「Dogelon Mars(ELON)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「ドージコインのように爆上げする犬系コインを探しているからDogelon Marsについても知りたいな」
と思っていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
Dogelon Marsとは
Dogelon Marsは、宇宙空間で利用される世界初の「惑星間通貨」になることを目指す仮想通貨プロジェクト。
ドージコイン(DOGE)からのフォーク(分裂)にて誕生しました。
公式サイトによると、これまで人類は宇宙への進出に向けて前進してきました。
Dogelon Marsの「Mars」とは火星を意味しており、人類の火星へのミッション挑戦に際して使われることが想定されています。
2021年5月、米宇宙開発会社スペースXのイーロンマスク氏は、ドージコインで月探索のための資金調達を実施したことを発表。
こうしたことからドージコインは「宇宙の基軸通貨」とも言われていますが、Dogelon Marsはそんなドージコインを強く意識した仮想通貨だといえるでしょう。
なお、Dogelon Marsはドージコインと同じく「犬」をモチーフにしており、通貨名にはイーロンマスク(Elon Musk)氏の「Elon」の文字を含んでいます。
独自トークンのELONとは?
Dogelon Marsの独自トークンはELONは、上述のように何らかの目的で「火星へのミッション」に使われると主張されています。
しかし現段階では、具体的なユースケースを見つけることはできません。
トークンは、イーサリアム規格の「ERC20」として発行されており、当初はトークンの50%が分散型取引所Uniswapにロックされ、もう50%はイーサリアムの共同創業者であるVitalik Buterin(ヴィタリックブテリン)氏のウォレットに寄付されています。
これは同じく犬系コインのSHIBA INU(柴犬/SHIB)と同じ配分です。
Dogelon Marsの将来性は?
それでは、Dogelon Marsの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
Dogelon Marsは「犬系コイン」だが「ネタコイン」ではない?
仮想通貨には、犬をモチーフにした仮想通貨が多数あります。
ドージコイン(DOGE)、SHIBA INU(SHIB)、Akita Inu(AKITA)などなど。
これらの犬系コインの共通点は、特定の用途を持たず、遊び心から発行されたネタコイン(ミームコイン)であることです。
しかしDogelon Marsはプロジェクトによると、(犬系コインではあるものの)ネタコインではありません。
昨今、犬系コインや猫系コインが急騰しているため、多くの人が投機であることを理解した上で、ネタコインに投資しています。
しかしDogelon Marsについては、一部の投資家は宇宙ミッションでのユースケースが将来的に生まれるのではないか、と期待しているようです。
Dogelon Marsはイーロンマスク氏とは無関係?
上述したように、Dogelon Marsは犬をモチーフにしており、ドージコインを強く意識して発行されています。
「宇宙」がテーマであることや、イーロンマスク氏の「elon」が通貨名に入っている辺り、そのまんまですね。
しかも、プロジェクトの公式サイトのQ&Aコーナーには「あなたは本当にイーロンですか?」との問いに「はい、私の名前はイーロンです」との回答が。
そのため一部では、Dogelon Marsはイーロンマスク氏がこっそり発行している仮想通貨ではないかと言われています。
これが事実であれば、Dogelon Marsへの投資も非常に魅力的でしょう。
しかし現実的にはDogelon Marsのイーロンが、あのイーロンマスクである可能性は限りなく低いといえます。
むしろ、Dogelon Marsが仮想通貨ブームに便乗し、投資家を誤解させるためにあえて紛らわしく表記している可能性のほうが高そうです。
CoinMarketCapによると、2021年4月下旬から5月中旬にかけてトークンは乱高下しています。
Dogelon Marsが「第2のドージコイン」になれるかは定かではありませんが、不確定要素の多いプロジェクトであるため、投資には明確な出口戦略が必要です。
Dogelon Marsの買い方
Dogelon Marsは国内取引所では扱われていません。
海外取引所のUniswapで買うことができます。