こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは44万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、多くの通貨が横ばい、もしくはわずかに下落しています。
TOP100通貨|急上昇ランキング!
ここ24時間でQASHが約34%上昇。
QASHを買うことができる取引所「Liquid」がクレジットカード決済に対応したことで、上昇に繋がっていますね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①IBM担当者「ビットコインは1億円に達する」との強気予測を発表!
「いつかビットコインは1億円つける」IBMのブロックチェーン担当|仮想通貨XRPなどとの提携にも言及https://t.co/fQF274t0jj
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年2月21日
世界的コンピュータ企業「IBM」のデジタル通貨部門の担当者・ジェシー・ルンド氏は、最終的なビットコイン価格が100万ドル(1.1億円)に達するとの見方を示しました。
「いつかビットコインは100万ドルをつけると思うよ」
合わせて、2019年末のBTC価について「5000ドル(55.3万円)だと思う」とも述べました。
IT業界で世界的に存在感を見せつける「IBM」担当者の発言は、投資家心理にも影響を与えることになりそうです。
阿部悠人の考察(重要度★★)
②テスラCEOのマスク氏「仮想通貨は紙幣よりも優れている」と主張
Elon Musk, CEO of Tesla, has officially gone public with his belief cryptocurrency offers an improved alternative to conventional money. https://t.co/tDCCA2CI2A
— CoinDesk (@coindesk) 2019年2月20日
時価総額8位のテスラ(XLM)のCEOを務めるイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、自身がビットコインを「素晴らしい」と考える理由について、以下のように説明しました。
「仮想通貨は通貨管理を回避している。紙幣は消滅するのではないか。仮想通貨は一枚の紙幣よりも、価値を移転するのにはるかに優れた手段であることは間違いない」
阿部悠人の考察(重要度★★)
ちょっと回りくどいですが、要するにマスクさんは、「仮想通貨が法定通貨(米ドルや日本円など国が発行する通貨)を駆逐する」と主張しているんですね。
現在、金融庁などが仮想通貨の呼び方を「暗号資産」とするように提唱しています。
しかし仮想通貨の実態は、紛れもなく「通貨」です・・・つまり、価値を移転するのに長けた存在なのです。
送金は一瞬で済むし、手数料は安いし・・・最近の「キャッシュレス化」とも相性バツグンですよね。
とはいえ、マスクさんの予測は「強気に偏っている」と感じるかもしれません。
個人的には、仮想通貨が法定通貨を「駆逐」するまでにはならなくても、「ネット決済という限られた市場で普及すれば、仮想通貨は現在の10倍や100倍になる!」と考えています。
③データで証明!日本人はリップル(XRP)が大好き
昨日発表されたJVCEAの月次データから、主要仮想通貨の日本人保有割合を計算しました
BTCは1%弱なのに対して、XRPは6%を日本人が保有。国産のMONAは別格として日本人のリップル偏重、顕著ですね
MONA 68.8%
XRP 6.2%
ETH 1.1%
BTC 0.9%
BCH 2.0%
LTC 0.7% pic.twitter.com/RDWKzFdDnW— 高城泰 (@takagifx) 2019年2月21日
仮想通貨に詳しいライターの高城泰氏は、ビットコイン(BTC)の「日本人保有率」が1%に過ぎないのに対し、リップル(XRP)では6%にも上るとする内容をツイッターに投稿しました。
下記は、高城泰氏がVCEAの月次データから独自に算出した、各通貨の「日本人保有率」です。
- モナコイン/MONA 68.8%
- リップル/XRP 6.2%
- イーサリアム/ETH 1.1%
- ビットコイン/BTC 0.9%
- ビットコインキャッシュ/BCH 2.0%
- ライトコイン/LTC 0.7%
多くの通貨の中で、リップルの日本人人気の高さが改めて裏付けられました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)発祥の「モナコイン」は、国産コインなので、日本人保有率が高いのも当然ですね。
一方で、グローバルな通貨であるリップルが、これほど日本人に保有されていることは特筆に値するでしょう。
これは、以下のことを意味しています。
- 日本人ユーザーが多い → XRPについて「日本語で読めるネット情報」が多くなる → 日本人が投資判断で優位に立ちやすい(多くの通貨は英語が読めないとマトモに情報収集できません)
- リップル価格を動かしているのは、日本人投資家であると考えられる
つまり、リップル投資において日本人は有利なのです。
リップルはファンダメンタルズ(経済環境)も良好ですし、長期投資にぜひ取り入れたい通貨の1つとして、僕も常に注目していますよ!
④「ウォレット残高ランキング」コインチェックが世界9位に
仮想通貨取引所のウォレット残高ランキングでコインチェック(#coincheck )が9位にhttps://t.co/LtB79Q3OP4
CERのランキングによると、米国の暗号資産取引所コインベースは、21.9億ドル(約2400億円)の資産を管理して首位。バイナンスの17.7億ドル(約2000億円)を上回っています🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年2月21日
仮想通貨取引所におけるウォレット(電子サイフ)の「残高ランキング」で、日本のコインチェック(coincheck)が9位にランクインしたことが分かりました。
ランキングを作成したCrypto Exchange Rank(CER)は、その詳細を以下のように発表しています。
1位の取引所コインベースは21.9億ドル(約2400億円)、2位のバイナンスは17.7億ドル(約2000億円)となっており、9位のコインチェックは1億1800万ドル(約130億円)の残高と算出されました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「取引所ランキング」というと、多くの場合は「出来高」(取引量)の順ですよね。
しかし最近では、出来高は偽ることができる(多く見せかけることができる)ことが分かっています。
そこでCrypto Exchange Rank(CER)は、ウォレットの「残高」に着目し、取引所をランク付けしています。
たしかに、これは合理的ですね。
大きなウォレット残高は、多くのユーザー数、信頼性などの裏付けとなりますし、何より偽ることが困難です(アドレス内の残高は、ブロックチェーン上に公開されています)。
また、短期トレード向けの取引所では、出来高がかさみやすく、その分過大評価されていました(BitMEXなど)。
でも、残高ベースならその心配もありませんね。
取引所を評価する上でぜひ参考にしたいランキングです。
本日のまとめ
- ①IBM担当者「ビットコインは1億円に達する」との強気予測を発表!
- ②テスラCEOのマスク氏「仮想通貨は紙幣よりも優れている」と主張
- ③データで証明!日本人はリップル(XRP)が大好き
- ④「ウォレット残高ランキング」コインチェックが世界9位に
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ビットコイン1.1億円というと、、、現在の水準(40万円)の250倍以上に当たります。
もはや「強気予測」というレベルではありません笑
さすがにポジショントークでしょ、と思ってしまいそうですが、一方で2019年末の予測を約「55万円」としています。かなり控えめですね。
つまりルンドさんは、期限を設けず、ビットコインが達成しうる最大のピーク価格を「1.1億円」と言っているのであって「明日にも」というつもりではないでしょう。
これならば、むしろ「冷静」かつ「現実的」な予測といえそうです。
ちなみに僕は、ビットコイン投資の魅力は価格が「青天井」なことにもあると考えています。
たとえば、ビットコインは現在、あらかじめ決められていた発行上限枚数「2100万枚」を「増やす」計画も浮上しています。
つまり、ビットコインはバージョンアップされ、今後どんどん進化していくのです(日本円など「法定通貨」はアップデートされることないですよね)。
さらに、BTCはすでに投資対象として一定の地位を獲得済み。
「無価値になることは考えにくい上、上限価格は青天井」なのがビットコインであり、こうした投資対象は貴重です。
僕もルンドさんと同じく、将来的には1億円を超えると思っています!