海外では数多くのプロジェクトが資金調達をするためにICOを行ってきましたが、日本初のプロジェクトはほぼありませんでした。
そこに、大きな注目を浴びたのが「Wowoo」。
日本最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」を運営する株式会社オウケイウェイブが携わるプロジェクトとして話題になりました。
今回は、Wowoo ExchangeというWowooプロジェクトの取引所、並びに取引所トークンについて解説していきます。
Wowoo Exchangeって聞いたことはあるけど、どういったものなのか詳しくはわからない方に対して、Wowoo Exchange、WWX、トークンの意味から仕組みまで詳細にお伝えします。また、今までの振り返り、今後の展望など現時点でわかっているところまで要点を絞ってまとめています。
Wowooプロジェクトとは
人々に感動を与えるコンテンツに価値を創造することを念頭に、感動の可視化を目指すプロジェクトです。
具体的な仕組みとして、
①Wee:質問したいことがある人
②Wer:質問に対する回答を知っており、答える人
上記の2人がおり、Werが回答しベストアンサーであれば、Weeが対価としてチップを払うような仕組みです。
このプロジェクトには、国内最大級のQ&Aサイトを運営する株式会社オウケイウェイブが出資しており、OKWAVEのサービスに仮想通貨が導入されるイメージとなります。
誰もが知っている大企業がパートナーとなったことで、人気に火が付いたわけですが更に知名度が出た理由としては、仮想通貨の大物がアドバイザーについたことです。
その方が、ビットコインの神様Roger Ver氏です。
彼は2011年のビットコインがまだ1ドルの時から投資をしている仮想通貨の第一人者であり、ビットコインのポータルサイトBitcoin.comのCEOでもあります。
Wowoo Exchangeとは
Wowoo ExchangeとはWowooが設立した仮想通貨取引所のことです。
現在、シンガポール、香港でリリースされており、当初の予定では更にウズベキスタン、マレーシア、タイでも展開予定となっております。
そして、この取引所の基軸通貨となるのが「WWX」です。
WWXとは
WWXはWowoo Exchangeの基軸通貨として、取引所トークンの役割があります。
具体的には各種アルトコインとの通貨ペアとしての基軸通貨や取引手数料が安くなるということ。
2019年10月には、Wowoo Exchange Hong Kongがスタートし、WWXが上場するかと思いきや、取り扱いの発表がありませんでした。
その後、香港でのデモや当初NEOトークンとしてのNEP5からイーサリアムの規格ERC20へのトークンスワップが思うように行われていないこと。
それらの理由から、12月末、そして2020年1月15日にようやく上場しました。
しかし、マーケットメイクや好材料など発表が一切なく、暴落してしまいました。
結果的にはICO価格の100分の1と悲惨な結果となりました。
WWXの最新情報
WWXが取引できる唯一の取引所、Wowoo Exchange香港は2020年8月20日にDEXとしてリニューアルしました。
今後、取引する場合はW-DEXにてご自身のメタマスクを連携し、取引する必要があります。
また直近の材料では、
BEATホールディングスとの戦略的パートナーシップ締結がありました。
Wowoo Technologies Co.,Ltd.はBEAT Holdings Limitedの子会社であるXinhua Mobile Limitedと戦略的パートナーシップを締結しました。
BEATホールディングスは日本の株式公開企業であり、ホールディングス企業として多くの業界に参入していますが、近年ブロックチェーン・テクノロジーなどの成長性の高い分野に注力しています。
Wowooにおいてもさまざまなブロックチェーン・テクノロジーを駆使したツールとサービスを開発していますし、双方が同じ方向に向かって進んでいけば、多くの相乗効果を生み出していけるでしょう。
僕もWWXを大量に持っておりますが、しばらくホールドしWWXの進展をじっくり待とうと思っております。