「LUKSO(LYXe)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「NFTの関連銘柄をリサーチしているんだけど、LUKSOについても知りたいな」
と、気になっていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
LUKSOとは
LUKSOとは、ファッション業界などクリエイティブな領域にブロックチェーンを活用し、新しい価値を生み出す仮想通貨プロジェクト。
高級品(たとえばブランド物のジャケットやブーツ)の所有権を、NFT(ノンファンジブルトークン)を使って証明することができます。
NFTとは、「代替できないトークン」のことですね。
その商品を示す、「唯一無二の仮想通貨」であるNFTを持っていると、たとえばジャケットやブーツの所有者が本物を所有していることを示せます。
高級ブランド業界は、長年、精密なコピー商品に悩まされています。
LUKSOは、そこに絶対にコピーしたり改ざんしたりできないブロックチェーンの力も持ち込もうとしている仮想通貨プロジェクトのひとつです。
独自トークンLYX(LYXe)
LUKSOの独自トークンは、LUKSOのネットワークの取引手数料としての用途があります。
また注意したいのが、LUKSOには「LYX」と「LYXe」の2種類のトークン形式が存在します。
これらは基本的には同じものですが、現在発行されているのがLYXeで、今後はLYXに移行します。
LYXeはイーサリアム上で発行された仮想通貨です。
今後、LUKSOはイーサリアムから独立したメインネット(正式版のネットワーク)を立ち上げることになっており、そこではLYXを使います。
つまりLYXeは仮りのトークンであり、今後「LYXe→LYX」へと1:1で交換ができるものと考えられます。
LUKSOの将来性は?
それでは、LUKSOの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
年間1000億ドル(約10兆円)の「コピー品市場」に対応
高級ブランドのコピー品は、残念なことに非常に大きなマーケットになっています。
報告書「The Theft Of American Intellectual Property: Reassessments Of The Challenge And United States Policy」によると、2015年にアメリカのブランドの偽物が世界中で販売された額は850億ドルに上るとのことです。
ちなみに、コピー品が作られているのは圧倒的に中国が多いとのこと。
コピー品を買うために中国に旅行へ行く方もいるのも納得ですね。
LUKSOはこうした10兆円規模のマーケットの健全化に役立つ可能性があるので、ポテンシャルの大きな仮想通貨です。
注目しているブランドも多そうですね。
中には、「別に『仮想通貨』を使わなくてもいいんじゃないの?」と思う方もかもしれません。
しかしLUKSOを使えば、たとえば本物の商品を譲ってもらったり、中古品を購入した場合も、トークンと商品を一緒に受け取ることで所有権を証明できるので便利。
仮想通貨は、物理的な商品の証明とも相性がいいのです。
LUKSOを手がけたのはFabian Vogelsteller氏
LUKSOの創設者は「Fabian Vogelsteller氏」です。
この方、実はものすごくて、イーサリアムのトークン形式である「ERC20」という規格を作られた方です。
ほとんどのアルトコインがERC20なので、僕たちがアルトに投資できるのもFabian Vogelsteller氏のおかげだということですね。
また同氏は、イーサリアムのウォレットの「Mist」も開発していますし、最近では「rICO」というICOの仕組みも発明しました。
rICOは、ICO(イニシャルトークンオファリング)に詐欺のリスクなく参加できる仕組みのことで、ICOに参加してから独自トークンを受け取るまで間、代わりにイーサリアムを手元に置くことができます。
この「rICO」はLUKSOのICOでも採用されています。
コピー品という大きいマーケットに注力している点と同じくらい、Fabian Vogelsteller氏が手がけているということもLUKSOの強みです!
LUKSOの買い方
LUKSOは国内取引所では扱われていません。
海外取引所のBilaxyで買うことができます。