こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは62万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。
15日の暴落以降、ビットコインはジワジワと上値を切り下げてきています。
時価総額トップ10通貨では、ビットコインキャッシュ(BCH)が約7%の大幅下落となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でInsight Chain (INB)が約6%上昇。
とはいえ、仮想通貨市場全体が下落していることから、10%以上の値上がりを記録する通貨はありませんでした。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①元首相・小泉純一郎氏はリップラー?XRPを10%保有とのウワサも
昨日の小泉純一郎さんのイベント
いきました
後半は仮想通貨の話し、特にリップ一押し、10%保有してるなどの話や2019年3月に本格的に参入するらしいです。
近い将来、各銀行や市町村のコインを普及したいと話していましたよ。やっぱりリップルなんですね。#リップル#小泉純一郎 pic.twitter.com/KSk1pyG356
— 仮想通貨姉妹 Misuzu@仮想通貨女子 (@MisuzuMi1) 2018年11月16日
元内閣総理大臣で政治家の小泉純一郎氏が、とあるイベント(詳細不明)にて仮想通貨の話題に触れ、リップルをイチオシしていること、供給量の10%を保有していると明かしたとの情報が、ツイッターで話題となっています(上記ツイート)。
ツイッターでは、「小泉純一郎元総理がリップラーってマジすか?」などの驚きの声も上がっています。
阿部悠人の考察(重要度★)
②SBIとリップル社、カード不正利用にブロックチェーン活用した対策を実験中
SBI Ripple Asiaが牽引するカードコンソーシアム カード会社9社と共に実証実験開始https://t.co/7wr7OLLlKp
カードコンソーシアム事務局を務めるSBI Ripple Asia株式会社は主要カード発行会社9社及びテクノロジープロバイダー2社と共に分散台帳技術を活用した実証実験を開始する事を16日発表した。
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月17日
SBIホールディングスとリップル社が共同設立したSBI Ripple Asia株式会社。
同社は、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルなどクレジットカード会社9社と共に、分散台帳技術(DLT)及びブロックチェーンを活用したカードの不正利用防止システムの実験を開始しました。
近年、クレジットカードの不正利用は増加しており、前年比7割増の236億円に上ると報道されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ブロックチェーンは世界中の情報をリアルタイムで共有するのに長けています。
だから、ビットコインは世界中のどこへでも正確に送金できるんですね!
とはいえ、ブロックチェーンと仮想通貨は厳密には別のもの(似た技術ではありますが)。
そのため、上記のクレカ不正利用防止のブロックチェーン実験は、仮想通貨とは無関係に感じる方もいるでしょう。
しかし、世間一般からすると、仮想通貨とブロックチェーンの違いがよく知られていないのも現実。
こうした実験が進み、「ブロックチェーンはセキュリティ対策に役立つ」との認識が広がることで、仮想通貨へのイメージアップに繋がるでしょう!
③「自宅用」マイニングマシン、取引所コインベースなどが出資し発売!
#Coinbase が出資する家庭用のクリプトマイニング装置「Coinmine One」が発売!
価格は$799。このデバイスは通常のGPUチップを使用する為 #Bitcoin の採掘には向かない様です#Ethereum#EthereumClassic#Zcash#Monero
の採掘が想定されています😳https://t.co/zDzTKqj2Js— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年11月16日
アメリカ最大手取引所コインベースなどが出資するCoinmine社は、消費電力を「プレステ3(SONYのゲーム機)」と同等レベルまで低く抑えた自宅用マイニングマシン「コインマイン・ワン」を発表。
コンピュータの計算能力を使って仮想通貨を採掘する「マイニング」に新たな動きとなりました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「消費電力は低いのに、バリバリ採掘!」というものならいいのですが、残念ながら、消費電力が低い分スペックも低いようで、本格的なマイニングを行うには向いていません。
しかし、「音が静か」「スマホで採掘状況を管理」「デザインがかっこいい」などの特徴を備えたマシンに仕上がっており、マニア心をくすぐりますね。
「自宅でのマイニング」がこれをキッカケに広まれば、集中しがちなマイニング拠点(セキュリティ上の弱点となる)が分散し、仮想通貨価格へのよい影響も期待できます。
また、こうしたマシンが登場すること自体、仮想通貨ブームの継続であることがうかがえますね!
④日本維新の会、「行政文書」保存にブロックチェーン導入を提案
行政文書改ざん防止「ブロックチェーンで」維新が改正法案を提出 /【注目発言】NHK政治マガジン https://t.co/oQGC7MfEzs
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年11月16日
日本維新の会は、行政文書を原則としてデータ化し、ブロックチェーンを活用して保存するなどの内容を含む改正案を参議院に提出しました。
文書改ざんが問題となる中、日本維新の会の浅田政務調査会長は、
「財務省の文書管理はずさんだった。国会議員から、どういった働きかけがあり、誰がどのように関わったのかまで、記録に残すようにしなければならない」
とブロックチェーン導入の方針について説明しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ビットコインはブロックチェーン上で稼働していることにより、過去の送金履歴などが改ざんできないようになっています。
この仕組みを応用し、改ざんが許されない文書の保存をブロックチェーン上で行う試みは、すでに一部企業で見られています。
森友問題やら色々とありましたからね・・・。
この先進的な試みは、高く評価したいところ。
上記でも触れましたが、仮想通貨とブロックチェーンは強く結びついているので、ビットコインや仮想通貨のイメージアップ、認知度アップにも期待しましょう!
明日のビットコイン相場
現在2本のトレンドラインの中で三角持ち合いの様なチャートを形成しており、時間の経過と共に徐々にボラティリティを小さくしていっています。
この2本のトレンドラインを比較すると、上はローソク足がトレンドラインに触れた時に激しく反発するのに対して、下はトレンドラインに触れた時の反発が比較的弱く、ダラダラと底を這うような動きをしています。
これは上昇よりも下落の方が勢いが強いことを示しています。
よってこのトレンドラインは下抜けする確率の方が高いです。
もし上昇してきても一過性に終わりすぐに落ちてくるでしょう。
15日の暴落以降買いが弱く、まだ下を試しそうな相場です。
トレンドライン
相場の高値や安値を結んだ線。ローソク足がライン上に差し掛かった時反発をしやすい性質がある。
本日のまとめ
- ①元首相・小泉純一郎氏のリップル保有が発覚?XRPを10%保有とのウワサも
- ②SBIとリップル社、カード不正利用にブロックチェーン活用した対策を実験中
- ③「自宅用」マイニングマシン、取引所コインベースなどが出資し発売!
- ④日本維新の会、「行政文書」保存にブロックチェーン導入を提案
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、本日の気になる仮想通貨ニュースでした!
この小泉純一郎氏のリップルに関するツイートは、約30件のコメント、200件以上のリツイートを集め、大変話題です。
しかし結論として、「ガセネタ」の可能性が高いですね。
小泉氏が1つの仮想通貨を絶賛したり、保有数を公表することは考えにくい上、情報元も不確か。
ツイッター上では、「同じイベントに参加したSBIの北尾社長の発言を、あたかも小泉氏の発言のように書いている」との指摘があります。
このツイートに限らず、ネット上の仮想通貨情報には(大手メディアの記事でも)不確かな情報が掲載されている場合があります。
投資判断の参考にする際は、特に注意したいですね!