こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
9月15日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは73万円台で推移していて、ここ24時間での値動きはほぼなし。
時価総額トップ10通貨でも、ほとんどの通貨で目立った値動きはありません。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間で RChain (RHOC)が約26%も高騰。
RChainは値上がり材料の1つである「メインネット移行」を控えており、昨日に引き続き急上昇ランキングトップです!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①フランス、ついにICO合法化へ!今後どうなる?
ついにフランスも仮想通貨ICOの合法化へ、仏政府が新たなICO規制法案が可決https://t.co/Yk7ynd6r6P
詐欺などで問題視されるICOの今後の展開が見えそうだ。
フランス国会、ICOに対する新たな法律の枠組みを可決された。
複数のルールが設定されているものの、事実上、仏国内でのICOの合法化となる。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年9月14日
フランスで、「26条」と呼ばれるICOの法律が可決されました。
これにより一定の条件を満たせばフランスにてICOを実施することが可能となります。
たとえば、
- ICOは、投資家の資産を保護すること
- フランスの規制当局(AMF)にICOを報告し、許可を受けること
などの条件を満たせば、ICOが可能です。
日本やアメリカのICOへの慎重な姿勢とは、まさに正反対の決断といえるでしょう。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②「仮想通貨が1000倍になるシナリオ」有識者の見解は?
「仮想通貨が1000倍になる時は金融システムを引き継ぐ時」=シェイプシフトCEO⚡️
◆「金融システムを引き継ぐには10年以上かかる。ヴィタリックは冷静」
◆「課題の一つは、仮想通貨のことをあまり分かっていない政府がひとたび理解したら戦いを挑んでくること」https://t.co/QN6noh8opJ
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月14日
「もし仮想通貨が1000倍になるとしたら、それは仮想通貨が金融システムを完全に引き継ぐ時」
「それには10年以上かかるだろう」
エリック・ボールビーズ氏は、仮想通貨が1000倍になるシナリオについて、上記のように述べました。
エリック・ボールビーズ氏とは:
シェイプシフト(仮想通貨両替サービス)のCEO。8月末、仮想通貨の弱気相場はまだ終わっていない、と発言した。
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨市場の今後については、いろいろな有識者が議論を交わしています。
上記のエリック・ボールビーズ氏は、「仮想通貨は1000倍も成長しない」と予測するブテリン氏の発言を「冷静」と評価。
強気な予測からは一歩離れたところで相場を見ている1人ですね。
とはいえ同氏ですら、「仮想通貨が金融システムを完全に引き継ぐ時」という条件付きですが、1000倍になるシナリオを考えています。
強気と弱気のバランスの取れた見方をしており、共感できる人は多いのではないでしょうか。
③「仮想通貨は底を打った」と有名投資家が分析
This is the BGCI chart…I think we put in a low yesterday. retouched the highs of late last year and the point of acceleration that led to the massive rally/bubble… markets like to retrace to the breakout..we retraced the whole of the bubble. #callingabottom pic.twitter.com/EasTBYgjSj
— Michael Novogratz (@novogratz) 2018年9月13日
上記の流れからもう1つ、有識者の見解をご紹介しましょう。
投資家のマイケル・ノボグラーツ氏です。
マイケル・ノボグラーツ氏とは:
仮想通貨業界でもっとも有名な投資家の1人。元ゴールドマン・サックスのパートナーで、現ギャラクシー・インベストメント・パートナーズのCEO。
同氏は、ツイート(上記)にて、バブルがはじけた大暴落の後、「底」を打ったとの見解を示しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「底」を打ったとの同氏の見解をどう考えればいいでしょうか。
これは、おおむね正しいでしょう。
というのもチャートを見れば分かりますが、仮想通貨バブルが生じる前の水準までしっかり下げているからです。
ただし、10%、20%の変動は仮想通貨にとって「誤差」の範囲。
ですので、「おおむね底」なのではないか、と考えています。
④バンク・オブ・アメリカとメリルリンチもBTC取引提供へ
【翻訳】
「バンク・オブ・アメリカとメリルリンチがBTC取引商品を準備中か。ゴールドマンサックスやモルガン・スタンレーと同様の動き」
参入ラッシュ。シティグループもDAR開発中。11月はBakktも開設。
来年の市場は想像を絶する飛躍となる可能性あり。#XRP #仮想通貨 https://t.co/LKRVtU8Sr7
— カピさん (@lovexrp) 2018年9月15日
最近、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレー、シティグループの相次ぐ仮想通貨参入が話題となっています。
そんな中、新たに「バンク・オブ・アメリカ」(世界的銀行)と「メリルリンチ」(元米国三大投資銀行)の参入も報じられました。
世界的大企業・銀行が出そろってビットコインに進出しようという動きになっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
「バンク・オブ・アメリカ」と「メリルリンチ」が参入するのは、ビットコインのDAR取引と呼ばれるもの。
(DARについては、下記リンクから関連記事をご覧ください!)
端的にいえば、これによりビットコインを買えるルートがまた1つ増えることになります。
大手が参入しつづけてくれる限り、まだまだ投資家の新規参入も増えそうです!
9月15日のまとめ
- ①フランス、ついにICO合法化へ!今後どうなる?
- ②「仮想通貨が1000倍になるシナリオ」有識者の見解は?
- ③「仮想通貨は底を打った」と有名投資家が分析
- ④バンク・オブ・アメリカとメリルリンチもBTC取引提供へ
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
一言でいえば、仮想通貨業界にとってグッドニュースです!
フランスのこの決断には、重要な理由が隠されています。
ICOを合法化したり、仮想通貨フレンドリーな政策をとる地域がありますが、その理由の多くは「経済的なメリット」です。
フランスは、ICOを合法化することで、伸びしろある仮想通貨関連企業を誘致しようとしているのです。
ちなみにフランスはヨーロッパで3番手の経済規模。
このためフランスのICO合法化だけでも好材料なのですが、他国に合法化の波が広がる可能性もあるので期待しましょう!