FBAと料金シミュレーターの使い方|アマゾンで売上も効率も上げる方法

物販
こんにちは、阿部です。

転売を行なっていると配達業者の方と接する機会が多いためあらゆる運送会社の方と顔なじみになってしまいました。

顔なじみになるとこちらの生活リズムが分かるのかタイミングよく商品を届けてくださいます。

また、再配達のお願いをしなくても時間を見計らって来てくれますので大変助かっています。

本当にいつもありがとうございます。

さて、そんな配送ですが受け取るときだけでなく送るときにもお世話になりますよね。

購入者様のもとに送ったり、販売者様のもとに返品したりと送る数が少なければ大したことはありませんが数が増えるとかなりの労力を必要とします。

単純作業ですから面白みにも欠けますし「どうにかならないかな」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回はそんな苦労を少しでも減らすためのサービスを紹介します。

それが「FBA(フルフィルメント バイ Amazon)」サービスです。

FBA(フルフィルメント バイ Amazon)とは?

主なサービス内容は

  1. 自分が売りたい商品を「Amazon」が預かってくれる
  2. 商品が売れた場合には梱包・発送してくれる
  3. カスタマーサービス(返品、クレーム対応)を行ってくれる

の3つです。

導入するメリット

メリットとして

  1. 購入率アップ
  2. 作業負担軽減
  3. 物流コスト(配送・保管コスト)の効率化

上記の3点が挙げられます。

① 購入率アップの要因として

  • 通常配送料無料
  • 24時間365日受注、出荷対応
  • Amazonプライム対応となり会員への訴求力アップ

配送料無料やいつでも受注・出荷対応してくれるというのは消費者にとってうれしいですよね。

また、プライムのマークが付くことで信頼感が増しますので購入されやすくなります。

事実、86.4%の方がFBA導入後に売り上げが向上したと回答しています。

② 作業負担軽減について

  • 注文処理、ピッキング、梱包、出荷をすべてAmazonが対応
  • 配送後のカスタマーサービス、返品受付も対応

これらの作業を全て自分で行なった場合、大変な労力を要しますしミスが出てくるかもしれません。

その点、Amazonに任せておけば作業時間を別のことに使えますし梱包も非常に丁寧でミスはほとんどないでしょう。

面倒な顧客対応も行ってくれるので精神的負担も軽減されます。

③ Amazonプライム対応となり会員への訴求力アップ

  • 配送代行手数料は送料込みで全国一律(地方・離島を含む)
  • 在庫保管手数料は固定費ではなく、商品サイズと保管日数に応じている

どこに、どのサイズのモノを送っても配送代行手数料は変わらないので配送コストが軽減できます。

また、在庫保管手数料は変動費ですので余計なコストはかかりません。さらに、商品の保管場所に困らないというのもメリットです。

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以上が「FBA」の説明になります。

いかがでしたでしょうか?

実際に転売を行なっている方にはその良さが分かりますよね?

まだ行なったことがない方にはイメージしづらいかもしれませんが、何かしらのメリットがあることは分かっていただけたのではないかと思います。

作業負担を減らし業務の効率化を図りたい方はぜひ、導入を検討してみてくださいね。

ここからはFBAを利用した場合の利益計算を、実際に「FBA料金シミュレーター」を使って紹介したいと思います。

「FBA料金シミュレーター」を使った利益計算方法

FBA料金シミュレーターはマーケットプレイスで、販売する際にかかる販売手数料や費用の小計を計算してくれるものです。

これを用いれば、商品の利益を把握することができるので仕入れの最終判断をすることができます。

シミュレーターの使い方

① まずは利益計算をしたい商品のASINをコピーします。

 

② コピーしたASINをFBA料金シミュレーターの

検索窓に貼り付けて検索します。

 

③ 商品に対応したページが出てくるので、
商品代金の欄にAmazonでの販売価格を入力してみましょう。(下図の赤い四角で囲んだ価格です)

すると、各手数料が算出されます。

 

④ 商品の仕入れ価格を算出します。
 
ですが、その前に元のレートを把握しておきましょう。
 
レートの調べ方は何でもいいのですが、今回は「Yahoo!ファイナンス」を利用して調べます。
 

調べてみると、1元が約16.5円だと分かりました。(2017年5月時点)
 
これに手数料等を加味して1元17.5円だと想定しましょう。
 
次にアリババで商品の価格を見ると28.00元になっています。

よって、仕入れ値:28.00×17.5=490円とします。
 
⑤ 今度は国際輸送料と国内配送料を計算しましょう。

(国内の商品到着場所からAmazonの納品場所までの費用)

 国際輸送料は1キロ当たり25元。国内配送料は1つ当たり60円と考えてみます。(代行会社、配送方法によって価格が異なるので大体の目安です。)
 
 今回の商品は重さが0.9389キロなので約0.94キロと考え計算します。

 国際輸送料:25×0.94×17.5=411.25円 小数点以下は切り上げて412円とします。
 
 これに国内配送料60円を足した472円が送料となります。
 
⑥ 料金シミュレーターの「納品時の配送料」に472円 「出荷準備費用」に仕入れ値の490円を入力し 計算のボタンをクリックします。

すると、上図のような結果が出ました。

残念ながら356円の赤字になりそうです。

これは仕入れることができませんね。

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以上が『FBA料金シミュレーター』の使い方になります。

いかがでしょうか?

自分でも使えるイメージができましたよね?

これを使いこなせるようになれば間違えて利益が出ない商品を仕入れるということもなくなり安心して仕入を行うことができます。

しっかりとマスターして、あなたの強力な味方になってもらいましょう。

Amazon代行サービス「FBA」で効率化

さて、今回はAmazonの代行サービス「FBA」についてお話をさせていただきました。

転売に慣れてくると売り上げはアップしますがその分手間も多くなります。

その手間を請け負ってくれるのが「FBA」です。

「FBA」と「料金シミュレーター」をしっかりと活用して物販ビジネスの効率化と黒字体質化を目指しましょう。