こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは39万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10でも、ビットコインに連動しほとんどの通貨が横ばいになっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でAugur (REP)が約47%上昇。
Augur App v1.9.1というアップデートが行われ、好感度が高まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①仮想通貨小説『ニムロッド』が芥川賞を受賞!ブーム再来なるか?
【講談社】「ニムロッド」「宝島」
第160回芥川賞・直木賞ダブル受賞のお知らせ(PDF)https://t.co/Jb3aQQ9FEp
【ニムロッド概要】
IT 企業で新規事業を任され、仮想通貨(ビットコイン)をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史(ナカモトサトシ)。新時代の仮想通貨小説! pic.twitter.com/g0ur2ZpdbU— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2019年1月16日
文壇でもっとも影響力のある賞の1つ「芥川賞」に仮想通貨(ビットコイン)をテーマにした小説『ニムロッド』が受賞したと、講談社が発表しました。
『ニムロッド』は、IT 企業で新規事業を任され、ビットコインをマイニングすることになった主人公「中本哲史」(ナカモトサトシ)を中心に、あらゆるものが情報化した社会の生きづらさ、人間のあり方を問う作品。
ニムロッドがヒットすれば、仮想通貨ブーム再来、ひいては市場価格の上昇に繋がるかもしれません。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②バイナンスがヨーロッパ市場へ進出し、ユーロとポンドに対応
【本日の注目ニュース⚡】
◆ 取引所Binance 欧州市場進出へ ユーロ・英ポンドでの取引を可能に#仮想通貨 $BTC pic.twitter.com/GyhiGUOQ3d
— SIGNAL (@SIGNAL_factbase) 2019年1月17日
世界最大の仮想通貨取引所「バイナンス」がヨーロッパ市場に進出しました。
バイナンスは、新たな取引所「Binance Jersey(バイナンス・ジャージー)」を設立し、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
をユーロ・英ポンドと取引できるようにします。
欧州市場での仮想通貨取引の活性化に繋がるニュースとして注目です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
バイナンス・ジャージーは、仮想通貨の取り扱いは2種類と少ないものの、「ユーロ」と「ポンド」の2つの有力通貨に対応します。
つまり、これらの通貨からビットコイン、イーサリアムへの資金流入が期待できますね。
また興味深いことに、公式サイトに記載されている対応地域58ヵ国の中に「日本」も含まれているんですね。
バイナンス・ジャージーは、金融庁の「仮想通貨交換業」に未登録のはず。
しかし堂々と記載しているあたり、何らかの対策済み(実は交換業者に「申請中」?)なのかもしれません。
もしそうならグッドニュースになる可能性もあるので、注目していきたいですね!
③恐怖指数VIXの仮想通貨版、「LXVX」が発表!
国際金融市場の値動きに影響を及ぼす「VIX」の仮想通貨版が登場、ビットコイン投資家の恐怖指数を可視化https://t.co/FgdltTXrPv
株式市場などの値動きに影響を及ぼす、恐怖指数の仮想通貨版が発表された。BTC価格のボラティリティをインデックス化した指標は、投資家の重要ベンチマークになり得る。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月15日
仮想通貨取引所LedgerXが新たな指標「LedgerXボラティリティ指数」(LXVX)を発表しました。
これは、株式市場のVIX指数(恐怖指数)の仮想通貨バージョンに当たるもの。
ビットコインのボラティリティ(価格変動率)を元にした計算式で、投資家の「恐怖」を計り、市場価格を予測できるとされています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
株式市場では、VIXが株価に大きな影響を与えます。
VIXが高くなると、「多くの投資家が不安を感じている=売ってくるかもしれない」という目安になるからですね。
そうした予測方法は仮想通貨市場では無縁でしたが、VIXの仮想通貨版ともいえるLXVXが誕生したことで、今後、意識されることになるでしょう。
多くの投資家が気づいていないところに利益の源泉があります。
そういった意味で、ぜひチェックしておきたい指標ですね!
④ウォレット「Denarii Cash」がネム(NEM)に移行!
モバイルデジタルウォレットサービスを提供するDenarii Cash(デナリーキャッシュ)がNEMのブロックチェーンに移行します。このDenarii Cashの紹介や、今後の日本におけるキャッシュレス化について考察しています。
(執筆:エヌ氏 @BFM33211)#NEM #ネムhttps://t.co/QpcpF43K8m
— CoinChoice-ビットコイン・仮想通貨ニュース (@coin_choice) 2019年1月16日
ウォレットサービスの「Denarii Cash」が仮想通貨ネム(NEM)のブロックチェーンに移行すると発表しました。
Denarii Cashは、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
など15の仮想通貨に対応します。
今後、ネムが盛んな「フィリピン」での支払いも可能になるサービスや情報を紹介していくとしています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
時価総額16位のネムは最近では地味な存在となっており、話題になることも減りましたね。
しかしフィリピンのカガヤン経済特区との提携など、ファンダメンタルズ(経済環境)は決して悪くはありません。
上記のDenarii Cashを含め、「実はネムに注目している」という企業も多いので、将来的にもう一度盛り返してきてくれるでしょう!
本日のまとめ
- ①仮想通貨小説『ニムロッド』が芥川賞を受賞!ブーム再来なるか?
- ②バイナンスがヨーロッパ市場へ進出し、ユーロとポンドに対応
- ③恐怖指数VIXの仮想通貨版、「LXVX」が発表!
- ④ウォレット「Denarii Cash」がネム(NEM)に移行!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「仮想通貨の小説なんてあったの?」と思ったら、まさかの「芥川賞」とは・・・。
芥川賞の受賞作品は、書店でも毎年平積みになるなど、影響力はバツグンです。
場合によってはドラマ化、映画化の可能性もありますね。
ニムロッドが仮想通貨の認知度UPや人口増加に繋がることは間違いないでしょう!
本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみたいですね。