こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?⇒上昇!
ビットコインは昨日の下落から打って変わって上昇に転じています。
下落よりも強い勢いで1万円ほど上げてきましたね。
やはり71万3千円のラインは比較的買われやすい価格帯の様です。
時価総額トップ10通貨では、リップル(XRP)が3%上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でMobileGo (MGO)が約17%の高騰。
Xsolla(ゲーム販売プラットフォーム)の支払い手段に追加されたことを受け、上昇に繋がっていますね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①リップル上昇中!コインベースカストディへのXRP追加発表で
Today, we’re proud to announce that Coinbase Custody has obtained a license under New York State Banking Law to operate as an independent Qualified Custodian. https://t.co/6uGZG0UzvF
— Coinbase (@coinbase) 2018年10月23日
ここ24時間でリップル(XRP)は3%上昇。
コインベースの仮想通貨保管サービス「コインベースカストディ」へのXRPが追加が要因と考えられます。
コインベースカストディは、アメリカ最大級の取引所「コインベース」の完全子会社。
その高い信頼性から、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から認定を受けたことも分かっています。
これによってニューヨーク州で、法律に基づいて「適格なカストディサービス」として営業することができるようになりました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ソニー、ICカード型のハードウォレットを開発!
ソニー、ICカードを利用した「仮想通貨ハードウォレット技術」を開発。会社発表。 pic.twitter.com/KTbgxGw6Qo
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2018年10月23日
ソニー(SONY)系列の「コンピュータサイエンス研究所」は10月22日、非接触ICカード型のハードウォレットを開発していると発表しました。
一般的なウォレット(電子サイフ)はパソコンやスマートフォン端末に仮想通貨の秘密鍵を保管しますが、ハードウォレットはウォレット機能に特化しており、専用端末に秘密鍵を保管します。
さらに、通常のハードウォレットはUSBでパソコンに接続するため、最低でもUSB接続部ほどの大きさを確保する必要がありますが、ソニーの開発するICカード型は小型で持ち運びしやすくなるのが特徴です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
新しいウォレットを日本企業が提唱してくれるのはうれしい限りですね!
ハードウォレットはインターネットから隔離して仮想通貨の秘密鍵を保管できるため、ハッキングに強いです。
とはいえ現在の主流はUSB接続型で、これは①基本的にパソコン利用を想定、②持ち運びにくい、ことからライト層に広がりにくいんですよね。。
もちろん、投資目的で仮想通貨を保有する層なら「余裕だぜ!」となるかもしれませんが、これから支払い目的のユーザーが増加してくることを考えると、クレジットカード感覚で持ち運べるICカード型がベストでしょう!
仮想通貨を手軽に、安全に保管できる日が来るためにも、日本企業ソニーに頑張ってほしいところです。
③日経平均株価の下落と仮想通貨の「セリクラ」は同時に来る?
日経平均がお亡くなりになりそうなところで閉まりましたね。アメリカ株も弱いし、このまま落っこちたら、明日の日本市場開幕と同時に日経が急落し、ビットコインもズドーンといっちゃいますね。仮想通貨セリクラはこれらが暴落した時に道連れで起きますね。間もなくか・・・? pic.twitter.com/sxw2kRhAx1
— 阿部悠人 (@abeyutos) 2018年10月23日
日本を代表する225社の「日経平均株価」は10月23日、2ヶ月ぶりに2万2000円割れ。
仮想通貨は特に最近、日経平均株価と連動する傾向があることから、株式市場が下落すれば仮想通貨の一段安が予測されます。
仮想通貨市場に特別な悪材料がなくても下落が考えられる点には注意が必要。
とはいえ、それが上昇トレンド転換前の急落「セリング・クライマックス」に繋がる可能性もあると期待されます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「日経平均株価が下がると、なぜ仮想通貨も下落するの?」と疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。
この要因は、株式市場と仮想通貨市場の両方に参加する投資家にあります。
株式市場が暴落すると、信用取引のトレーダーに追証(追加の証拠金)が発生します。
そうしたトレーダーはビットコインを売り、追証の支払いに当てるため、仮想通貨市場が下落するのです。
その他にも日経平均株価と仮想通貨市場の連動には、①仮想通貨は日本の取引量が多いので日本株に影響されやすい、②日本株の下落はアメリカ株の下落が関係していることが多いため日本だけの問題ではない、という事情も。
ただ、そうした影響で仮想通貨市場がもう一段大きく下落すれば(セリクラ)その後、長い上昇トレンドに転じやすくなります。
個人的にもそういう展開は大歓迎ですね!
④コインチェック再開は間近?マネックス株が急騰
コインチェックが昨日、利用規約の改正を発表した14:30過ぎ🕰
直後にマネックスGのチャートが急騰したよ😊
実際の【コインチェック再開】はトレ転が期待出来るファンダだという事📈
今は単一銘柄のカンファレンスや材料より、CC再開を待ちましょう😊#仮想通貨 pic.twitter.com/gSg7BuRjiB
— SACHI@リップル(XRP)本命 (@bakuagecoin) 2018年10月24日
2018年1月にネム580億円を流出させた「コインチェック」。その後、取引所を停止していました。
そんななか23日、コインチェックは公式ツイッターで利用規約を大幅に改正すると発表。
取引所を再開させるための準備の一環と見られ、再開が近いとのウワサも。
また、上記を受けてコインチェックを買収したマネックスの株価は480円→520円へと急騰しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
いやー、コインチェック再開の期待の高さは想像以上ですね!
今からコインチェック振り返ると「どうしようもない取引所」みたいなイメージがありますが、1年前まで、bitFlyer・Zaifと並んで国内三大取引所でした。
口座数も200万弱という凄い規模で、2017年までの上昇トレンドを支えた重要な取引所です。
再開のウワサでマネックスの株価が上昇していますが、もしコインチェックが再び成功を収めるのなら、仮想通貨市場にも同じようにマネーが流入することになるでしょう!
明日のビットコイン予測
昨日は71万3千円のラインを割って一気に下落する予想でしたが、この上げ方を見るに短期的に上昇する可能性も出てきました。
中期的な予想として下落目線は変わりませんが、短期的に上昇するかどうかは73万円と71万3千円の間のレンジ相場をどちらに抜けるかにかかっています。
もし上に抜ければ74万5千円代までの上昇も想定に入れる必要がありそうです。
ただ、今の相場だと上昇したとしても一過性に終わりやすいので、年初からの下落ムードを払拭するような大ニュースが出ない限りは更なる上昇は難しいです。
まだしばらくはレンジ相場の中で推移しそうなのでどちらに抜けるか注目です。
レンジ相場
一定の値幅の中で価格が上下を繰り返す相場のこと。「ボックス相場」「持ち合い相場」「往来相場」とも呼ばれる。投資家が売りか買いか迷っている時に現れる相場で、レンジ相場が長ければ長いほど均衡が崩れた時に上か下に大きく動く。
本日のまとめ
- ①リップル上昇中!コインベースカストディへのXRP追加発表で
- ②ソニー、ICカード型のハードウォレットを開発!
- ③日経平均株価の下落と仮想通貨の「セリクラ」は同時に来る?
- ④コインチェック再開は間近?マネックス株が急騰
- ⑤明日はビットコイン横ばい!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
カストディサービスは、仮想通貨の安全な保管が業務です。
「でも、私はカストディサービスなんて使ったことないよ?」と思われる方もいるかもしれませんね。
それは、カストディサービスが個人投資家ではなく「機関投資家」のためのサービスだから。機関投資家は、他人から預かったお金を運用する投資のプロです。
投資のプロが運用する金額は桁違いで、オマケに他人の資本なので「ハッキングされちゃいました。」では済みませんよね。
そこでカストディサービスを利用します。
コインベースのカストディサービスでは、
の仮想通貨に対応しています。
つまり、上記の通貨はコインベースカストディで安全に保管できるということで、機関投資家が買いやすくなります。
中でも、リップルは突然の発表だったんですよね。
それが今回のリップル上昇に繋がったといえるでしょう。