MINDOL(ミンドル)とは?仕組み、今後の価格、将来性、買い方

コイン

「MINDOL(ミンドル)ってどんな仮想通貨なんだろう?」

一時は詐欺のウワサもあったけど、最近は汚名返上の動きもあるって本当?

と、MINDOLの現在について調べていませんか?

そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。

この記事でわかること
  • MINDOLとは
  • MINDOLの将来性
  • MINDOLの買い方

詳しくみていきましょう。

MINDOL(ミンドル)とは

出典:MINDOL

MINDOLとは、日本のコンテンツ産業を主な用途とした仮想通貨やアプリケーションを提供しているプロジェクト。

経済産業省は、日本の映画、アニメ、テレビ番組、音楽、ゲームなどのコンテンツ産業の市場規模を約12兆円と試算しています。

MINDOLはこうしたコンテンツを、eMINDOLというアプリケーション内で体験したり、コンテンツ作成に必要な費用を資金調達したりできる環境の提供を目指しています。

独自の仮想通貨であるMINDOLトークンは、投稿、投票、寄付、決済、著作権管理などが可能な「eMINDOL」アプリケーションや、コンテンツ制作(アニメ、ゲーム、映画など)への投資、応援、イベント参加などに利用することができます。

なおMINDOLは過去、仮想通貨を使った資金調達「ICO」を実施しており、日本で38億円(約4200万ドル)の私募を実施しています。

MINDOLの将来性は?

それでは、MINDOLの将来性をどう考えればいいでしょうか?

MINDOLってぶっちゃけ「詐欺」なの?

多くの方が感じる疑問が、「MINDOLって詐欺なの?それとも、まっとうなプロジェクトなの?」という点ではないでしょうか。

MINDOLに「怪しい」イメージが定着した理由のひとつが、まず、タレントの松居一代さんを広告塔に起用していたこと。

何かとお騒がせな方というイメージもあるかもしれませんが、松居さんはその知名度を活かして、「ミンドルって松居一代さんのプロジェクトだよね」というイメージを定着させました。

しかし有名なエピソードとして、その後松居一代さんはMINDOL側から「4億円」もの広告費用の返金を求められています。

どうやら、MINDOLの上場記念パーティーで松居さんはYouTuberと引き連れてやってくるという約束でしたが、約束の日、「迎えに来るリムジンの色が違うじゃない!」ってことで、ドタキャンしたようです・・・。

また、MINDOLに怪しいイメージが定着したもうひとつの理由が、MINDOL側が過去、「TOB」という上昇要因を発表していたこと。

TOBとは、買収したい企業の経営権を握ることなどを目的とし、その企業の「株」を市場外で買い取る行為。簡単にいえば、A社を買収するために、A社株式を買い集めることなどがそれに当たります。

これを仮想通貨で実施するという画期的な発表で、MINDOL価格は急騰したものの、実際には、TOBは実現しませんでした。

結果、好材料織り込み済みで上昇していたMINDOLは急落し、投資家は大きな痛手を受けました。

これについては、投資家がMINDOL側へ集団訴訟する動きもあるようですね。

有名な集団訴訟サイトのページでは、MINDOLを訴訟する理由を以下のように説明されています。

宣伝によりTOB参加者を募り、高値でMINを購入させ、その約2倍の価格で世界的投資会社アブダビ(AD22)が買い取る事に決定したのに、突然の規約違反と全プロジェクト無期限延期の発表、そして価格操作により、MINを大暴落させて、TOB参加者に底値で売却させた。

その後さらに、MINDOLは「プロジェクト開発の無期限延期」を発表。

投資家からすると「お金を持って逃げた詐欺プロジェクト」と言いたくなる気持ちもわかります。

今後は汚名返上か?MINDOL最新情報

MINDOLがプロジェクトの無期限延期を発表したのは、2018年12月のことでした。

しかし約1年後の2019年11月、突然、「すべてのMINDOLプロジェクトは本日から再開されます。」との公式発表がありました。

これを受けて、MINDOLは突如200%上昇。

その後、取引所への上場交渉なども行っていたようで、2021年1月、MINDOLは大手取引所のひとつである「HitBTC」への上場を果たしています。

MINDOLが「まゆつばもの」のプロジェクトだったのは、過去の話となるのか?

投資家のためにも、今後の汚名返上に期待したいところですね。

MINDOLの買い方

MINDOLは国内取引所には上場していません。

海外取引所のCoinsuperで購入することができます。