こんにちは、阿部です。
仮想通貨投資における、値動きを予測するためのニュースの見方は意外とシンプルです。
なぜなら、そのニュースが「暗号通貨(仮想通貨)がこれから普及していく材料か?」この1点を見ればOKだからです。
もちろん正確に予測することは難しいのですが、1つ1つのニュースが普及を加速するか、減速させるかを見ていきます。
今回ご紹介するのは、CoinbaseからWeGiftギフトカードへ換金可能になったというニュースです!
先ほどの例でいえば、仮想通貨の「普及を加速する」ニュースとなります。
詳細をみていきましょう!
Coinbase(コインベース)とは?
Coinbaseはアメリカ最大級の仮想通貨取引所です。
またCoinbaseは、SEC(アメリカ証券取引委員会)に承認された取引所でもあります。
細かい部分は割愛しますが、重要なのはCoinbaseが取引量・信頼性の両面で、世界のトップをいく取引所だということ。
その前提で、ニュースを考えていきましょう。
取引所Coinbaseが「WeGift」(ギフトカード)と提携!
Coinbaseは、フィンテック企業(テクノロジー×金融の企業)であるWeGiftとの提携を発表しました。
WeGiftはギフトカードの会社。提携により、CoinbaseからWeGiftのギフトカードへチャージすることができるようになります。
このWeGiftのギフトカードは、いろいろな企業で支払いに使うことができます。
まとめると、Coinbaseの仮想通貨ユーザーは、WeGiftを経由する形で、より多くの企業に仮想通貨で支払いできるようになるということ。
CoinbaseのCEOであるZeeshan Feroz氏はこの提携について、
サービスのローンチによってユーザーは具体的なモノやサービスを購入するという新たな仮想通貨の資産運用の選択肢を持つことができるようになる。
ビットコインをUberクレジットに換えたり、イーサリアムをNikeでの買い物に使えるようになることで、消費者は自身が保有する仮想通貨をこれまでよりもはるかに柔軟に使うことができるようになる。
と発言しています。
本来なら、仮想通貨そのものによって直接買い物できる店舗が増加することがベストですよね。
しかし、そのような店舗に加えて、ギフトカード経由で購入できる店舗が増えること自体は、大きなプラス要因です。
WeGiftと提携する120社以上で、仮想通貨資金が利用可能に
このニュースでは、Coinbaseだけではなく、WeGiftもかなり「いい仕事」をしています。
WeGiftは120社以上と提携しているため、たとえば以下の店舗にて仮想通貨で買い物ができるようになります。
- Uber
- Amazon
- Nike
- Tesco
もちろん上記は一部にすぎず、WeGiftに対応するすべての店舗で仮想通貨の利用が事実上できます。
WeGiftへの換金はなんと手数料無料!しかも5%のボーナスも
Coinbaseの残高を、ギフトカードに変換して買い物ができると聞くと「でも手数料がかかって、使えるシロモノじゃなかったりするのでは?」と思ってしまいますよね。
しかし実際には、「WeGiftのギフトカードへの換金に手数料はかからない」ようになっています。
つまり無料です。
しかもそれだけではなく、金額の5%がサービスされ、上乗せされるようになっているとのことで、お得感が高くなっています。
取引所CoinbaseとWeGiftの提携で仮想通貨普及は加速
CoinbaseとWeGiftとの提携で、仮想通貨ユーザーの利便性は向上しそうです。
加えて、仮想通貨市場の上昇へも繋がると考えられます。
なぜなら、
- Coinbaseは影響力の大きな取引所
- オーストラリア、英国、スペイン、フランス、イタリア、オランダなど多国籍に対応(将来、さらに増加予定)
という要因があるからです。
Coinbaseについて補足しておくと、同取引所は、規制当局の金融行動監視機構(FCA)の電子マネーライセンスを取得しています。
さらにCoinbaseは、アメリカ証券取引委員会(SEC)にも承認されています。
要するに、社会的信用度の高く、影響力も大きい取引所なのです。
Coinbaseにはぜひこのサービスの広報を頑張ってもらい、ギフトカードという新たなルートによる仮想通貨普及に期待しましょう!