「Minereum(MNE/マイネリウム)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「世界初のセルフマイニングスマートコントラクトらしいけど、将来性は高いの?」
と気になっていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説。
- Minereumとは
- Minereumの将来性
- Minereumの買い方
さっそく、詳しくみてみましょう。
Minereum(マイネリウム)とは

Minereumとは、2017年4月14日に誕生した世界初のセルフマイニングスマートコントラクトを提供する仮想通貨プロジェクト。
イーサリアムの機能のひとつであるスマートコントラクト(契約機能)を利用し、マイニング機器を用いることなく、コードにより自動的にマイニングを行うことができます。
これまでにないマイニング方式であるため、利用者のアイデア次第で、仮想通貨への新しいアプローチが可能になると期待されています。
またMinereumは独自トークン発行機能も備えており、仮想通貨の名前などを入力するだけで簡単に新規コインを発行できます。
Minereum自体はICOを実施していませんが、ICOを実施したい企業が独自トークンを発行したり、「ポイント」の代わりに仮想通貨を発行したりする使い道が考えられますね。
Minereumの特徴「セルフマイニング」
Minereumは、マイニングの仕組みが他の仮想通貨とまったく異なっています。
Minereumでは、スマートコントラクトによって、公平かつ高い透明性を保ちながら、マイニングが可能。
一般的な仮想通貨(たとえばビットコインやイーサリアム)では、仮想通貨をマイニングするためにマイニング機器への投資、電気代、大規模な施設では建物への投資が必要となるのが当たり前なので、画期的ですね。
Minereumの代表者も、
「Mineruemは最初のセルフマイニングスマートコントラクトです。Minereumのマイニングプロセスは、これまでに見たことのないものです。従来のマイニングの代わりに、各ジェネシスアドレスへのコインの利用可能性は、純粋にその場で数式によって計算されます。」
とアピールしています。
Minereumの将来性は?

それでは、Minereumの将来性をどう考えればいいでしょうか?
オリジナリティは高い
トークン生成が簡単に発行できるプロジェクトとしては、Minereumのほか、ビットコインのブロックチェーンを使ったCounterparty(XCP)がありますね。
2021年1月現在、XCPの時価総額は約3億円、Minereumは約2億円と、同程度です。
しかしMinereumには上記のようにセルフマイニングスマートコントラクトが実装されているというオリジナリティが担保されています。
この差によって、Minereumが選ばれるケースも多いでしょう。
ライバルとの差別化ができているため、一定の存在感を保ち続けられるのではないでしょうか。
また、イーサリアムやネムでも独自トークンを作成できますが、簡易性でMinereumが圧倒的に勝っているため、比較対象とはなりません。
本格的なプロジェクトには選ばれにくいか
ただし、セルフマイニングスマートコントラクトのメリットは、まだ広く認知されていません。
そのため本格的に仮想通貨をビジネスに取り入れたいプロジェクトは、時価総額の小さなMinereumではなく、定番のイーサリアムやネムなどのプラットフォームを選択することになるでしょう。
もしくは、ビットコインのブロックチェーンを用いており信頼性が高いXCPです。
セルフマイニングが市民権を得れば、状況は変わってくるかもしれません。
Android版スマホゲームをリリース

2018年5月、Android版スマホゲームが誕生しました。
ゲーム内でMinereumが使えるようになっているみたいですね。
簡易的な、ゲーム内の独自通貨としてはMinereumは便利なのでしょう。
MinereumのV2が発表
直近では、Minereumの最新バージョンである「V2」がローンチされています。
ここ注目したいのが、ローンチとあわせてエアドロップ(仮想通貨の無料配布)が実施されること。
誰でも「32,000MNE」が入った仮想通貨のアドレス(ジェネシスアドレス)を受け取ることができます。
セルフマイニングができるジェネシスアドレスは初期のエアドロップのみで無料配布されるため、後発の人は、購入するしかないんですね(備え付けのDEXで売買可能)。
将来的にセルフマイニングスマートコントラクトが評価されれば、ジェネシスアドレスが高値で取引されることになり、先発組は利益を獲得できる仕組みになっています。
Minereumの買い方

Minereumは国内取引所では購入できません。
海外取引所のユニスワップで買うことができます。