ビットコインの未来は「Apple」?2023年までに6万ドル(約642万円)へ

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは99万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。

時価総額トップ10では、リップル(XRP)が3%上昇していますね。

ちなみにリップルでは、ツイッター上の「XRP」を含むツイート数が過去最高を記録するなど注目度が上昇しているため、詳細を後述します。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインの未来は「Apple」?2023年までに6万ドル(約642万円)へ

株式トレーダーで仮想通貨アナリストのMarcel Pechman氏は、ビットコインが2023年までに6万ドル(約642万円)になると予想しています。

その理由は、ビットコインが「Apple」であるというもの。

社会学者のエヴェリット・ロジャース氏は、新しい製品が普及する過程における消費者を、流行に敏感な順から5つに分類。

すなわち、「イノベーター」「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」「ラガード」です。

出典:Business-to-you

たとえばアメリカでのスマートフォンの普及率は2008年時点で11%となっており(下図)、これは当時の「イノベーター」「アーリーアダプター」の間のみで普及していたことになります。

出典:ComScore

興味深いことに、2020年現在のアメリカにおけるビットコインの保有率も11%。

スマートフォンの普及とともに株価を上昇させてきたAppleと同様の成長を遂げれば、ビットコインは2023年、59900ドルまで上昇することになるといいます。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

当然のことながら2008年時点では、Appleはアメリカを代表する企業ではありませんでした。

その当時からAppleを信じ、Apple株をこっそりとホールドし続けてきた人だけが、今、いい思いをしているというわけですね。

米CNBCのオプションアナリストJon Najarian氏は、先日公開された動画でこんな話をしています。

「多くの機関投資家・大口投資家はビットコインやその他の銘柄を買っていることを知られたくないと考えている。」

「短期間で価格を大幅に引き上げたくないわけだ。」

まさに、現在のビットコインも過去のApple株と同じ構図であり、買っている人はコッソリ買っているのです。

ビットコインをすべて売却するのは、5分類でいうところの「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」に相当する人が保有するようになってからで十分でしょう。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 中国の裁判所が、公判記録にブロックチェーン技術を活用していることが判明
  • 経済史家アイケングリーン氏は、政府の抵抗によりフェイスブックのリブラは「日の目を見ることは決してない」と予想
  • 格付け企業Weiss Ratingsがビットコインの3つの強気材料として「無制限QE」「機関投資家マネー」「ストック・フロー比率」の3つを指摘
  • 時期大型アップデート「イーサリアム2.0」のローンチが2021年に持ち越しとなる可能性が浮上

なお、ツイッター上で仮想通貨リップルを示す「XRP」のツイート数が過去最高を記録するという好材料がありましたね!

9日のツイート数は29,143ツイートで、一時にはビットコインとイーサリアムをも上回りました。

この背景には、アルトコインの全般的な上昇を受けて、XRP価格が約1ヶ月ぶりに0.21ドルに到達したことなどがあります。

日本のリップル人気が高いことは広く知られていますが、世界共通の「XRP」でもツイート数が急増していることはより大きなポジティブ材料であると言えますね!

本日のまとめ

  • Marcel Pechman氏は、ビットコインが2023年までに6万ドル(約642万円)になると予想。ビットコインが過去の「Apple株」なら十分に可能な水準と考えられる

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!