こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
本日の相場→横ばい
本日、ビットコインは99万円台で推移しており、ここ24時間で3%上昇。
時価総額トップ10では、リップル(XRP)が約2%下落していますね。
XRPでは、リップル社が国際規格「ISO20022」に加盟するという材料がありました。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ウォーレン・バフェット「衝撃発言」でビットコインが下落!?
投資の神様バフェット氏が、「今日、明日、来週、来月に株を買うのは奨められない」と発言しましたね。#BTC と米国株の連動が高まっている中、短期的には仮想通貨に強気になれないという方も多いでしょう。
ただ中長期的には、米国の3兆ドルの国債発行がBTCを相対的に押し上げる動きに注目💡 pic.twitter.com/AHfoN0LgfF
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) May 7, 2020
株式市場とビットコインの価格連動性が高まる中、市場では、BTCのさらなる上昇に、株価上昇が必要との見方が強くなっています。
そんな中、投資の神様として知られるウォーレン・バフェット氏が自社バークシャーハサウェイの株主総会で、
「今日、明日、来週、来月に株を買うのは奨められない」
と発言。
上図のように、ビットコインは昨今、バフェット氏が資金を投じる米国株市場(S&P500)との連動性が高くなっています。
上図の相関係数は、「1」に近づくほど価格連動性が高いことを表しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
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本日のまとめ
- バフェット氏の米国株への弱気発言がビットコイン上昇の足かせになることはある?結論あり得るが、長期的には心配は無用か
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
バフェット氏の米国株への弱気発言が株価の下落につながり、株と連動しやすいビットコインの足かせになることはあるのでしょうか?
結論としては、あり得るでしょう。
アメリカでの「バフェット崇拝」は熱烈なものがあるので、株式市場をベンチマークにビットコインに資金を投じている投資家には、一定の心理的影響があります。
ただし、上図を見てもわかるように、ビットコインは「金(安全資産)」との相関係数も高くなっています。
アメリカは2020年4~6月、コロナ対策の費用捻出のための国債発行や借入金が、3兆ドル(約320兆円)にも達する見込みです。
いくら米国とはいえ、3兆ドルの「借金」はとてつもない金額(前年の75倍であり、過去最高)。
このことから、「米国経済への懸念の高まり→ドルの信頼低下→安全資産の金が買われて上昇」というシナリオも考えられ、金にビットコインが追随するという期待もあります。
株価も長い目で見れば反発するでしょうから、ビットコインは長期的には「強気」でOKですね!
さて、本日の主要ニュースはこちら。
なお、仮想通貨XRPを発行するリップル社が、金融業界で主流になりつつある通信メッセージ規格「ISO20022」に加盟したことが判明しました。
ISO20022は、70ヵ国以上で採用され、あのVisa(クレジットカード)やSWIFT(国際送金システム)も加盟している国際規格です。
リップル社にとって、国際的な相互運用性の向上や、扱えるデータの増加などのメリットがありますね。
端的にいえば、伝統的な金融業界で存在感を増すことができるので、XRP価格にとっても好材料でしょう。