「bitarq(ビットアーク/ARQ)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「ICOに参加したんだけど、あれからどうなったのかな・・・」
とbitarqについて調べていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
bitarq(ビットアーク)とは
bitarqとは、マレーシアを拠点とする、誰でも使える簡単なユーザーインターフェース(操作性)と高い安全性が特徴の仮想通貨取引所。
代表は、SHOHEI OKADA氏です。
bitarqは、単に仮想通貨が交換できるだけではなく、「他の取引所にはない遊び心あるコンテンツ」で仮想通貨をエンターテインメント化するという目標を掲げています。
なお、bitarqの独自トークン「ARQ」は、2018年4月~6月にICOセールが実施されました。
取引所bitarqの5つの特徴
bitarqには、以下のような5つの特徴があります。
- 高いセキュリティ:世界中のユーザーのための安全で信頼できるサービス
- MDMA認定:マカオの仮想通貨系の協会「MDMA」に認可
- 充実のサポート:24時間年中無休のサポート
- スマホ取引:専用のモバイルアプリで取引可能
- 低コスト:取引手数料は0.1%と安価
独自トークンARQとは
ICOで販売された独自トークンのARQは、典型的な「取引所トークン」として販売されました。
まず投資家は、ARQで取引手数料を支払うことで、0.1%の取引手数料が半額の0.05%になります。
加えてbitarqは、取引所の収益の一部を使って市場からARQトークンを買い上げ、バーン(二度と使えないように焼却)します。
この買い上げ量は、bitarqの収益と比例するため、bitarqが増益となるほどARQトークンの価値も上昇しやすくなるわけですね。
こうした仕組みは、海外の大手取引所(バイナンスなど)が取り入れており、よくある取引所トークンの形式です。
bitarqの最新状況と今後は?
それでは、bitarqの現在と今後の考察をみていきましょう。
取引所bitarqは現在、利用者がほぼゼロ
独自トークンARQは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、USDTの3つの通貨ペアでbitarqに上場しています。
しかし、3つの通貨ペアすべてで、ARQの取引量がゼロの状態。
つまりARQトークンを欲しいと考える投資家がおらず、売却したくても売ることができない状態が続いています。
今後の復活はあるのか?
bitarqは、ICOを行ってからしばらく目立った進捗がなく、投資家を苛立たせていました。
そんな中、2019年10月にようやく、
「お待たせしております、スマホアプリですが、テスト段階に入りました。テストが完了次第リリースをいたしますので、よろしくお願いいたします。」
と、仮想通貨取引が可能なウォレットのリリースが近いことを発表。
また同時期、
「次期アプリとレバレッジトレードに関しまして開発を進めております」「遅ればせながらプロジェクトは進んでおります」
と報告しました。
しかし2021年現在、約束された進捗はなく、スマホアプリのリリースは未だに完了していません。
さらに現在、bitarqの公式ツイッター(https://twitter.com/bitarqExchange)が凍結され、閲覧できない状態となっています。
以前は見ることができたbitarqのホワイトペーパー(事業計画書)がなぜか閲覧できないようになっていたりと、フェードアウト気味ですね。
プロジェクトを前に進めようという意欲や、投資家への誠意が欠けていると言わざるを得ません。
残念ながら、復活の可能性は低いでしょう。
bitarqの買い方
bitarqの独自トークンARQはbitarqに上場しています。
ただし、上述したように流動性はほとんどないので注意しましょう。