こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→暴落!
本日、ビットコインは111万円台で推移しており、ここ24時間で8%下落。
時価総額トップ10でも、イーサリアム(ETH)が約16%も下落していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコイン108万円に暴落!!トランプ氏「ファンじゃない」仮想通貨を批判!!
速報
ビットコイン再度10000ドル割れ pic.twitter.com/8IbR0wOzgc
— くりぱか (@Creeperker) 2019年7月15日
仮想通貨ビットコイン(BTC)の下落が加速しています。
今月10日に13100ドル(約142万円)で推移していたビットコインは、15日(本日)には約9980ドル(約108万円)まで急落。
記事執筆時点で、ここ24時間の騰落率はマイナス10%を記録しています。
果たして、今回の下落要因は何だったのでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②【注目材料】OmiseGO (オミセゴー/OMG)、今月26日にバーン実施へ
#GOExchange community burns will happen once a month. The first one will be on July 25th. And we will burn $OMG for the first 3 months. #Omise #OmiseGO $GOT
— JUNΞ 潤 (@JUN_Omise) 2019年6月25日
時価総額37位の仮想通貨OmiseGO (オミセゴー/OMG)が、仮想通貨のバーン(barn)を今月26日に予定しています。
Omise Holdings長谷川潤CEOが、公式ツイッターで以下のように明かしたことから判明。
「バーンは月に一度行います。(中略)我々はオミセゴーを最初の3ヶ月間バーンします。」
なお、バーンの金額は取引所GoExchangeでの手数料収益3ヶ月間分の100%。
オミセゴー(OMG)にて「バーン」が実施されるのは初のことです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
オミセゴー(OMG)の上昇要因ですね!
そもそもバーン(barn)とは、仮想通貨を焼却し、使えなくしてしまうこと。
仮想通貨は需要と供給のバランスで価格が決まるので、バーンによって投資家の持つオミセゴーの希少価値が高まり、結果として値上がりしやすくなります。
なおオミセゴーは日本発の仮想通貨。
2018年8月には三井不動産などからの資金調達(出資)にも成功しました。
このように大手企業のお墨付きもあり、バーン実施により今後数ヶ月のホールドについては期待値が高いと考えています。
また、バーンなど大きなイベント前後は価格が大きく動きます。
戦略としては、「イベント発表があった時に仕込み→イベントの前日までに売り切る」というのが鉄板です。
もちろん、バーンによって希少価値が高まり、その後長期的に上昇していくことも十分あるので(BNBのように)長期ホールドでも構いません!
③イーサリアムがBTC建て「重要サポートライン」割れ
イーサリアム、BTC建てで、2017年3月以来の安値。 pic.twitter.com/VnSJ1pJEEt
— ビットコ君 (@urakasotabi) 2019年7月14日
仮想通貨イーサリアム(ETH)が大暴落しています。
6月27日に360ドル(約38,868円)の直近高値を記録したイーサリアムでしたが、15日には211ドル(約22,781円)まで急落。
記事執筆時点で、24時間の騰落率はマイナス17%と、ビットコインを大きく上回っています。
ビットコイン建てのイーサリアムでは、0.025ドルのサポートラインを割り込み、2017年3月以来の安値を更新しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
サポートラインとは、主要な安値を結んだラインのこと。
トレーダーの「買い場」として非常に意識されやすい価格帯で、上昇転換しやすいラインです。
しかし一方で、サポートを割り込んでしまうと「サポートラインが効いていない!」という投資家心理が共有され、売り注文が出てきます。
また、サポートラインのしたに損切りを入れているトレーダーも多いことから、大きく値を下げてしまうのです。
過去記事で、「サポートラインを割れば売り」とお伝えしていたように、今「落ちるナイフをつかむ」のは危険でしょう。
④15日(今日)よりビットメックスでの「大幅な価格変動」に注意!
BitMEX(ビットメックス)がインデックスの一時変更を発表、「大幅な価格変動の可能性」を注意喚起https://t.co/JhHmIVxEE7#BitMEX は7月14日21:00 UTC(日本時間15日6時頃)から、Krakenをインデックスから一時的に外す事を報告しました。これはKrakenのダウンタイムに対応した処置となります🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年7月14日
世界最大の仮想通貨取引所ビットメックス(BitMEX)が14日、インデックス(参照価格)から取引所Krakenを一時的に外すことを公表。
インデックス解除は日本時間15日午前6時から行われ、追加の時間は明らかにされていません。
これについてビットメックスは、
「インデックス価格が大幅に変動する可能性があることを認識しておく必要がある。」
と、ボラティリティ(価格変動率)増加の可能性を警告しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ビットメックスでは、
- Bitstamp
- Coinbase Pro
- Poloniex
- Kraken
といった取引所の価格を参照し、それぞれの通貨ペアのインデックスとしています。
つまり、これらの取引所を平均した価格が、ビットメックスの価格というイメージです。
なぜこのように複数の取引所を参照しているかというと、1つの取引所が動いただけで、急な価格変動が起きないようにするため。
逆に言えば、Krakenがインデックスから外れることで、ビットメックスでの価格変動が起きやすくなるのです。
場合によっては、わざとBitstampなどの他の取引所を「価格操縦」し、ビットメックスの価格を操ろうとするクジラ(大口投資家)もいるかもしれません。
今年の5月までビットメックスはKrakenを参照していなかったので、おそらく問題はないと思いますが、念のため警戒しておきましょう!
本日のまとめ
- ビットコイン108万円に暴落!!トランプ氏「ファンじゃない」仮想通貨を批判!!
- 【注目材料】OmiseGO (オミセゴー/OMG)、今月26日にバーン実施へ
- イーサリアムがBTC建て「重要サポートライン」割れ
- 15日(今日)よりビットメックスでの「大幅な価格変動」に注意!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ビットコインの売りが止まりませんね。
この要因として、大きく分けて以下の2点が挙げられるでしょう。
前者については、分かりやすいネガティブ材料ですね。
「トランプ砲」が仮想通貨業界まで飛んできています。
一方で、後者のステーブルコインUSDTについては、「これはひどい」としか言えないニュース。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
そもそもUSDTは、ビットコインを買う元手として活用されています。
そんなUSDTが大量発行されたら、「しばらくすると、誰かがUSDTを使ってビットコインを大量購入するはずだ」と考えた投資家が、先回りしてBTCを買い付けるのです。
しかし直後に「いやー、間違いでした」ですからね。
これはビットコインも大きく売られてしまいます。。
しかし、心理的節目である1万ドルで下げ止まっているので、ここで上昇転換できるのであれば、まだ「上目線」で問題はないでしょう!