こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅上昇!
本日、ビットコインは44万円台で推移しており、ここ24時間で約6%上昇。
時価総額トップ10通貨では、時価総額6位のライトコイン(LTC)が約11%の大幅上昇となりました。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でDEXが約91%上昇!
次世代の取引所DEX(分散型取引所)のプロジェクトとして期待されていますね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインが一夜で4万円近く急騰!今度どうなる?今が「稼ぎ時」?
ビットコイン4000ドルを回復 仮想通貨取引所ビットフィネックスのメンテを警戒する声もhttps://t.co/pjsjuDjPo7
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年1月6日
日足ベースで長らく横ばいだったビットコイン(BTC)が、1月7日午前2時頃、41.5万円から一時44.9万円に瞬間急騰しました。
横ばい相場に突入した12月26日以降一度も見られていなかった急騰を見せ、過去13日間の高値を更新。
心理的な節目として意識される「40万円」および「4000ドル」の両方のラインも上抜けました。
ただし、先の12月24日には47.4万円まで上昇した後、下落に転じています。
果たして、今後の相場をどのように考えればよいでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②取引所DX.Exchangeがリップルなど7通貨を上場!
Ripple(リップル/XRP)、Cardano(カルダノ/ADA)など7通貨がナスダック提携の取引所https://t.co/xzR7RHRnMfに上場!#ニュース #取引所 #仮想通貨 #暗号通貨 #DXExchange #XRP #ADA #LTC #ENG #OMG #DGB #SHR #エストニア #NASDAQhttps://t.co/2onGciRpH5
— BD@新時代の金融メディア (@bitdays_jp) 2019年1月7日
エストニアの仮想通貨取引所「DX.Exchange」は、リップルなど7つの仮想通貨の取り扱い開始を発表しました。
通貨ペア一覧は下記のとおりです。
- リップル(XRP):BTC、ETH、EUR、JPY、USDの5ペア
- ライトコイン(LTC):BTC、ETH、USDの4ペア
- エニグマ(ENG):BTC、USDの2ペア
- オミセゴー(OMG):BTC、ETH、USDの3ペア
- エイダコイン(ADA):BTC、ETH、USD、JPYの4ペア
- シェアトークン(SHR):BTC、USDの2ペア
- デジバイト(DGB):BTC、ETH、EUR、USDの4ペア
阿部悠人の考察(重要度★★★)
世界各地に多くの取引所がありますが、DX.Exchangeはナスダックと提携し、ナスダックの取引システムを採用しているまれな取引所です。
将来的にDX.Exchangeは、ナスダックに上場する10銘柄をトークンとして売買できるようにする予定もあります。
ナスダックといえば、グーグル、Amazon、マイクロソフト、アップルなど、アメリカを代表する株式が上場。
これだけで、上記がいかに大きなニュースであるかが分かりますね。
特に、JPY(日本円)ペアが用意されているリップル(XRP)とエイダコイン(ADA)については、日本からの資金流入も期待できるので注目しましょう!
③スイスで仮想通貨推進派の議員が「大統領」に選ばれる!
◆仮想通貨支持の政治家、スイスの新大統領に◆
スイスの前財務相のウエリ・マウラー氏は、2018年12月の議会選挙で201名の支持を受けスイス連邦の大統領となった。
同氏の財務相在任中、スイスは司法上、世界でも有数の仮想通貨に好意的な国の1つとなった。【情報提供:金色財経】#huobi
— Huobi Japan (@HuobiJapan) 2019年1月7日
スイス連邦にて、仮想通貨推進派の政治家ウエリ・マウラー氏が次期大統領に選ばれたことが分かりました。
2016年、当時経済相に務めていたマウラー氏は会見で、
「スイスはこの分野(フィンテック分野)で最も重要なプレーヤーの1人であり続けたいと考えている」
と語っており、今後、仮想通貨税制の優遇やクリプト企業誘致に何らかの働きかけがあるかどうか注目されます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
いやー、これは面白いことが起きそうですね。
たとえば、日本で仮想通貨推進派の議員といえば「藤巻健史」氏がいらっしゃいます。
もし藤巻議員が日本国総理大臣になったら・・・ワクワクしませんか?
これと同じことがスイスで起きてしまったというイメージですね!
「でも、スイスの仮想通貨業界ってどうなの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
実はスイス、仮想通貨がもっとも盛んな国の1つに挙げることができます。
世界的な仮想通貨のメッカ「クリプトバレー」もスイスにありますね。
過去記事でクリプトバレーについて取り上げていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
④アナリストWoo氏「BTCの弱気相場はまだ続く」その根拠は?
昨年末のBTC価格下落を予想した分析家が、独自考案の指標「NVT」を用いた最新仮想通貨相場分析を発表https://t.co/GfYaCkjS3c
昨年末の下落「BTC6,000ドル割れ」の予想を的中させた著名アナリストのWilly Woo氏が、自身の考案した指標NVTで仮想通貨の実価値を計測した2019年の新たな分析を発表した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月7日
ビットコインは一時的に上昇しているものの、まだ本格的な上昇トレンドに復帰してはいないと上記で考察しました。
これと同じ主張をしているのが、著名なアナリストWilly Woo氏です。
同氏は、
「6,000ドルから3,000ドル(約65万円から33万円)への移行は巨大な取引量を生み出したものの、(再度人が集まり)取引の累積が始まったことを示唆するものでは決してなかった。」
とした上で、
- 200日移動平均線をローソク足が下回っていること
- Woo氏のオリジナル指標「NVT」が弱気相場を示していること
を根拠に、下落トレンドの継続を主張しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
Willy Woo氏のオリジナル指標である「NVT」については割愛しますが、ファンダメンタルズ(経済環境)分析の一種ですね。
つまりWoo氏は、テクニカル分析(チャート分析)とファンダメンタルズ分析の両面から、上昇トレンド復帰を否定していることになります。
また合わせて、BTC価格の大底は2019年2Q(3~6月)頃だと主張しています。
Woo氏の大局観には個人的に共感できるところがあり、僕も過去記事で、ビットコインは2019年後半から本格的な上昇トレンドを形成していくと解説させていただいています。
遅かれ早かれ2017年のような上昇トレンドはやってくると考えていますので、焦らず待ちましょう!
本日のまとめ
- ①ビットコインが一夜で4万円近く急騰!今度どうなる?今が「稼ぎ時」?
- ②取引所DX.Exchangeがリップルなど7通貨を上場!
- ③スイスで仮想通貨推進派の議員が「大統領」に選ばれる!
- ④アナリストWoo氏「BTCの弱気相場はまだ続く」その根拠は?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
腰の重かったビットコインがついに吹き上がりましたね!
そもそも、全然動かない状態(持ち合い相場)は、売り手と買い手のパワーバランスが拮抗して発生します。
今回それが解消されたため、今後数日間のボラティリティ(値動き)は大きくなるでしょう。
短期トレーダーにとしては「稼ぎ時」ですね笑
ただし、ここを長期的な上昇トレンドの始まりと捉えるのは早計です。
以前もお伝えしましたが、上目線への転換は「50万円」の上抜けが条件です。
50万円は心理的な節目であるとともに、テクニカル分析における節目でもあります(「レジスタンスライン」と呼びます)。
今後、
を注視してから判断していきたいところですね。