こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
7月26日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは106万円台で推移しており、ここ24時間で3%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨がわずかにマイナスとなっています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①イーサリアム&アルトの時代が来た…!?仮想通貨市場をけん引中
仮想通貨高騰にイーサリアムが先導か 今後アルトコイン市場が再注目される可能性を考察https://t.co/ZnDR6rl1lN
ビットコインが1万ドルに復調に、イーサリアムの主導上げが影響した。2018年より低調続くアルト市場に復調の兆しが見える理由を考察した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月25日
仮想通貨ビットコイン(BTC)が上値の重い展開です。
今月25日に約103万円台で推移していたBTCは、一時110万円を突破。
しかし26日記事執筆時点では、約106万円に反落しています。
なお、103万円→110万円のBTC急騰時、仮想通貨イーサリアム(ETH)が先導する動きがあったことから、昨今のビットコインの値動きにイーサリアムが大きく影響していると考えられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②【異例】米SECが「登録なし」でのトークン発行を認める!!
BREAKING: Gaming startup @BuyQuarters has secured a “no-action letter” from the @SEC_News clearing it to launch an ethereum token sale. It’s the first such approval for an ERC-20 token and only the second for a crypto firm. https://t.co/BCl34EfHW5 @nikhileshde reports
— CoinDesk (@coindesk) 2019年7月25日
アメリカ証券取引委員会(SEC)が、仮想通貨プロジェクトPocketful of Quarters(PoQ)に対し、当局への登録なしにトークンを発行することを認めたことが分かりました。
SECのFinHub部門の最高顧問であるJonathan Ingram氏は、
「Quartersを有価証券として登録しないでください。」
とPoQに対し書面で回答したと言います。
Quartersは、イーサリアムをベースとするERC-20トークンで、PUBGといった人気ゲームにおける報酬などに使われる仮想通貨とされています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
これはどのようなことかというと、SECが仮想通貨Quartersを「有価証券じゃない」と認めたということです。
これは異例のことで、未だに論争が続く「有価証券問題」の重要な材料になりそう。
ここでのポイントは、「イーサリアムをベースとしたERC-20トークンすべてが、有価証券というわけではない」ことを、SECが示した点にあります。
DApps関連のゲームコインはもちろん、広い意味ではイーサリアムコミュニティ全体にとって朗報ですよ!
どのようなトークンが有価証券に該当するのか、SECの判断基準はまだ不透明ですが、ゲーム内でのアイテム購入や、ゲーム内での報酬を純粋な目的としたコインはセーフという流れかもしれませんね。
③仮想通貨RENがここ1週間で2倍以上に急騰!!その理由が判明
July Development Update
1️⃣ New transaction management system allowing RenVM to process multiple $BTC & $ZEC transactions as one.
2️⃣ A new Command Center is in development.
3️⃣ #RenVM Developer Docs are ready and waiting.https://t.co/A8k4bf8PTQ— Ren (@renprotocol) 2019年7月18日
仮想通貨RENが急騰しています。
ビットコイン建て通貨ペア(RENBTC)では、ここ1週間で2倍以上になっています。
仮想通貨RENは、取引所のオーダーブック(注文票)を一切公開することなく取引を成立させることを可能とする、プライバシーを重視した「ダークプール」のプロジェクトとされています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
RENの最大の特徴は「プライバシーの高さ」ですね。
RENそのものも匿名性コインですし、上記のような「ダークプール」と呼ばれる仕組みで、トレードの際に発注された「注文」に対するプライバシーも守ります。
また分散型金融(DeFiのこと。直接的に繋がりのない金融市場)に相互運用性をもたらし、直接取引できるようにすることも目指していますね。
さて、そんなRENがなぜ急上昇しているのか?
理由のひとつは、上記のようなコンセプトが純粋に「将来性あり」と見なされていること。
そしてもうひとつは、開発が順調なことですね。
現在、RenVMというシステムのTestnetの開発が最終段階にあると公式が発表しています。
直近の開発状況としても、
- BTCおよびZECトランザクション(取引)を1つにまとめて処理できる管理システムの開発
- トランザクションをより安く、速くするシステムの開発
- RenVMの開発者向けドキュメントを準備
- 機能の改善、ガバナンスなどのプロジェクト内の議論を一般公開する試み
などが行われており、投資家から高く評価されています!
④【注目コイン】Bit-Z Token (BZ)が爆上げ必須!?
[Market] Bit-Z #BTCUSDT at $10,111.1 with a 24-hour increase of -4.08%
Now Bit-Z BTC_USDT perpetual contract is quoted at $10,111.1, fair price is $10,171.6, and 24h increase is -4.08%. The 24h trading volume was 64.21billion USDT, and the open cont was 1.09million USDT. pic.twitter.com/jxhJdgaOsp
— Bit-Z Group (@BitZ_Group) 2019年7月23日
今回は、香港の仮想通貨取引所Bit-Zが発行するBit-Z Token (BZ)を注目コインとしてピックアップします。
Bit-Z Token (BZ)は、バイナンスの「BNB」やHuobiの「HT」などと似た、取引所系トークン。
その特徴は、下記のとおりです。
- Bit-Zで取引すると、支払った手数料に対してBZがもらえる
- 5000BZ以上を保有することで、Bit-Zの取引手数料が50%OFFになる
- 取引所Bit-Zが得た取引手数料の20%が、BZ保有者に「配当」される
- 四半期ごとに20%分のBZを買い戻し、バーンが実施される(バーンされた通貨は二度と使えなくなることから、通貨の希少価値があがる)
阿部悠人の考察(重要度★★★)
取引所Bit-Zは、バイナンスやHuobiなどよりも知名度が低いので、「穴場コイン」ということでご紹介しました!
しかも、知名度が低めとはいえ、 取引所Bit-Zは出来高ランキングで世界の上位に食い込みはじめていて、実力は高く評価できます。
取引所系トークンは、取引所人気が高まるほど(投資家への配当金が増えるため)価格が上昇しやすくなります。
よって、今後に期待できると思いますよ!
事実、BZトークンはここ3ヶ月間で0.10ドル→0.17ドルへと、約1.7倍に上昇していますね。
BNBやHTよりもマイナーですが、だからこそ、より大きな上値余地が期待できそうです。
本日のまとめ
- イーサリアム&アルトの時代が来た…!?仮想通貨市場をけん引中
- 【異例】米SECが「登録なし」でのトークン発行を認める!!
- 仮想通貨RENがここ1週間で2倍以上に急騰!!その理由が判明
- 【注目コイン】Bit-Z Token (BZ)が爆上げ必須!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
最近の相場はビットコイン1強であり、アルトコインは売られがちですね。
しかし、アルトの中でもイーサリアムだけは頑張っており、ビットコイン以上のパフォーマンスを保っています。
過去5日間のBTC(青)とETH(黄)
ちなみに、イーサリアムは「過小評価」されているという専門レポートも出ています。
来年1月には大型アップデート「イーサリアム2.0」を控えており、割安感からも買いが入って来る状態です。
そんななか、世界最大の仮想通貨取引所Binanceへのビットコイン入出金額が、2019年で初めて入金額の方が上回る現象が見られ、今後BTC→アルトへの資金移動し、アルト復活の兆しが見られるのではないでしょうか。