400円から100円代に急落したリップルは今後上がるか、下がるか。

仮想通貨ニュース

年始に400円を超えたリップルの今

昨年末から急騰し、一時は1XRP=400円を超えていたリップルがここ数日下落していて16日時点では一時200円を下回り、その後は100円代まで下がりました。

時価総額も13.6兆円から6,6兆円にまで下がっています。

今回、下がった原因の1つが韓国政府が暗号通貨取引の規制をかけるかけないといった混乱からです。

全リップルの取引量の半分以上は韓国人が取引をしていと言われており、リップルの高騰を支えていたようです。

韓国の大統領が「仮想通貨の規制の予定はない」と明言して事態は収まりましたが、価格は下げています。

ここ数日は、ビットコインにつられる形で下がってもいると思いますが、それにしても下がりすぎているように感じます。また、仮想通貨の時価総額などが確認できるコインマーケットキャップが韓国市場のデーターを含めずに各通貨の価格の計算したことが発覚したのも下落する1つのきっかけとなりました。

仮想通貨市場の韓国マネーが占める割合は全体の3分の1とも言われています。

ですので、韓国市場のデータが含まれていないだけでも価格の平均値は下がってしまいますし、時価総額の順位が変わってくる通貨も出てくると思われます。

リップル不要論を払拭できるか?

今月11日にはアメリカの大手決済サービス会社マネーグラムとの提携が発表され、急騰し、回復するかと思われましたが、その後も下がり続けています。

また、XRPトークンがなくてもリップルネットワークは稼働するのではないかという議論があり、「XRPトークン不要論」というものがあります。

リップルはこれからマネーグラムとの提携でXRPトークンを国際送金に使うための試験運用をしていきます。

この試験運用がうまくいき、実用化されれば、他の銀行や決済サービスを提供している会社も今よりももっとリップルと提携するようになってくると思います。そうなれば、XRPトークン不要論を払拭するいい機会になると思います。