匿名性と送金速度を兼ね備えた仮想通貨PIVX(ピヴクス)とは?本日、13%急騰!

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

9月2日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは103万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。

時価総額トップ10では、上昇と下落がまちまちとなっていますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①現在のBTC、過去の強気相場と「4つの類似点」|急騰の前触れか

仮想通貨の専業トレーダーのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏が、現在のビットコインは、以前の強気相場と「4つの類似点がある」と主張しています。

その4つは下記のとおり。

  1. 100週移動平均(MA)がサポートになっている
  2. 21週指数平滑移動平均(EMA)がサポートに
  3. 200日間移動平均(MA)もサポートに
  4. アルトコインがクラッシュ(暴落)している

引用:https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-price-4-key-similarities-to-previous-bull-market-corrections

上図は、100週移動平均線と21週移動平均線を示した説明図。

2つの移動平均線の関係が、2016年の上昇相場スタート時と類似していることが分かります。

またアルトコインの暴落については「以前にもあったこと」とし、2016年からイーサリアム(ETH)が数ヶ月で1700%上昇したことを挙げ「(アルトコインも)ビットコインと共に動くだろう」と予想しました。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ビットコイン上昇を予想する声や、それを裏付けるポジティブなニュースが増えてきましたね!

上記のほかにも、

  • 有名アナリストのピーター・ブラント氏が「ビットコインは4回目のパラボリック(放物線を描く上昇)フェーズに入った」と主張
  • アナリストのマックス・カイザー氏が、ハッシュレート(マイニングパワー合計)が上昇していることを受けて、「ハッシュレートは価格に先立つ」と強気予測
  • ブラジルの大手決済サービス、5500の自治体にビットコイン(BTC)決済を導入
  • 世界中に1万以上の店舗を持つファストフード「バーガーキング」がビットコイン決済をスタート
  • 金融市場の夏休みシーズンが今週月曜日で明け「夏枯れ相場」も終了か
  • 「ビットコインの神」と呼ばれるロジャーバー氏が、新しい仮想通貨取引所をオープン

などが注目のトピックです。

特にロジャーバー氏による取引所が注目を集めていますね。

同氏はビットコインが誕生して間もない頃からの投資家で、いち早くその将来性を見出して、大成功を納めました。

「ビットコインの神」と呼ばれているように、当初はビットコインを高く評価していましたが、現在は「ビットコインキャッシュ(BCH)」にゾッコンです(笑)

ということで、新しい取引所に関してもビットコインキャッシュを推してくる可能性は高いですね(基軸通貨としての採用も?)

基軸通貨とは:
取引所でベースとなる通貨のこと。たとえば国内の取引所では日本円を元手として複数の仮想通貨が購入できる。これは、日本円が基軸通貨に採用されているからである。

そうなれば、もちろんBCHの上昇要因となりますので、こういった視点からも9月の仮想通貨市場に注目です!

②匿名性と送金速度を兼ね備えた仮想通貨PIVX(ピヴクス)とは?本日、13%急騰!

今月1日に0.31ドルで推移していた仮想通貨PIVX(ピヴクス)は、2日(本日)には0.43ドルへと上昇。ここ24時間の上昇率は13%に達しています。

PIVXは、仮想通貨ビットコインとダッシュ(DASH)をベースに作成されたコイン。

ダッシュの性質を引き継いでいるため、匿名性(プライバシー性)が高いのが特長です(誰が送金したのかが外部から見えなくなっています)。

類似の仮想通貨には、同じく匿名性の高いモネロやダッシュがありますが、それらと比べて「送金スピードが速い(即時送金)」「理論上、匿名性がより優れる」という特徴があります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

それでは、PIVXの急騰理由についてみていきましょう。

今回は、公式から発表された以下の2つの材料がが挙げられます。

  • モバイルウォレットがGoogleとAppleのアプリストアからダウンロード可能となった(前月30日発表)
  • 新バージョン「v4.0」のウォレットがダウンロード可能になった(テストネット版)(今月1日発表)

どちらもウォレット系の材料ですね。

ウォレット系の材料の中でも、新バージョンの発表やダウンロード可能になるといったものは特に上昇要因になりやすいです。

ユーザー数の多いAndroidウォレットの発表は特に上昇に繋がりやすいので、覚えておくと便利ですね!

たとえば過去には、仮想通貨Wanchain (WAN)が、同じくウォレット材料で急騰しています。

なお、PIVXは世界最大の取引所Binanceから購入することができますよ!

③リップル(XRP)の普及は想像以上?6大陸・40ヵ国で採用済みと判明

リップル社の送金システム「RippleNet(リップルネット)」の採用が6大陸・40ヵ国に拡大していることが、リップル社の発表により明らかとなりました。

同社のLight氏によると、北米・ラテンアメリカ・欧州・アフリカ・アジアにおいて、リップルはすでに送金システムを確立しています。

銀行や企業、各国の政府の間で、リップルネットの受け入れが想像以上に加速していることが、改めて明らかとなった形です。

リップルネットには大きく分けて、

  • xRapid(XRPを利用する)
  • xCurrent(仮想通貨XRPを利用しない)

の2種類があります。

前者はもちろん、後者についても、XRPと関係の深いリップル社の評価UPにつながることから、間接的にXRPの上昇要因になるとされています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

リップルネットの好調ぶりを裏付けるニュースとして話題になっていますね。

しかし、そんな好材料とは裏腹に、リップルの値動きは冴えませんねー。

現在のリップル価格は0.25(約27円)ドル。

今年6月22日に付けた高値0.5ドル(約53円)から、約2ヶ月で半値になっています。

冴えない相場になっている理由としては、リップル社に対して「XRPの投げ売りをやめろ」と呼びかけているCRYPTO BITLORD氏(ツイッターフォロワー数10万人以上)の存在も大きいでしょう。

同氏は、リップル社によるXRPの定期的な売却が、XRP価格の暴落を招いていると主張しています。

その対策として、XRPをハードフォーク(分裂)させようとしているんですね。

「よく分からない強硬派が出てきたなー」って感じですが、同氏が立ち上げたサイトには約3000人の賛同が集まっていて、コミュニティ全体では無視できない規模に。

こうした動きが大きくなれば、懸念材料として、当然さらなる価格下落を招くことになるでしょう。

僕の個人的な見通しとしても、こうしたことに加え、アルト相場が不調であることを考えると、「短期的にはまだ下がる」と思いますねー。

しかし、中長期的にはポジティブに捉えていて、買い場を探していきたいところ。

  • 米国で8番目に大きな銀行であるPNCが、アメリカの銀行として初めて、国際送金にリップルネットを使いはじめた(前月29日報道)

というニュースもありましたね。

今年11月7日、8日には、リップル上昇要因となる、

  • 2019年最大のリップルイベント「SWELL」

も控えています(SWELL攻略の投資戦略はこちら)。

よって、ビットコインと同様、短期的には「下」、長期的には「上」と考えていますよ!

本日のまとめ

  1. 現在のBTC、過去の強気相場と「4つの類似点」|急騰の前触れか
  2. 匿名性と送金速度を兼ね備えた仮想通貨PIVX(ピヴクス)とは?本日、13%急騰!
  3. リップル(XRP)の普及は想像以上?6大陸・40ヵ国で採用済みと判明

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!