本日ビットコインが急落した理由は?米雇用統計&金が背後にあった!

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは123万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。

時価総額トップ10では、ビットコインキャッシュ(BCH)が先日大高騰するも、本日は大幅下落。

この乱高下の理由について、後ほど解説していきます。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①本日ビットコインが急落した理由は?米雇用統計&金が背後にあった!


ビットコインは前日比2%弱下落し、一時は120万円台まで下落。

7月中旬からは上図のように上昇傾向ですが、直近の2日間(白丸部分)では上値を重くしています。

ビットコインが伸び悩んでいる理由として、「金(ゴールド)」を挙げる声も。

ビットコインは「デジタル・ゴールド」とも呼ばれるように、2100万枚の発行上限があることから金と同じく価値保存の手段に用いられるようになっていますが、直近の2日間のチャートは、金とBTCで酷似。

金(ローソク足)とBTC(イエロー)

両者の価格連動が始まった今月6日、米雇用統計が発表され、非農業分門の就業者数は170万人超増加。

予想を上回る良好な数値で、リスク資産の株が買われ、安全資産の金が売られました。

市場ではこのため、ビットコインは金と連動して下落した、との見方が有力です。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

短期的に下落したとはいえ、2%弱なので大したことはありませんね。

長期的な上昇を狙うなら、ドルコスト平均法などでコツコツ買い増ししていきたいところ。

コインメトリックス(Coin Metrics)が面白いデータを発表しています。

出典: Coin Metrics

上図は、ビットコインが220万円の最高値を付けた2017年から、ドルコスト平均法をスタートさせた場合のパフォーマンス(黄:ビットコイン価格、青:投資パフォーマンス)。

いわばバブル崩壊寸前の「最悪のタイミングでの投資開始」ですが、それでもドルコスト平均法を続けた結果、プラス転換していることがわかりますね。

長期投資家の心の支えになるようなデータです!

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 韓国メガバンクKB Kookmin Bankが仮想通貨カストディ事業に参入
  • 米SECの仮想通貨支持派Hester Peirce(クリプトママ)が2025年まで任期延長へ
  • バイナンスの米ドルステーブルコインBUSDがNY当局に承認され、銀行など金融機関も扱い可能に
  • Zaif、大阪の時計メーカーフランク三浦制作の「新作Zaif時計」デザイン案を公開(下図)

なお、ビットコインキャッシュ(BCH)がすさまじい乱高下ぶりですね。

  1. 7月31日~8月2日:18%上昇
  2. 8月2日:約30%下落
  3. 8月2日~4日:約29%上昇
  4. 8月6日~7日:約15%上昇
  5. 8月7日~8日:約15%下落

この背景にあるのはビットコインキャッシュが分裂し、新通貨が新たに付与されるのではないかとの憶測が広まっていること。

大手マイニングプールViaBTCのHaipo Yang CEOが、BCHを分裂させ、新たにBitcoin Cat(仮称、BCC)を開始するとの考えをツイッターでつぶやいています。

現ビットコインキャッシュは11月15日のアップグレードで、マイニング報酬の一部を開発者へ還元する仕組み(開発者ファンドへの充当)を追加する予定です。

しかしこれは「マイナーの取り分が減る」ことを意味するため、大手マイナーのViaBTCは反対していると考えられます。

まだ不確定要素が多いものの、うまく立ち回ることで利益を得られる可能性もあるので、注視していく必要がありますね!

本日のまとめ

  • ビットコインは前日比2%弱下落し、一時は120万円台まで下落。とはいえ、長期的な上昇を狙うなら、ドルコスト平均法などでコツコツ買い増ししていきたいところ!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!