガチホによる値上がりに加え、+αの利息収入を得られるというメリットがあります。
それに加え、バイナンスのBinance Lendingならではのメリットもあるんです。
それは、
- レンディングなのに、いつでも売却できる
- ステーブルコインを高利回りでレンディングできる
の2つです。
Binance Lendingはいつでも売却できる
Binance Lendingには、大きくわけると3つのプランがあります。
- Flexible Deposits(いつでも仮想通貨を引き出せる代わりに利息が低い)
- Fixed Deposits(14日や30日などの一定期間引き出せない代わりに高利回り)
- Activities(年利20%以上の高利回りでレンディングできるが、レア度が高く、臨時で募集される)
の3つの運用方法です。
このうち、Flexible Depositsで運用すると、レンディングでありながらいつでも解除し、売却することができます。2021年2月現在、Flexible Depositsには58の仮想通貨が対応しており、ラインナップは3つのプランでもっとも豊富ですね。ただし、いつでも売れるかわりに5%程度の年間利回りと控えめです。
また2番目のプランであるFixed Depositsは年換算利回りが「~15%」に跳ね上がります。しかし、7日~90日(プランによる)は売却できない縛りがあります。記事執筆時点では、募集されている通貨が3種類のみとなっており、上記のFlexible Depositsのほうが賑わっています。
最後のActivitiesは年利20%を超えるものもあります。しかし、臨時での募集となっており、記事執筆時点では募集はされていませんでした。募集を見かけたらラッキーという感じですね。
Binance Lendingはステーブルコイン対応
「レンディングで15%の利回りを得たとしても、仮想通貨がそれ以上に下落したら、結局損をするよね?」と思う方もいるかもしれません。
これはそのとおりなので、覚えておきましょう。
しかし、Binance Lendingの特徴は、米ドル連動型のステーブルコイン(USDT、BUSD)を年利6%程度でレンディングできること。
ステーブルコインは米ドルと連動しているので、大きなリスクなく、年利6%を得ることができます。
Binance Lendingのデメリット
Binance Lendingは簡単にレンディングできるので、個人的には「ガチホするなら、やらなきゃ損」と考えています。
しかし一応デメリットを解説しておくと、レンディングの期間中に万が一バイナンスが倒産した場合、仮想通貨が返ってこないリスクがあります。
とはいえ、これはある意味、レンディングしていない通常の保管でも同じことがいえるかもしれませんね。
破産リスクやハッキングリスクについては、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスが運営していことから、他の取引所(特に無名の海外取引所)よりは安心感があります。
とはいえリスクのひとつとして覚えておく必要があるでしょう。
Binance Lendingのやり方
Binance Lendingは海外取引所のバイナンスから簡単に始めることができますよ。