こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは102万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。
時価総額トップ10では、多くの通貨が堅調に推移していますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①【衝撃】日本の金融庁、ビットコインの「投資信託」禁止か|他国へ数年の遅れも懸念
国会で金融庁と対峙の論陣を張れる人はいないだろうから、これで日本は、仮想通貨、ブロオクチェーン技術で他国に数年遅れをとってしまうだろう。残念。投信は外形基準だから仮想通貨20%の源泉分離課税への道だと思ったが。https://t.co/UDw2VXI24f
— 藤巻健史 (@fujimaki_takesi) 2019年11月5日
日本の金融庁は、2019年中にも仮想通貨の「投資信託」の商品を作ること、および販売することを禁止する方針であることが判明。
現在の日本に仮想通貨の投資信託はまだ存在しませんが、今後、仮想通貨への投資手段の1つとして投資信託が台頭すると期待されていました。
元議員で仮想通貨肯定派の藤巻健史氏はこれについて、
「これで日本は、仮想通貨、ブロックチェーン技術で他国に数年遅れをとってしまう」
と仮想通貨業界にとって大きなマイナスであるとの見方を示しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨Elrond(エルロンド/ERD)、韓国スマホ大手サムスンと提携で高騰中!
Elrond’s strategic collaboration with Samsung Blockchain opens a huge adoption opportunity with potential exposure to millions of users down the road!
We are thrilled to start this collaboration, here’s why this is a big deal for Elrond 💡 pic.twitter.com/faaFrJ3mEE
— Beniamin Mincu ⚡ (@beniaminmincu) 2019年11月4日
前月30日に0.0014ドル付近で推移していた仮想通貨Elrond(エルロンド/ERD)は、5日には0.0027ドルに急騰。また本日の24時間の上昇率も約11%に達しています。
Elrondは、ビットコインやイーサリアムなどの多くの仮想通貨で課題となっているスケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料高騰・取引遅延)を解決する仮想通貨プロジェクト。
「スケーラビリティ問題を解決する」というのは使い古された文句であり、似たようなプロジェクトが多数あります。
しかしElrondは、スケーラビリティ問題を解決するだけではなく、
- 分散的なブロックチェーンである(プロジェクトによる中央集権管理ではない)
- 相互運用性が高い(多くのブロックチェーンサービスと接続し、互いに運用できる)
というメリットを備えており、これらを両立している点が差別化となっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それでは、急騰要因をみていきましょう。
Elrond(ERD)は今年10月、バイナンスでのステーキング(仮想通貨を預けることで利息収入が得られる方法)が始まったこともあり上昇傾向にありました。
当ブログでも1ヶ月前に注目コインとしてご紹介しましたが、その後、さらに上がってきましたね!
直近でも、今月1日に応じられた以下の材料が追い風となっています!
- 韓国スマホ大手サムスンとElrondが提携!サムスンが自社のブロックチェーンウォレットにElrond(ERD)を採用へ
これについてElrondの創設者兼CEOのBeniamin Mincu氏は、「将来的に何百万人ものユーザーに触れることとなり、大きな普及の機会となる。だからElrondにとって重要」(意訳)と述べています。
まさにElrondホルダーにとって朗報ですね!
今後については、2020年にElrondにとって大きなプロダクトとなるDEX(分散型取引所)のローンチも控えています。
こちらについても、時期が迫るにつれ材料視され、上昇につながってくるのではないでしょうか。
③仮想通貨Kadena(カデナ)が今後上がる?高性能PoWのメインネットがリリース|その将来性とは
大型プロジェクト「Kadena」、メインネットをローンチ https://t.co/3HvRiBD7CK
ブロックチェーンプロジェクトKadenaが本日、メインネットの立ち上げを発表した。トークン販売プラットフォームCoinListで、2種類のトークンセールを11月5日から開催する。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年11月5日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Kadena(カデナ) をご紹介します。
Kadenaは、元JPモルガンのブロックチェーン開発者によりスタートした仮想通貨プロジェクト。
これまでビットコインに利用されてきたアルゴリズム「PoW」は、高いセキュリティを持つ一方、送金スピードは遅めです。
そこでKadenaは、複数のチェーンを組み合わせることで、毎秒1万トランザクションの高い処理能力を持つPoWの開発に注力しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
Kadenaといえば、今年9月にアメリカ最大の仮想通貨取引所コインベースが上場検討を発表。
コインベースは新たに17銘柄を検討中としましたが、Kadenaはその1つでしたね。
そんな追い風の中、さらに以下のような材料が発表されました!
- Kadenaがメインネットの立ち上げを発表!(今月5日)
メインネットとは、ネットワークの正式版のことで、価格面からは定番の好材料。
Kadenaのメインネットについては、立ち上げによって仮想通貨の採掘(マイニング)が正式に始められるようになりました。
では、今後についてはどうなのか?
- 今年11月5日から、CoinListで2種類のトークンセールを実施!
こちらは個人投資家も参加できるもので、プロジェクトは計2000万ドル(約21億7200万円)の資金調達に動き出します。
正真正銘、「大型」のプロジェクトですね。
現在、このコインを手に入れるためにはトークンセールに参加するしかなく、取引所などではまだ取り扱われていませんが、今後1~2年で一気に複数の取引所に上場してくるかもしれませんね。
KadenaのMartino氏は、
「イーサリアムが提供している中核的なユースケースであれば、我々なら、いとも容易く実行できる」
と自信満々なので、将来的な「打倒イーサリアム」もひょっとすると・・・と期待してしまいます!(笑)
本日のまとめ
- 【衝撃】日本の金融庁、ビットコインの「投資信託」禁止か|他国へ数年の遅れも懸念
- 仮想通貨Elrond(エルロンド/ERD)、韓国スマホ大手サムスンと提携で高騰中!
- 仮想通貨Kadena(カデナ)が今後上がる?高性能PoWのメインネットがリリース|その将来性とは
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
いずれは日本で誕生が期待されるビットコインETFへの悪影響も懸念されますね。
リップルのインフルエンサー「xKeiki@(公式)ながさきコイン」氏はツイッターで、
と分析しています。
日本が考えそうなことなので、十分あり得そう(笑)
まあビットコインが下落していないのが幸いですね。
さて、本日の主要ニュースをみていきましょう。
また今後については、ビットコインの歴史上、11月が大変動の月である点にも注目!
2017年と2018年には、それぞれ50%上昇もしくは下落し、大荒れでした。
今年の11月についても例外ではなく、8万人近いフォロワーを持つアナリストのThe Moon氏は、200日間移動平均線を上抜けたビットコインについて
と述べ、月末までに11500ドル(約163万)まで上昇すると予想しました。
少なくとも高いボラティリティは維持されそうなので、BitMEXではトレード日和が続きそうですよ!