こんにちは、阿部です。
今日は「GameCredits(GAME)」が前日比10.93%と堅い伸びを見せています。
開発しているアプリのアップデートが公式動画で発表されたことが影響したようです。
様々なゲームで使いまわせる共通通貨!
GAMEと名付けられている通りこのコインはゲーム業界を狙ったプロジェクトです。
開発陣もブロックチェーンとゲームの専門家で構成されており、オンラインゲームのプラットフォームとして利用者にもゲーム開発者にも低コストで利用しやすいゲーム環境を提供するものになっています。
これまでは、ゲーム内で得たお金はそのゲームだけしか使えないものでした。
ですから、稼いだ分はそのゲームで使い切るしかありませんでした。
ですが、ゲームクレジットが導入されているゲーム同士であれば通貨を使いまわすことができます。
「1つのゲームで稼いだお金で、別のゲームの武器を買う」というような動きができるわけです。
ゲーマーにとってはゲームが進めやすくなり、まさに御の字ですよね。
有名なものだと『ファイナルファンタジー』や『バイオハザード』などもGAMEを採用し話題になっています。
課金システムが不要になり、より快適なゲーム内容に
また、ゲーム開発者にとっても大きなメリットがあります。
最近はハードの性能が上がり、ゲーム開発にやたらとお金・時間がかかるようになってしまいました。
そのため、ゲームの内容だけでなく、資金集めにも力を入れる必要があります。
たとえば、ゲーム内の課金広告などですね。
快適に本来のゲームを楽しんで欲しい開発者にとってもプレイを邪魔する課金用広告を出さなければいけないのは辛い気持ちがあったのです。
それがゲームクレジットのプラットフォームを利用すると
- ゲーム開発のシステムが構築済み
- GooglePlayなど仲介手数料を払わなくて済む
- 課金制限が無くなる
といった利点があるため、開発コストや時間を大幅に削減できます。
何よりゲームの世界観を壊さずに、本当に面白いゲームを制作することに集中できますから、ゲーム開発者にとってもありがたい機能です。
ゲームをしている方が儲かるかもしれません。
「なんだ、ゲームの話かよ。」と思った方もいるかもしれませんが、ゲーム業界を舐めてはいけません。
今やゲームは『e-Sports』としてスポーツの1つに数えられていますし、賞金100万ドルをかけた大会も開催されています。
ゲーム業界の市場規模は2016年で約9兆円に達しており、これからAR(拡張現実)やVR(仮想現実)が発達すれば、この規模はさらに大きくなると期待されています。
何より、GameCreditsの本当に面白いところは仮想空間だったはずのゲームのお金と現実のお金がつながっていることです。
ゲーム内で稼いでGAMEが増えればそれを法定通貨などの別のコインに換えることができます。
ゲームを頑張るうちに現実世界でも豊かになっているという(夢のような)構図が現実に。
『その辺のアルバイトよりもゲームしてる方が儲かる』という話になってくるわけです。
youtuberのような、「動画を撮った後の広告収入」という二次的な利益ではなく、ただひたすらにゲームをしているだけで良いのです。
”ゲーム資産家”が登場する日も近いかもしれません。