こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは69万円台で推移しており、ここ24時間で約4%上昇。
時価総額トップ10では、多くの通貨が横ばいです。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でArcblock (ABT)が約34%上昇。
ブロックチェーン3.0を実現する通貨として注目度が上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインが約69万円に到達!2019年最高値更新も、なお上昇中!!
上昇基調ですな!
ビットコイン、節目の6,000ドルを突破。年初来の上昇率は64%に #SmartNews https://t.co/NOMF6pxiwf— イケハヤ社長@ホワイト企業作り (@IHayato) 2019年5月9日
仮想通貨ビットコインが、再び2019年最高値を更新しました。
現在の価格帯であるビットコイン6000ドル(約66万円)付近は、2018年に何度も「サポートライン(底値)」として機能した水準です。
多くの投資家が意識せざるを得ない価格帯を、ビットコインは何事もなかったかのように突破するのか、それとも売り込まれて一時的な下落フェーズに突入するのかに注目が集まります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ライトコインが最新アップデート!!「バージョン0.17.1」へ
#ライトコイン(#LTC)が「バージョン0.17.1」へ更新、手数料低下やプライバシーの新機能を導入https://t.co/AolRdG4O5w
「v0.17.1」が多数のノードに導入されると、最大ブロックコストでもわずか0.15ドルでトランザクションを処理できるようになります🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年5月9日
時価総額5位のライトコイン(LTC)が「Litecoin Coreバージョン0.17.1」にバージョンアップしました。
その主な変更点は、下記のとおりです。
- 送金手数料の低下
- ライトコインのプライバシー性能の追加
- ライトコイン決済が加盟店に採用されやすい仕様
アップデートに加え、ライトコインは今年8月に値上がりが期待される「半減期」を迎えることもあり、いっそう期待度がUPしています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
このアップデートは重要ですよ!
特に注目したいのは、「②プライバシー性能の追加」です。
仮想通貨には、「匿名性コイン」(「誰が」「誰に」「いくら」送金したのかを、外部から特定できない通貨)というジャンルがあります。
有名なのは、DASH(ダッシュ)、 Monero(モネロ)、Zcash(ジーキャッシュ)ですね。
プライバシーが強化されたライトコインも、ある意味ではこの仲間入りを果たしたと言えるでしょう。
ただ、マネーロンダリングなどの問題もあり、匿名化が吉と出るか凶と出るかは難しいところです。
しかし、少なくとも「注目度UP」には繋がっており、最終的には「半減期での値上がり」を後押しする可能性が高いと考えています!
③「出来高の不正な水増し」が少ない仮想通貨、BNBとリップルが上位
出来高水増しが少ない仮想通貨、トップにBNBとXRP|ブロックチェーン調査企業が公表https://t.co/zIZO11fm6Z
時価総額トップ10のうち、出来高を不正に水増ししていた割合が少なかった通貨はBNB、XRPなどであることがウォッシュトレードに関するレポートの結果から判明した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月9日
時価総額トップ10のうち、「出来高の不正な水増し」が少ない仮想通貨が判明しました。
ブロックチェーン調査企業「Blockchain Transparency Institute」のリサーチによると、水増しが少ない仮想通貨のトップは「バイナンスコイン(BNB)」であり、次いで「リップル(XRP)」であることが分かりました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
出来高とは、「取引量」のことですね。
「うちは大規模な取引所ですよ!」「みんな使っている取引所なので安心ですよ!」とアピールするため、仮想通貨業界では、取引所による「出来高の水増し」が横行しています。
ある調査では、95%もの取引が「フェイク」であるとも。
もちろんデータによってバラツキがありますし、必ずしも「フェイクだ!」と断言できる証拠はありませんが、僕の感覚では「クロ」ですね。
出来高の水増しが少ないとされているBNBでも、3割を引いた数字が実際の出来高。
ライトコインなどは、7割を引いた数字が実際の出来高です。
仮想通貨の闇を目の当たりにした感じがしますが、まだまだ未熟な市場なので、そこを「伸びしろ」と捉え今後の健全化に期待したいですね。
④ビットコインは2021年に220万円超え!?その根拠とは
「仮想通貨ビットコインは2021年に過去最高に到達」米著名投資家が予想|米株式市場には「泡だらけ」と警戒感https://t.co/qeGKDIqkVh
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月9日
仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルの創業者であるマイク・ノボグラッツ氏が、今後のビットコイン価格をズバリ予測しました。
同氏は、業界の有識者として、その一言一行を仮想通貨ユーザーから注目される立場。
そんなノボグラッツ氏の価格予測は、以下のとおりです。
「ビットコインは2021年までに3倍になり、過去最高の2万ドル(220万円)に到達する」
「(ただし)イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)はユースケースを証明しないといけない(ため必ずしも上昇するとは言えない)」
ビットコインについては無条件での強気を示唆しましたが、ETHとXRPについては、さらなるファンダメンタルズ(経済環境)の好転が上昇に不可欠との見方を示しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
マイク・ノボグラッツさんは、ビットコインの未来を信じる「強気派」の有識者です。
その強気予測には根拠があり、たとえば今回は「バイナンスで44億円がハッキングされたにもかかわらず、ビットコインが下落していない」ことを挙げています。
つまり、「悪いニュースを消化して上昇できているのは、多くの投資家が強気な証拠だ!」というわけですね。
僕もその点については、全面的に同意です。
有識者の価格予測の全てをうのみにするのはよくありませんが、貴重な判断材料として利用するのは賢い選択だと言えるでしょう。
本日のまとめ
- ビットコインが約69万円に到達!2019年最高値更新も、なお上昇中!!
- ライトコインが最新アップデート!!「バージョン0.17.1」へ
- 「出来高の不正な水増し」が少ない仮想通貨、BNBとリップルが上位
- ビットコインは2021年に220万円超え!?その根拠とは
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
いきなりの6000ドル回復は、「意外」としか言いようがないですね。
「ここまでストレートに上げてくるとは・・・」というのが、多くの投資家の率直な感想ではないでしょうか。
その違和感に従うなら、調整の下落が入ることを想定し、ショートするのがセオリー。
テクニカル的にも、意識される6000ドルラインを調整なしで迎えているので、悪くないショートになりそうです。
・・・ただし、仮想通貨は為替や株と違い、上昇するときは徹底的に上がります。
2017年のビットコインバブルもそうでした。
なので、「うれしい想定外」も考えざるをえないですね。
僕の予想としては、何度が調整が入りつつも、大きな下落はせず、このまま70万を突破していくと考えています!