【18年6月】EOSが約2日間で30%も上昇!その要因は?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

2018年6月4日現在、EOS(イオス)が急騰しています。

これにはどのような理由があるのでしょうか?

またEOSは投資家の間で「実は無価値である」といわれています。

ホワイトペーパーで公式も直接価値があるものとしては扱わないとの旨の文脈があります。

そこで、今回は、EOSが高騰している要因とともにEOSとはどういった仮想通貨なのか?という部分も解説してみたいと思います。

EOSが絶好調!その理由は?

EOSのチャートが右肩上がりを描いています。

2018年6月4日時点のチャートです。

同じチャートをここ1ヶ月に拡大して見てみると…

このようになります。

直近2日間で短期間で130%くらいまで上昇していることがわかります。この要因はいったい何なのでしょうか?

EOSIO 1.0へのアップグレード

EOSそのものの仕組みが手数料が無料で利用できたり送金速度がクレジットカード並みに高速であったりと優秀であることは確かです。

機能面ではイーサリアムを凌駕するともいわれることが多いですよね。

たしかに長期的な相場で見るとそうしたことが価格への好影響となっている可能性が高いですね。

しかし、短期的にはやはり「EOSIO  1.0」のリリースによるところが大きいでしょう。

こちらは、オープンソースのブロックチェーンとなっており、EOSが目指しているイーサリアムを上回るプラットフォームに一歩近づくためのリリースとなります。

EOSとは?なぜ価値が高い?

そもそもEOSとはどのようなものなのか?

これを理解しないとEOSトークンへの理解も深まりませんよね。

というわけで、簡単に解説していきます。

DAppsの機能が特徴

DAppsとは日本語で分散型アプリケーションといいます。

これはアプリケーションを仮想通貨のブロックチェーン上で動かすことができる機能。

たとえばイーサリアムもこの機能を軸に据えることで高い評価を獲得しています。

特定の企業が動かすアプリではなく、EOS上で動く分散型のアプリがこれから勢いを増していくはずです。

EOSはそうした時代を見据えているからこそ高い将来性があるといわれるのですね。

送金手数料が無料

EOSは送金手数料(トランザクション手数料)が完全に無料となっています。

イーサリアムと似ているEOSですが、この点ではイーサリアムを凌駕しています

DAppsを使って何かしようとする企業があるとします。

その場合、コストの観点からイーサリアムよりもEOSが選ばれるというケースは想定できますよね。

処理能力がきわめて高い

またEOSは、送金のスピードが速いこと、キャパシティが大きいこと、の2つが絶対的な強みとなっています。

ビットコインやイーサリアムよりも、EOSのトランザクション処理能力は圧倒的に高いのです。

  • ビットコイン:7件/秒
  • イーサリアム:15件//秒
  • EOS:数百万件/秒

クレジットカード以上のトランザクション処理能力を誇るので、今後EOSが爆発的に普及しても処理能力の心配はありません

実はEOSトークンは無価値?

ただしEOSを購入する際には注意点があります。

それは、EOSトークンは現状まったく使い道がないということ。

公式も認めていることですが、EOSトークンは現状、EOSで利用することはできません。

将来的に利用できるようになる予定ですらもありません。

ただ、資金調達のためだけに発行されたトークンとなっており、その点がイーサリアムとは決定的に異なるので注意しましょう。

EOSは現在、時価総額5位に入っています。

これほどのコインが無価値などということがあるのでしょうか?

現在、EOSトークンが高い価値を保つことができているのは、「無価値とはいうものの、将来的に何らかの価値はつくでしょ!」という希望的観測にすぎない面もあります。

AirDrop(無料配布)や配当などがその例です。

そうした点をしっかり理解した上で、EOSトークンを購入するようにしましょう!

今回は、最近のEOSについてご紹介しました。

EOSトークンを購入するには、BITTREXが定番でしょう。(日本の取引所では扱われておりません)

ご興味のある方はよろしければどうぞ!