こんにちは、阿部です。
世界最高額の手数料収入を得る、取引所「Binance」が発行する、「BNBトークン」は、7月18日バーン(barn)を実施します。
もともと人気の高いBNBトークンとあって、値上がりも期待されます。
そこで今回は、BNBトークンのバーンについて、その詳細や値上がり要因を分かりやすくご紹介します。
BINANCEのBNBトークンのバーン実施日が迫る
バーン(barn)とは、トークンの発行体が市場からトークンを買い集め、破棄することを言います。
バーンでは破棄された分、全世界の流通量が経るため、希少価値が上昇します。
バーンのスケジュールはトークンによってさまざまで
BINANCEのBNBトークンの場合、
- BINANCEの利益の20%でトークンを買い取り、バーンする
- バーンは四半期(3ヶ月)ごとに行われる
- BINANCEのBNBトークンの流通量が半分になるまでバーンを実施
となっています。
四半期ごとのバーンの最近の予定が2018年7月18日というわけですね。
BINANCEのBNBトークンは上昇要因も多い
BNBトークンは取引所「BINANCE」が発行しています。
BINANCEは「世界最大級の取引所」と広く知られていますよね。
2018年前期(1~6月)の収益は世界の取引所でなんとNo.1。
今年前期の収益は日本円で330億円でした。
2018年通算で、550億円~1100億円の収益となる見込み。
BNBトークンその仕組み上「BINANCEが儲けるほど価値が高まる」ようになっています。
- 収益の20%でバーンされるため、BINANCEが儲けるほどバーンが大きくなる
- BINANCEのBNBトークンの価値の本質は、「取引手数料の割引(50%)」にある
というのが大きな特徴。
ここで注目すべきは後者の取引手数料の割引です。
BINANCEでは通常、取引手数料が0.1%に設定されています。
しかしBINANCEのBNBトークンで取引手数料を支払うと0.05%(半額)になります。
仮想通貨には使い道がよくわからないものも多くありますが、BINANCEのBNBトークンでは「利用価値」がこのように明らかです。
強い取引所(BINANCE)ととセットになっているため、強いトークン(BNB)が実現する仕組みなのですね。
仮想通貨取引所開設同盟計画でBINANCEのBNB需要増大も?
BNBトークンの代表的な値上がり要因は上述の「バーン」です。
しかしそれ以外にも、BINANCEのプロジェクト「仮想通貨取引所開設同盟計画」があります。
これはBINANCEが新設の取引所をサポートするサービスで、
- スナップショット
- ウォレット
- アセット決済システム
- 多言語サポート
- KYCとAMLのシステム施行経験データ
などがBinanceから提供されます。
対象となるのは新設の取引所で、これらを利用するためにはBINANCEのBNBトークン(10万枚)の保有が必要です。
新設の取引所が大量のBNBトークンを保有することになるため、強い買い圧力が生まれることになるでしょう。
これもBNBトークンの好材料の1つです。
バーンで必ず上昇するとは限らない点に注意
バーンは値上がり要因の1つではありますが、確実に値上がりする傾向や保証はありません。
そればかりか、期待感からの上昇がバーン直前まで続き、バーン実施後に値下がりするパターンもあります。
投資家がバーンをどのように捉えるかパターンは2つあるでしょう。
- 3ヶ月に1回(BINANCEのBNBトークンの場合)の「好材料」
- 「材料折り込み済み」で、価格には影響しない(材料とはいえない)
前者の場合、今回のバーンについても何らかの動きを予測し、備えることになります。
しかし後者の場合は、特段バーンを意識しないということになるでしょう。
すでに材料が織り込まれている(価格に反映された「後」)と考える立場だからです。
個人的には、すべての人がバーンを意識し、購入しているわけではないため、完全な「材料折り込み済み」状態とはいえないと考えています。
ですのでBINANCEのBNBトークンの今後の上昇には期待しています。7月18日実施のバーン(barn)。
皆さんもぜひ注目してみてください!