「シータ(THETA)ってどんな仮想通貨なのだろう?」
「これから伸びる動画プラットフォームのプロジェクトらしいけど、もう少し詳しく知りたいな」
と思っていませんか?
この記事では、仮想通貨シータの投資家が気になる点について、徹底的に解説していきます。
それではさっそく詳しく見ていきましょう。
仮想通貨シータ(Theta Network)とは?
Theta Neworkは「ブロックチェーン動画配信ネットワーク」の仮想通貨プロジェクト。
少し専門的にいえば、分散ストリーミングネットワーク(DSN)と呼ばれる、非中央集権的な(特定の管理者が存在しない)ストリーミングサービスのプロジェクトです。
現在、世界中で閲覧されている動画配信サービスといえばYouTubeがありますが、YouTubeはGoogleという中央集権的な企業により運営されています。
一方で、特定の企業による管理を受けず、非中央集権的な動画配信ネットワークを実現しようとしているのが、Theta Networkです。
イメージとしては、ビットコインはブロックチェーンにより管理されており、特定の管理主体が存在しない仮想通貨として知られていますよね。
これが成り立っているのは、ネットワークに参加している人たちがビットコインの取引履歴(分散型台帳)をそれぞれ保持しており、皆で管理しているからです。
シータでも似たような仕組みであると考えるとわかりやすく、動画そのものを分散的に保存し、配信することができます。
中央集権的なYouTubなどの動画配信サービスと、分散的なシータを比較すると、
- YouTubeなど:動画閲覧者全員がGoogleの管理するサーバーから動画を取得する
- Theta Network:ユーザー同士で動画コンテンツを直接やり取りする
という違いがあると言えますね。
昨今では、ブロックチェーンや仮想通貨を使って、様々なサービスを非中央集権的に運営する動きがありますが、Theta Neworkは、これの動画バージョンであると考えることができます。
仮想通貨シータ(Theta Network)の将来性は?
それでは、Theta Networkの将来性をどのように考えればいいでしょうか?
大きなポイントとしては、以下の3点が挙げられます。
- 動画市場は成長が見込まれる
- LINEなどの大手企業との提携を実現
- 非中央集権的な動画サービスにはメリットが多い
それぞれ詳しく解説します。
動画市場は成長が見込まれる
今では、ほとんどの人が無料で楽しんでいる「動画」コンテンツ。
実はその制作費と、サーバーの維持費は、企業による広告費と切っても切れない関係です(YouTubeなどでも最初に流れますね)。
つまり昨今のYouTubeの盛り上がりは、「動画広告の盛り上がり」ともいえます。
Googleがこの波に乗り成長しているように、Theta Networkも業界全体の拡大にうまく乗っかることができれば、さらなる成長も期待できます。
「ターゲットとしている業界が伸びている」ことはシータの将来性を考える上で無視できませんね。
LINEなどの大手企業との提携を実現している
シータは既に、大企業に認められた仮想通貨プロジェクトです。
実はYoutubeを運営しているGoogleも、Theta Networkと提携し、シータのトランザクションが正しいかを検証するエンタープライズバリデーターに参加しています。
GoogleはYouTubeなどの動画コンテンツの増加に伴い、大容量のサーバーに多額の維持費をかけています。
一方でシータは、非中央集権的にユーザー間で動画コンテンツをやり取りすることができる新しい仕組みなので、Googleも注目しているのでしょう。
また日本人にとって注目すべき点として、実は仮想通貨シータはあのLINE(ライン)とも提携しているんです。
上図のように2020年9月30日、LINEはシータが独自ブロックチェーンの「LINE Blockchain」を導入していることを発表しています。
eスポーツ専門のビデオストリーミング「Theta.tv(シータtv)」が、日本でも閲覧できるようになるようで、さらなるユーザー増加も期待されますね。
非中央集権的な動画サービスにはメリットが多い
今後、中央集権的、非中央集権的を問わず、動画配信プラットフォームを維持するコストは動画の高画質化や多機能化によって増加すると考えられています。
皆さんが何気なく見ているYouTubeも、裏では、大容量の動画コンテンツを保存するために大きなコストをかけています。
今後は、4K動画、8K動画、VRといった、さらに大容量な動画コンテンツが登場してくることになるので、より大きなコストが必要となるでしょう。
もちろんYouTubeなどは中央集権的な企業が運営しているため、コストをかければ技術的には維持することが可能です。
しかしシータのような非中央集権的な動画サービスは、
- 人件費などのコストが少なく、コスト競争で優位に立つ可能性がある
- 分散型なので、サーバー容量の上限がないにひとしい
- 「広告費の中抜き」を排除し、動画クリエイターにより多くの報酬を支払うことができる
といったことから有利です。
特に③については、結果的に、面白い動画が多くなり、プラットフォームとしてシータが生き残る可能性がありますね!
仮想通貨シータ(Theta Network)の買い方
Theta Network(THETA)は、国内の取引所では購入することができません。
海外取引所のバイナンスで購入可能です。