こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅下落!
本日、ビットコインは53.3万円台で推移しており、ここ24時間で約6%下落。
時価総額トップ10では、テゾス(XTZ)が約16%下落しています。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコイン大暴落「4日前に予兆」クジラの動きが要因か
#ビットコイン 暴落について、「4日前に予想できた」とのデータを、ブロックチェーン分析企業クリプトクアント(CryptoQuant)が明らかにしています。
大手取引所へのビットコインの預け入れが暴落の4日前(3月8日)から急激に上昇していますね。
クジラによる大量売りの準備か・・・ pic.twitter.com/toUrg6esdD
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) 2020年3月16日
今月13日の当ブログ「ビットコイン崩壊。歴史的「40万円幅」大暴落!!」でもお伝えしたように、先日、ビットコインは歴史的な大暴落を記録しました。
これについて、「4日前に予想できた」とするデータを、ブロックチェーン分析企業クリプトクアント(CryptoQuant)が明らかにしています。
同社は、大手取引所への資金の預け入れが暴落の4日前の3月8日から急激に上昇していることを探知。
横軸は時間の経過(ブロック番号)、黒線がビットコイン価格、オレンジグラフが取引所へのビットコイン流入数を示しています。
このグラフは、大口投資家(クジラ)がビットコインを大量売却するため、計画的に取引所に資産を移していたと解釈することができます。
阿部悠人の考察(重要度★★)

②仮想通貨HEXの将来性とは|トークンをロックするだけで利息がもらえる画期的なスキームで、今後上がる?
トークンをロックすると最低3.69%/年の利息がもらえる #HEX が話題となっています。
ロックしないと価値が目減りするので、多くの人がロックする→流通量が減る→値上がりしやすくなるスキーム。
ブロックチェーン上で完結しており、まるで「分散型の配当ウォレット」ですね。 pic.twitter.com/quRhT0i8pz
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) 16. maaliskuuta 2020
2月1日に0.10ウォンだった仮想通貨はHEX、3月15日に0.42ウォンまで上昇。また本日の24時間の上昇率も約25%に達しています。
HEXは、初となる「利子がもらえる非中央集権型(分散型)の銀行預金」のプロジェクト。
その仕組みは次の通り。
- HEXは自動的に、年間固定で3,69%ずつインフレする(価値が目減りする)
- インフレによって発行されたHEXはすべて、HEXをロック(ビットコインと交換できなくすること)しているユーザーに付与される(これが利息収入に)
これにより、全供給量のほぼすべてのHEXがロックされている場合には、年間の利息収入は3,69%になり、逆にほとんどのユーザーがロックせず、全供給量の1%だけがロックされている状態では年間369%の利回りを得ることができるのが特徴です(競馬のオッズのように変動するイメージ)。
HEXはこれについて、銀行の「定期預金」の仕組みと似ており、それをブロックチェーン上で再現していると説明しています。
また、HEXはイーサリアムで購入できますが、ビットコインを保有している場合、0.0000001BTCを最小に1BTC:10.000HEXのレートで「無料」で入手することもできます(ビットコインが入ったアドレスをHEXの公式サイトに貼り付けることで入手可能。METAMASKウォレットも必要です)。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

面白い仕組みのトークンですね。
まず、HEXはロックしていると、確実に利息収入としてHEXを得られます。
最低でも年間3,69%が得られるので、10年、20年とロックし続けると、雪だるま式に利益を得ることができるんですね。
問題は、HEXのトークン価格が上昇していくかどうか。
HEX側は、「上昇する」と主張しています。
というのも、
- HEXを長時間ロックすると、多くの利息収入を得られる(売る意味がない)
- HEXの使用上、ロックを契約より早く解除するとペナルティが発生し、コストを支払わないといけない
ということで、ロックするほうがはるかに有利だからです。
そして、多くの人がロックするとHEXは市場に流通しなくなるため、希少性が高くなり、もっとHEXの価格が上がります。
これはけっこう画期的な仕組みで、ツイッターを見ると人気も上がってきていますね。
ただしこの仕組みを発明したリチャード・ハート氏に対し、新手の詐欺だという非難もあります。
というのも、なんとハート氏が流通量の50%のHEXを保有することになっているんですね。
中央集権的な仕組みではないので、システムそのものがハート氏に有利なわけではありませんが、保有量が違うので「それはおかしいだろう」という声が上がっています。
根本的に、HEXは分散型なので、中央集権的な配当型ウォレットのようにイーサリアムを持ち逃げされる心配はありません。
しかし、「トークンが増える」ということ以外は何も価値を生み出していないので、一時的に話題にはなれど、長続きはしないのではないかと思っています。
少なくとも、価格がつり上がった際にハート氏などの一部の大口ホルダーに売りをぶつけられるリスクは、考慮しておく必要がありますね。
本日のまとめ
- ビットコイン大暴落「4日前に予兆」クジラの動きが要因か
- 仮想通貨HEXの将来性とは|トークンをロックするだけで利息がもらえる画期的なスキームで、今後上がる?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ウォレットにあるビットコインを取引所に送金するということは、その後、そのビットコインを売ろうとしているに違いない、ということですね。
こうしたデータは場合によっては非常に参考になり、たとえばテザー(USDT)の発行枚数が急激に上昇すると、その後、ビットコインが買われるケースが多いというデータもあります。
水面下の動きは重要ですね。
さて、本日の主要ニュースはこちら。
なお、バイナンスに上昇している「ブル・ベア型」の仮想通貨商品に対し「分かりにくい」「鬼畜だ」と避難の声が上がっています。
ブルベア型とは、対象の仮想通貨にレバレッジをかけなくても、値動きそのものがレバレッジをかけたように激しくなっている投資商品のことです。
ただし、その仕組みは非常にややこしく、毎日ポジションをリバランスし、レバレッジを再現しているため、一度大きく下落してしまうと戻りにくいという性質があるんですね。
たとえば・・・
このため長期的には値下がりしていってしまう傾向にあります。
使うなら短期投資とするか、素直に証拠金取引でレバレッジをかけるほうがベターですね。