こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコイン99万円台で推移しており、ここ24時間で約4%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が同程度の下落となっていますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①BTC急騰から一夜、次のターゲットは「○○万円」|最有力のシナリオ「ワイルドカード」とは
まさにジェットコースター相場 仮想通貨ビットコインの行方は…【価格予想】$BTC #Bitcoin #ビットコイン #仮想通貨https://t.co/bI1KyUl8dC
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) 2019年10月26日
今月25日に約81万円で推移していたビットコインは、26日に112万円に到達し、上昇幅は一時「30万円」となりました。
この大高騰について、投資家はどのように捉えているのか。
有名テクニカルアナリストのアレッシオ・ラスターニ氏は、今回のビットコイン急騰劇を見て、
「200日間SMA(移動平均線)によるサポートが間違いなく重要であることが示された」
と分析。

緑の200SMAにサポートされて上昇(出典:Alessio Rastani氏)
もし今後、同様に200日間SMAにサポートされる展開が続くのであれば、同氏が「ワイルドカード」と呼ぶシナリオになることが濃厚と予測しました。

200日線にサポートされた場合(緑)と200日線を割った場合(赤)の2つのシナリオ(出典:Alessio Rastani氏)
ワイルドカード・シナリオでは、ビットコインは上図のように8700ドル~7000ドルで底を打ち、第3波の上昇(緑)を迎えることに。
またもし200日線を割り込んだ場合、5000~6000ドルで底を打ち、同じく第3波の上昇(赤)に戻ります。
どちらのシナリオでも第3波の矢印は2万ドル=215万円前後までの上昇を想定しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

②仮想通貨NEO(ネオ)が急騰している要因がついに判明!
Announcing NEO•ONE 2.0! Take your dApp from idea to production.https://t.co/r2PhQBc0b6
— NEO•ONE (@neo_one_suite) 2019年10月23日
今月25日に6.8ドルだった仮想通貨NEO(ネオ)は、27日(本日)には9.7ドルに到達。また本日の24時間の上昇率は約6%となっています。
NEOは、スマートコントラクト(契約機能)やDApps(分散型アプリケーション)、ICOなどのプラットフォーム系仮想通貨。
これらの機能はイーサリアムにも共通しているため、NEOは「中国版イーサリアム」とも呼ばれます。
NEOは取引速度に優れており、イーサリアムの毎秒15〜20件に対し、毎秒1000件のトランザクション(取引)を処理することができます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

それでは、NEOの急騰要因をみていきましょう。
- 「NEO・ONE 2.0」が発表!(今月23日)
この技術的アップデートが大きいですね。
NEO・ONE 2.0の発表により、スマートコントラクトやDAppsを作成することがより簡単になりました。
これが最終形態ではなく、今後はNEO・ONE 3.0が発表予定となっているので、将来の材料としても注目ですね。
さらに、NEOはメインネット(正式版)の発表から3周年を迎えました。
熱烈なファンの心理を考えると、これも上昇を後押しするポジティブ要因となった可能性があるでしょう。
なお今後は、Blockshowとの提携により、11月14日にシンガポールでミートアップ開催が予定されています。
NEO創設者も登場するようなので、何らかの重要な発表があればもう一段の上昇に繋がるかもしれません!
③仮想通貨Cardano (カルダノ/ADA)の将来性が期待できる理由|スマートコントラクト「Plutus」で今後上がる?
Cardano財団は業者・売店向けのADA決済ソルーションや処理システムを提供できるため、@COTI networkと提携しました。今回の決済ソルーションは簡単に#adaPayボタン、またはQRコード(Point of Saleシステム)として業者側のウェブサイトに導入できるように開発されました。https://t.co/DNiQ49Dcmp pic.twitter.com/FDqlHIuRP8
— Cardano Foundation (@CardanoStiftung) 2019年10月23日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Cardano (カルダノ/ADA)をご紹介します。
Cardanoは、イーサリアムを開発したチャールズ・ホスキンソン氏が手がけるプラットフォーム系仮想通貨として知られています。
2015~2016年にかけて日本でICOトークンが販売された際、当初は「詐欺コインではないか」との疑念を持たれていましたが、それを払しょくし現在は時価総額12位に位置するなど、主力コインとしての地位を確立しています。
Cardanoはイーサリアムと似た通貨ですが、より複雑な契約にも対応するスマートコントラクト「Plutus(プルータス)」を採用していることが特徴です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

それでは、Cardanoの注目ポイントをみていきましょう。
実はCardano、最近になっていろいろ「キテる」コインなんですよ。
- Cardano経由して、食料品の購入が可能に!Cardanoの公式パートナー「EMURGO」が開発するYoroiウォレットのサポートにより実現
- ADA払いによる決済システムが提供!Cardano財団とCOTI networkとの提携により実現
特に注目は後者で、決済システムを導入した店舗は、顧客からADAコインを受け取った直後、瞬時に35の法定通貨で決済処理。
法定通貨を銀行口座で直接受け取ることが可能となります。
Cardano普及に向けてポジティブなニュースとなりました。
そしてもう1つ期待できる動きが。
ADAはProof of Stake(PoS)という仕組みを利用しているので、ステーキング(ビットコインでいうところのマイニングに相当)により配当収入を得ることができます。
それについて公式パートナーのEMURGOが今月17日、Yoroiウォレットを使ったステーキング報酬プログラムに参加する方法をYouTube動画で解説。
その動画が日本語字幕に対応していたことから、将来的にはステーキングを目当てとした日本人のカルダノ保有者増加(=買い圧力増加)に繋がりそうです(※ステーキングはまだテスト段階です)。
さらに個人的には、Cardanoがセキュリティトークンオファリング(STO)へのフォーカスを強めていることも好感しています。
セキュリティトークンとは:
米国証券法などの国家による規制の中で、資金調達を目的として発行される仮想通貨(トークン)のこと。ICOは規制に則っておらず、セキュリティトークンはあらかじめ規制に則り、「有価証券」であることを目指す点が異なる。
STOはICOに続く流行になる可能性が高いので、そこに目を付けているCardanoの将来性はますます楽しみなものになってくるでしょう!
本日のまとめ
- BTC急騰から一夜、次のターゲットは「○○万円」|最有力のシナリオ「ワイルドカード」とは
- 仮想通貨NEO(ネオ)が急騰している要因がついに判明!
- 仮想通貨Cardano (カルダノ/ADA)の将来性が期待できる理由|スマートコントラクト「Plutus」で今後上がる?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ビットコイン急騰から一夜が明け、現在100万円前後で推移していますね。
急騰の当初から、中国・習近平主席のブロックチェーン推進発言がビットコイン大暴騰の要因だとする見方がありました。
では現在はどうなっているかというと、、、その見方はますます決定的になっていますね。
大手メディアはもちろん、有識者やインフルエンサーも中国に熱い視線を送っています。
また本日の主要ニュースも、
といった中国関連の材料が存在感を放っています。
市場心理としても「チャイナパワーが後ろ盾にあるから安心」といった楽観ムードになっており、ビットコインは中国効果で最高値(220万円)へトライするエネルギーを得た形。
2020年5月にはビットコインの上昇要因である半減も控えています。
そこに向けて「下げたら買い増し」の要領でコツコツ安値を拾っていくのが手堅い戦略だと考えています!