こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
7月25日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは109万円台で推移しており、ここ24時間で4%上昇。
時価総額トップ10では、EOSが約10%も上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①野村HDがブロックチェーンで「社債」取引システム開発へ!!将来は仮想通貨にも対応
野村HDがブロックチェーンで社債取引する仕組みを開発へ 将来はトークンの取り扱いも=日経新聞#野村HD #ブロックチェーン #blockchainhttps://t.co/CcPdXOp2wo
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年7月25日
野村ホールディングスと野村総合研究所(NRI)が、「社債」取引をブロックチェーン上で行うシステムを開発することが判明。
- 社債の発行コストの削減
- ブロックチェーンを活用し、記録の改ざんを困難に
といった点に着目し、2020年夏の実用化を目指します。
なお、現在流通する社債を合計すると約3000本、市場規模(残高)は約60兆円に上ります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②平均9倍の取引所も!!「IEO」投資の驚異的なリターンが判明
@UNDP_Evaluation @guru_ico #IEO @VSYSCoin the ZBG and ZB are in the lead with ROIs of 820% and 553%, with Binance (513%), https://t.co/vuMGe5is0x (505%), and Hotbit (320%) following.
For the details pls look at @coingecko report 2019Q2 pic.twitter.com/UwjkWe2ERH— ZBG Omar (@omarchen11) 2019年7月23日
相場情報サイトCoinGeckoが、仮想通貨IEOに関する最新レポートを公開。
下図は、取引所ごとのIEO投資における平均リターンを示します。
青グラフがリターン、赤グラフが損失、左端に取引所名が記載。
- 1位:ZBG→約820%のリターン
- 2位:ZB→約553%のリターン
- 3位:バイナンス→約514%のリターン
なおIEOとは、仮想通貨取引所内で行われるICO(新規発行コイン)のこと。
- 取引所の審査を経てICOが実施される
- その取引所への上場が決定している
といった安心感の高さが特徴で、今年のトレンドのひとつとなっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
通常のICOは詐欺も多いし、セール価格を回収できないケースも多かったですね。
そんなICOを、取引所がお墨付きを与えることで復活させた「IEO」。
バブリーな感じで盛り上がっていますよ!
上述のように、リターンが出る取引所と出ない取引所がキッパリ別れていますね!
IEOは「取引所の人気次第」ということがよく分かります。
予想通り、IEO最大手のバイナンスは安定感バツグン。
特にプロジェクトを選ばず、適当に参加していても6倍というのは驚異のリターンです。
参加するにはバイナンスのアカウントが必要なので、よろしければ下記よりどうぞ!
③仮想通貨WTCが誇大広告で炎上!?コインも乱高下
This ‘s IT! https://t.co/dMoo6MCrJs
— Mo Bing (@MobingWTC) 2019年7月12日
仮想通貨Waltonchain(ウォルトンチェーン/WTC)のCEOであるMo Bing氏は今月5日、公式ツイッターに以下のように投稿。
「すべてのWTC所有者にとって、史上最大のニュースがある!」
これを受けて投資家からは、「大手取引所への上場かな?」「多分コインベースだろう」との声が聞かれていました。
しかしその後、CEOのいう「史上最大のニュース」とはAirDropとBurn(仮想通貨の無料配布とトークンの買い戻し/総額5,200,000 WTC)だったことが判明。
期待外れの発表を受けて、投資家からは「なんてばかげた『史上最高のニュース』なんだ。」「極端な誇大宣伝だ!」といった声が上がっています。
今月8日に3.4ドル付近で推移していたWTCは、25日(本日)には1.8ドルまで下落しています。
なお、Waltonchain(WTC)とは、タグを付けた商品を機械でスキャンする「RFID」という仕組みが売りの仮想通貨プロジェクト。
RFIDを活用することで、箱の中に入っている商品を箱から出さずにIDをスキャンできるため、商品管理への普及が期待されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
このCEOの発表には続きがあり、、、今月24日には、
「『最大のニュース』を楽しんでくれなかった?じゃあ、第二弾と行ってみよう!」
とツイートしていますねw
いやー、うまいなあ。
プロジェクトの公式や、そのCEOがこうして期待感を煽ることは、定番の上昇要因。
僕たちもそれを上手く利用し、「噂で買って事実で売る」心構えで挑みましょう!
④仮想通貨Nexoが8月15日に配当金を分配へ!
The next Nexo Dividend distribution is on August 15, 2019, and will reflect Nexo’s increased profitability as we see unprecedented demand for our signature Instant Crypto Credit Lines™.
Make sure to place your NEXO Tokens in your Nexo Wallet by August 5.https://t.co/gwJQuUpYZ3— Nexo (@NexoFinance) 2019年6月28日
仮想通貨NEXOが2019年8月15日、配当金の分配を行うことを発表しています。
配当の総額は、Nexoプロジェクトが得た収益(貸し出しで得た利子など)の30%。
8月5日時点で公式ウォレット(NEXOウォレット)にNEXOを入れておくと、その枚数に応じて、分配金を受け取れます。
なおNexoとは、仮想通貨を担保にすることで、法定通貨をローンで借りることができる(たとえば、ビットコインを預け、米ドルを借りるなど)プロジェクトです。
25日記事執筆時点では、NEXOは24時間比で約9%上昇しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
Nexoに担保として、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ネクソ(NEXO)
- リップル(XRP)
- バイナンスコイン(BNB)
- ライトコイン(LTC)
といった仮想通貨を預けることで、45種類以上の法定通貨でローンを組むことができるサービスですね。
着実にそのビジネスを拡大させているプロジェクトで、Huobiなど大手取引所でも取り扱いがあります。
純粋に「お金がない!」という人よりは、「値上がりしそうな仮想通貨を売らずに、現金を作りたい」という投資家をターゲットにしていますね。
今後は機関投資家などからのニーズなどを受けて、どんどん成長しそうです!
【BTCは今朝から急騰中!上昇トレンド転換となるか!?】
下落トレンドが続いていたBTCですが、前日は安値を更新したもののその後の売りが入ってこなかったことにより反発、本日は今朝から大きく上昇しています。
これまでポイントとなっていた07/18安値手前で反発したことで、一時間足でこれまで続いていた下降トレンドが、今日辺り転換する可能性が高まっています。
それではデイトレポイントの解説です。
現在は下降チャネル(赤色のゾーン)を上にブレイクして、①昨日の高値を目指して上昇している状況です。
まずはお試し程度の売りで、①で上ヒゲ陰線となったタイミングでショート、一時間足の陽線が出始めたらすぐに決済します。
①で反発したとしてもすぐに上昇し始める可能性もあるので、売りは見送りもありです。
買いの場合は、②直近安値を再び試して下ヒゲ陽線が確定したタイミングでロング(エントリー3)か、上昇の勢いを考えて①反発後に一時間足陽線が確定したタイミングで早めにロング(エントリー2)します。
この場合①で利確、もしくは①超え期待でホールドします。
次はスイングポイントです。
四時間足はMACDで買いサインが点灯、まだこの時点では足が確定していませんが、大きな四時間足の陽線も出始めています。
MACDの買いサインに合わせて、④07/18安値の下にストップを置いてロング、③四時間足の前回高値を目標にホールドします。
1200000を超えてくると売り勢力のストップ注文を巻き込んで、更に大きく上昇する可能性が出てきます。
本日のまとめ
- 野村HDがブロックチェーンで「社債」取引システム開発へ!!将来は仮想通貨にも対応
- 平均9倍の取引所も!!「IEO」投資の驚異的なリターンが判明
- 仮想通貨WTCが誇大広告で炎上!?コインも乱高下
- 仮想通貨Nexoが8月15日に配当金を分配へ!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ブロックチェーンと、間接的に仮想通貨の価値向上に繋がるニュースですね!
そもそも社債とは、会社がお金を借りるために発行する債券のこと。
株とは違い、会社が倒産しない限り投資家は元本が保証されています(その代わりリターンも少ない)。
国が発行する「国債」の会社版ですね!
現在、社債発行の作業は手作業で行われており、これが起債コストを高くしています。
ここをブロックチェーンでコスト低減することで、より少額での起債も実現することでしょう。
しかも今後、驚くことに、、、
野村HDは社債以外の仕組債や仮想通貨にも、同様のブロックチェーン取引システムを応用する予定です!