ということで今回は、ビットコインダイヤモンド(BCD)について解説いたします。
ビットコイン3度目のハードフォークで生まれたコインですが、どんな特徴があるのでしょうか?
ハードフォークとは、仮想通過のシステムにおいて、旧仕様と新仕様で互換性がなくなるような修正や変更がされること
さっそくみていきましょう!
ビットコインダイヤモンド(BCD)とは?
BitcoinDiamondは、Bitcoinの3度目のハードフォークによって生成されたコインです
1回目でBitcoinCash、8月1日
2回目でBitcoinGold、10月24日
3回目でBitcoinDiamond、11月24日に誕生。
BitcoinCashでは送金問題の解決。
BitcoinGoldではマイニングの中央集権化の解決を目的に誕生しました。
ビットコインダイヤモンド(BCD)の特徴
ビットコインダイヤモンドでは
- プライバシーの保護
- 取引の処理スピード向上
- 総発行枚数を増やし新規参入障壁を下げる
以上の3つを主な目的としています。
実際、ビットコインダイヤモンドの発行上限は、他の二つと比べ1桁多くなっており2億1000万枚が発行されています。
それに伴い分裂時も他より1桁多い10BCDが付与されました。
この細分化により送金の処理速度が早くなり、さらに送金手数料を安く抑えることができました。
Bitcoinでは取引データがすべてオープンになっているため、「誰から誰に、いくら送金されたか」がわかるようになっています。
ビットコインダイヤモンドは、このBitcoinの仕組みではプライバシーが守られないということで暗号化したのです。
送金データの大きさがわからなければ、誰が多く持っているかなどもわからないので個人がハッキングや盗難の標的になることを回避することができます。
さらに、ビットコインダイヤモンドでは「Segwit」という記録するデータを圧縮する機能を導入しているので、より多くのデータを処理できるようになっています。
これにより中長期的にも、手数料が高騰する事態を避けることができ、また送金遅延などの不具合も防止することができます。
「Bitcoinよりも高性能で使いやすい」といえるのです。
ビットコインダイヤモンド(BCD)の基本情報
発行日 | 2017年11月24日 |
通貨単位 | BCD |
発行枚数 | 210,000,000BCD |
公式サイト | http://www.btcd.io/ |
ビットコインダイヤモンド(BCD)の現在の価格/時価総額
ビットコインダイヤモンド(BCD)の将来性
ビットコインダイヤモンドのロードマップは上記のようになっています。
- 2018年4~6月:メインチェーンの暗号化機能を完了する
- 2019年1~3月:BCDアプリケーションのエコロジーを構築する
- 2020年まで:より良い仮想通貨となるために改良を重ねる
という計画です。
「ビットコインダイヤモンドでなければできない」ことが明確に存在しないため、将来性はやや不透明といえます。
バイナンスなどの大手取引所に上場しているとはいえ、今後価格が上昇するのは難しそうですね。
ビットコインダイヤモンドが購入できる取引所
2018年12月現在上記の取引所で売買ができます。
ビットコインダイヤモンドを買うのにオススメの取引所
ビットコインダイヤモンドを購入するなら、海外取引所のBINANCE(バイナンス)がおすすめです。
BINANCE(バイナンス) の特徴
- 手数料が安い
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