こんにちは、阿部です。
日本は現金主義といわれますが、アメリカやオーストラリアなどの海外では、キャッシュレス化が着々と進んでいます。
たとえば、オーストラリアでは、2019年7月から82万円以上の現金払いを禁止。
これは、仮想通貨が決済手段として入り込む余地が高いということを意味しています。
電子マネーか、クレジットカードか、それとも仮想通貨か。
これからの決済手段として普及するのは、いったいどのプラットフォームなのでしょうか?
オーストラリア「1万豪ドル」以上で現金禁止
上述のようにオーストラリアでは2019年7月から、1万豪ドル(約82万円)を超える場合の現金払いを支払い方法として禁止することが決められました。
世界のキャッシュレス化の流れに、オーストラリアも足並みを合わせた感じですね。
これから訪れるキャッシュレス化は、国民にとっての利便性向上だけではなく、国とってもメリットが大きいものと認識されています。
そのため国家戦略としても1年ごとに確実に推し進められていくことでしょう。
たとえば国民は、クレジットカードや電子マネー、仮想通貨などの決済手段を採用し、代わりに現金を手放すことで、現金を管理する時間やレジ決済の時間を削減できます。
さらに重要なことは国家にとっても、脱税を防止する、コストを削減する、などの効果が期待できるということです。
インドや中国のキャッシュレス化
キャッシュレス化のその先にあるのは、仮想通貨やクレジットカード(デジタル資産)でお金を管理することが当たり前となる世界です。
デジタルでお金が管理できるならそのほうが便利ですし、もはやアナログである必要はどこにもないですよね。
多くの人が「お金といえば、お札と硬貨」というイメージを持っていますが、それも若年層から意識変化が起きてくるはずです。
インドはすでに、最高額の紙幣である1000ルピーを廃止すると決定しました。
日本の最高額の紙幣は1万円なので日本にたとえると、1万円札が廃止されるイメージです。
それと同時に、インドは公共サービスの電子化を推し進めています。
中国でも、スマートフォンを利用したモバイル決済が加速しており、現金の出番は少なくなっています。
電子マネーかカードか仮想通貨か?
さて、このようなキャッシュレス化が進む世界で、お札と硬貨に変わるものは何なのか?電子マネーか、クレジットカードか、仮想通貨か?これは、投資家にとっても興味深い問題ですよね。
もちろんどれか1つが圧倒的なシェアで覇権を握るとは限りませんが、個人的には「仮想通貨」の活躍に期待しています。
いや、そもそもこのような区分は必要ないかもしれませんね。
仮想通貨は電子マネーをより使いやすくしたものといえますし、仮想通貨をベースにしたクレジットカード近い内に誕生するでしょう。
仮想通貨は「通貨としての信頼性が低い」といわれることもありますが、数年が経過すれば仮想通貨は当たり前となり、ほとんど現在の現金レベルの信頼性を得ている可能性もありますよね。
仮想通貨は世の中の流れにマッチ
最近では「ビットコイン」という言葉を知らない人はほとんどいなくなりました。
あなたの周りにも、仮想通貨に投資してリターンを得たという方がいるのではないでしょうか?しかし、なぜそれほど仮想通貨は値上がりしているのか。
多くの方はこの理由を「流行っているから」「気まぐれに上昇しているから」と考えています。
しかし実はそうではなく、上述のキャッシュレス化など、世の中の流れにマッチしていることから「必然的」に上昇しているのです。
僕は日々、さまざまな投資対象に資金を投じていますが、「仮想通貨の値動きは(ある程度)読める」と肌で感じています。
これを機会に、これからの経済に重要な意味を持つ「仮想通貨」に注目してみてはいかがでしょうか?