こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは44万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10でも、プラスとマイナスの通貨がまちまちですね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でGXChain (GXC)が12%上昇!
データを安全に転送するためのプラットフォームとして注目を集めていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①下落トレンド完全終了!?Huobi研究所「取引量+34.3%UP」と発表
Huobiレポート|上位100通貨の24時間取引高、前週比+34.3%の約3.3兆円https://t.co/tFNvP5oDkW
Huobi研究所提供レポートを公開。3月4日〜3月10日は、時価総額上位100通貨のうち89通貨が上昇し、3月10日時点で上位100通貨の24時間取引高は前週比+34.3%の約3.3兆円となっている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月17日
仮想通貨取引所フォビ(Huobi)は、業界の最新動向をまとめたレポートを毎週発行しています。
その「Huobiレポート」最新版(3月4日〜10日)が発行されました。
レポート内から、必見度の高い項目を列挙します。
- 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額: 約$1,294億(前週比+3.9%)
- 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨: ENJ(前週比+142.2%)
- 時価総額上位100通貨の3/10取引高: $292.5億(前週比+34.3%)
- 上位100通貨のうち最も取引高が増加した通貨: THETA(前週比+1,485.6%)
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②コインチェック「ビットコインSV」を日本円で交付!
【BitcoinSVの日本円による交付について】https://t.co/4kztOpZ2dD
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2019年3月18日
取引所コインチェック(coincheck)は、2018年11月16日にビットコインキャッシュ(BCH)から分裂したビットコインSV(BSV)について、日本円で交付すると発表しました。
その詳細は、下記のようになっています。
- 相当額の日本円をCoincheck取引アカウントの残高に交付
- 受け取れるのは、2018年11月16日のハードフォーク発生時点でBCHを保有し、かつ2019年3月18日時点でコインチェックアカウントが通常通り利用できる状態になっているユーザー
- 交付予定日時は不明
阿部悠人の考察(重要度★★★)
これはうれしい対応ですね。
そもそも僕は、分裂した通貨は交付されて当然だと考えています。
2018年11月16日以前のビットコインキャッシュは、現在のBCHとBSVの両方を含むものですからね。
とはいえ、、、交付されるかどうかは取引所によってまちまち。
なので、コインチェックで保有されていた方はナイスです!
ちなみに、ビットコインSVとは「ビットコインキャッシュ分裂騒動」によって生まれた仮想通貨。
その詳細を知りたい方は、下記よりご覧ください。
③アラブ首長国連邦(UAE)が仮想通貨へ「急接近」中!
アラブ首長国連邦、仮想通貨のポジティブな規制へ 銀行や規制当局との連携を強調https://t.co/sRz8fXeVZD
アラブ首長国連邦銀行連盟(UBF)とアブダビ・グローバル・マーケット(ADGM) は17日、仮想通貨・暗号資産がフィンテック業界にもたらす可能性と課題を議論するカンファレンスを共催。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月18日
アラブ首長国連邦(UAE)が仮想通貨への前向きな姿勢を強めています。
アラブ首長国連邦銀行連盟(UBF)とアブダビ・グローバル・マーケット(同国の国際金融サービスセンター)は17日、仮想通貨がもたらす可能性について議論。
その中で、UBFの総裁AbdulAziz Al-Ghurair氏は、以下のように述べました。
「仮想通貨や暗号資産などの新たなフィンテック技術の正しい発展を促進する枠組みや規制はカギである。」
「国際ファイナンスのハブとなるビジョンの実現には業界の最新動向に敏感でなければならない。」
阿部悠人の考察(重要度★★)
アラブ首長国連邦といえば、都市「ドバイ」がありますね。
世界有数の金融都市ということもあり、経済界での影響力は絶大です。
そんなアラブ首長国連邦が、さらなる経済発展の糸口を「仮想通貨」に求め始めています。
去年10月には、アラブが仮想通貨ネム(NEM)の普及を担うネム財団との協定を締結したことも記憶に新しいですが、同国の「仮想通貨フレンドリー」はさらに加速しています。
アラブのオイルマネーをジャブジャブ投入し、仮想通貨市場を盛り上げてほしいですね!笑
④銀行間の国際送金は、リップルよりステーブルコインが人気?
IBMブロックチェーン部門トップ「国際送金手段としてステーブルコインに銀行から需要あり」https://t.co/Sak5wjx7xh
— コインテレグラフ🌸 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年3月17日
世界的IT企業「IBM」のブロックチェーン部門トップ、ジェシー・ルンド氏が、銀行間の国際送金(クロスボーダー決済)について以下のように発言したことが注目されています。
「世界中の多くの銀行が、自国の法定通貨でステーブルコインを発行することで、すさまじい利益を得られると考えている」
クロスボーダー決済がターゲットの仮想通貨としては、リップル社のXRPが有名です。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
阿部悠人の考察(重要度★★)
銀行間の国際送金において、「仮想通貨」の可能性が注目され始めています。
こういう話になると、真っ先に名前が挙がるのが「リップル」ですよね。
しかし上述ではXRPではなく、価格が変動しない「ステーブルコイン」が挙げられています。
これは決してルンド氏だけの意見ではありません。
事実、JPモルガンはXRPを採用せず、独自ステーブルコイン「JPMコイン」活用する道を選んでいます。
もちろんこれは、XRPよりもステーブルコインが優れているということではありません。
しかし今後、「ステーブルコインがリップルの強力なライバルになる可能性」は、押さえておきたい最新動向の1つと言えるでしょう。
本日のまとめ
- 下落トレンド完全終了!?Huobi研究所「取引量+34.3%UP」と発表
- コインチェック「ビットコインSV」を日本円で交付!
- アラブ首長国連邦(UAE)が仮想通貨へ「急接近」中!
- 銀行間の国際送金は、リップルよりステーブルコインが人気?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
3月4日〜10日の週も仮想通貨市場は上昇傾向でしたね。
今回の注目点は「出来高(取引量)」が増加していることでしょう。
時価総額上位100通貨の出来高は292.5億ドル(約3.3兆円)に達しており、前週比34.3%もアップしています。
なぜ出来高が重要なのか? それは、
というセオリーがあるからです。
このことを念頭に置いて考えるならば、今の仮想通貨市場はよい状態になりつつありますね。
「仮想通貨市場は大底を打った」との見方が広がりつつありますが、出来高の増加は、それを後押しする材料と言えるでしょう!