ということで今回は、
- BCHハードフォークがなぜ起こるのか?
- そもそもハードフォークとはなにか?
- BCHハードフォークはいつ行われるのか?
- 過去のデータをもとにBCHハードフォークに向けての投資戦略
- BCHハードフォーク対応している取引所
- 利確のタイミング
などについてお話しします!
ビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォークしBSVが誕生
ビットコインキャッシュが、2018年11月15日にハードフォークします!
今回誕生するのは、ビットコインサトシビィジョン(BSV)です。
Coin Dance こちらのサイトでハードフォークまでの時間が確認できます。
BCHハードフォークの詳細
今回のハードフォークは、ビットコインキャッシュを開発する2つのチーム間の対立が深まったことが原因です。
- 開発チームnChainが奨励するソフトウェアアップデート(既存の方)
- Bitcoin ABCが提供するハードフォーク(新しくできる方)
に分かれます。
これにより、コミュニティも分裂することになります。
熱狂的なBCH支持者として知られるロジャーバー氏が運営するBitcoin.comと海外取引所のバイナンスはBitcoin ABCの方を採用すると発表しています。
そもそもハードフォークとは?
フォークというのは英語で「分岐」という意味です!
ハードフォークというのは、簡単に言ってしまうと仮想通貨のアップデートのこと。
ハードフォークが行われたタイミングで、仮想通貨は旧ルールのままのコインと新ルールに適応したコインに分かれます
旧コインと新コインの間には互換性がなく、別々の通貨として存続します。
この際、それぞれの通貨の価値も別々になります。
代表的なのは、
- ビットコイン(BTC)➡ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)➡イーサリアムクラシック(ETC)
なんでハードフォークをするの?
コインの問題を解決するためにケンカが起こります!
ビットコインがハードフォークしたときは、
- 取引情報を記載するブロックの大きさを従来よりも大きくしよう(1MB→8MB)
- 取引情報をコンパクト(圧縮)にしてブロックの大きさは従来通りのままにしよう(Segwit実装)
2つの意見でケンカ勃発!
対立が続いたので、「じゃあ、もういい別のコインを作っちゃおう」ということでBCHが誕生しました!
最大データ量を大きくしたのがBCH
Segwitを実装し、処理能力を高めたのが既存のBTC
(図にするとこんな感じ)
ハードフォークは超お得なキャンペーン?
ハードフォークすると、新しい通貨がタダでもらえます。
たとえば、BCHの時には、分裂した時点でビットコインを保有していた人は、ビットコインと同量のビットコインキャッシュを付与されています。
既存の通貨とともに。新しいコインの価値も上がっていけば、資産も一気に増加しますね!
ですが、ビットコインはその後たくさん分裂して、よく分からない通貨がたくさん誕生しました笑(ビットコインクリスタル・ビットコインゴッドなど)。
そのため、だんだんとハードフォークに対する期待は薄れていきました。
過去のハードフォークの価格推移
ビットコインキャッシュ誕生【2017年8月1日】
(ビットコインのチャート)
ビットコインは、当日に4万円下落。
終了後は売り圧が強くなるので、下落する可能性が高いです。
しかし、その後すぐに上昇し、4日後の8月5日以降はハードフォークの前よりも大きく価格が上昇しました。
このときは、分裂前にはビットコインはそれほど上昇していません。
初のハードフォークということで多くの人がそのメリットを理解していなかったためだと考えられます。
(BCH誕生直後のチャート)
ビットコインキャッシュの初値は2万円。
その後グングンと値を上げ、数時間で6万円まで急騰しました。
これで、多くの人が「ハードフォークは美味しい!」と認識しました。
その後は下落しています。
やはり、早めに売り切りまた下がったところで仕込むのが良いということです。
ビットコインゴールド(BTG)誕生【2017年10月24日】
(ビットコインのチャート)
2017年10月24日ビットコインゴールド(BTG)が誕生した際、ビットコインは一時60万円まで急落しました。
しかし、たった2日でハードフォーク前の水準まで価格を戻しています。
この時は、当日の1か月前ほどから上昇しています。
前回のBCHがかなり高騰したので、期待しての買いが多かったのだと考えられます。
BCHがハードフォーク|ビットコインキャンディー(CDY)誕生【2018年1月13日】
ビットコインキャンディーは誕生とともに暴落しました。
一方で、BCH(ビットコインキャッシュ)は、2週間前からじわじわと上昇しハードフォークから2日後に大きく下落しました。
このようにハードフォーク後には必ず売りが入ります。
現在のビットコインキャッシュの価格推移
ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォークに向けての戦略
2018年9月11日
正直、ハードフォークに対しての期待は薄れつつあります。
ただ、ビットコインキャッシュ自体ははじめての試みであることから注目され、上昇する可能性も高いでしょう。
現在、対応を発表している取引所も小さくほぼ無名です。
おすすめ買いポイントは48000円です!
ハードフォーク直後に下落するので、前日には売りきりましょう。
【更新】2018年11月5日
現在底値から70%近く上昇してきています。
こうしたイベントに向けた上昇は、2週間くらい前から一気に上昇して最初の天井を作った後に下落し、イベント直前に再度上昇を開始するパターンが多いです。
目先のBCHの天井は、節目の72000円付近が天井の目安です。
今後は一旦大きく調整した後しばらく推移し、ハードフォーク直前に再度上昇してくるでしょう。
ですが、再度上昇してきたとしても最初に付けた高値を更新することは中々難しいです。
最初の最高値と同じ価格帯で上げ止まるか、最高値まで届かず若干下振れることが多いので早めの利確をお勧めします。
【更新】2018年11月7日
いま現時点の価格は6万8千円。
当初から想定していた天井の7万2千円はもう一発デカイ上昇があれば到達する範囲。
今後のシナリオ展開としては上記を想定してます。
ショート(空売り)はどうやるの?
ビットコインキャッシュ(BCH)のショート、売りから入るならBitMEXがオススメ!
もちろん、ロング(買い)からも入れますし、仮想通貨FXをするならぜひ使ってみてください。
ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォーク最新情報【追記】
執筆時点では、海外取引所のCoinexとBitasiaexと小規模の取引所のみがハードフォークに対応すると発表していました。
SBIバーチャルカレンシーズがBCHハードフォーク対応を(11/2)
(HPより引用)
まとめるとSBIでは、BCHハードフォークに対応する予定ですが、現金で付与するかもしれないと言っていますね!
BINANCE(バイナンス)もBCHハードフォーク対応を発表(11/2)
$BCH はBinanceのハードフォーク対応発表で上げたのかねー。 pic.twitter.com/3tTAD0UVu1
— DEG (@DEG_2020) 2018年11月2日
BCHハードフォーク対応取引所まとめ
【BCHハードフォークに対応している取引所まとめ】
201811/5現在
・SBIバーチャル
・Ginco(ウォレットアプリ)
・BINANCE
・Kucoin
・CoinEx
・Coinbase
・Bitasiaex保有者は、BINANCE・Ginco・SBI・KuCoinのいずれかに入れときましょう!#BCH#ビットコインキャッシュ#ハードフォーク pic.twitter.com/ie3y0d29Il
— 阿部悠人 (@abeyutos) 2018年11月4日
201811/5現在
- SBIバーチャル
- Ginco(ウォレットアプリ)
- BINANCE
- Kucoin
- CoinEx
- Coinbase
- Bitasiaex
保有者は、BINANCE・Ginco・SBI・KuCoinのいずれかに入れときましょう!
関連通貨が高騰!?
CoinExToken(CET)
BCH基軸の取引所CoinExのトークンが11月3日より上昇!
BCHメインに取り扱っているのでその期待からだと考えられます。
BTG(ビットコインゴールド)
過去にビットコインから分裂してBTG(ビットコインゴールド)も11月4日より上昇しています。
BCD(ビットコインダイヤモンド)
過去にビットコインから分裂してBCD(ビットコインダイヤモンド)も11月4日より上昇しています。
これらの2つの通貨がなぜ上昇しているのかわかりませんが、関連銘柄にも注目ですね!
BCHハードフォークまとめ
- 11月15日ビットコインキャッシュがハードフォーク
- ビットコインサトシヴィジョン(BSV)が誕生
- 既存のコインから新たなコインが誕生すること
- 新しい通貨がタダでもらえる場合がある
- 終了後は売り圧が強くなるので下落する可能性が高い
- ハードフォーク直後に下落する可能性大
- 大手取引所が対応を発表
- 関連銘柄が高騰
追加情報についても随時配信していきますので、よろしくお願いいたします!
最後までありがとうございました。