こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは44万円台で推移しており、ここ24時間で4%上昇。
昨日の夜から上昇を開始し、最高で45万円まで値を伸ばしました。
時価総額トップ10通貨では、イーサリアムが18%も高騰していますね。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でODEM (ODE)が約80%上昇!
特定の材料で上昇しているわけではなく、仕手系の動きではないかと考えられます。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①バックト(Bakkt)のビットコイン先物、再び延期!?来年1月30日めどか
Bakkt $BTC 先物再び延期か。ICEは1/24開始待ちわびているが、高官週末休み明けると1か月切る、この段階で承認発表ないのは政府のペースでは間に合わない。しかもメキシコ国境壁建設費予算巡り、議会が反対対抗策で政府機関を一時閉鎖する見通しで1月初めまで長引く可能性も。https://t.co/ETpemn24FI
— Japan Coin Lab. | 日本暗号資産研究所 (@jpcoinlab) 2018年12月22日
株式市場を含む金融業界最大級の企業の1つ「インターコンチネンタル取引所」(ICE/ニューヨーク証券取引所の親会社)がリリース予定の仮想通貨取引所「バックト」(Bakkt)。
機関投資家や、幅広い層のトレーダーの仮想通貨参入の火付け役になる好材料として期待されていますが、再び「延期」説が浮上しています。
バックトの開始日は当初、今年12月12日とされていましたが、2019年1月24日に延期されました。
しかし、関係者のリーク情報によると、1月24日ですら間に合わず、早くとも1月30日になるのではないか、と仮想通貨メディア「コインデスク」が伝えました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②2019年以降の重要なファンダ材料まとめ!
仮想通貨市場に影響を与える可能性がある重要ファンダメンタルズを更新しました。
・ErisXのDCO申請認可の見込み
・Nasdaqのビットコイン先物開始先読みビットコイン情報|仮想通貨相場に大きな影響を与え得る「重要ファンダ」予定表https://t.co/iH3223TRg4 pic.twitter.com/sCn6zKnThj
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年12月23日
仮想通貨の価格に大きく影響する材料(イベント)がこの先も控えています。
今のうちにチェックしておきましょう。
- CMEのビットコイン先物SQ日(2018年12月29日)
- バックトが『毎日現物決済のビットコイン先物取引』を開始(米国時間2019年1月24日)
- VanEck版ビットコインETF審査の最終期限(米国時間2019年2月27日)
- 仮想通貨取引所ErisXのCFTCへのDCO申請認可見込み(2019年1~3月頃)
- 米ナスダックが「ビットコイン先物」を提供(2019年前期頃)
阿部悠人の考察(重要度★★★)
上記5つは非常に重要なイベントですが、中でも「バックトのビットコイン先物スタート」と、「VanEck版ビットコインETF審査の最終期限」は特に目が離せません。
この2つは、2019年の重要ポイント「機関投資家の参入」にかかわるため、たとえばバックトの取引量が好調だったりなど、場合によっては仮想通貨価格が大きく吹き上がります。
個人的には、ビットコインETFが承認されるかどうかを最重視していきたいですね。
イベントが近づき次第、最新情報を取り上げていきますので、ぜひ今後も当ブログをのぞいてくださいね!
③世界を牛耳る「GAFA」、日本の対抗策は仮想通貨しかない!?
将来の世界経済は個人情報を集積したGAFAに牛耳られるだろうと言われています。それを防止できるのは仮想通貨だけ。その内容を今朝、言論プラットフォーム・アゴラに「GAFAとの格差対策、日本の切り札は仮想通貨だ」というタイトルで載せてもらいました。https://t.co/qTjeoBipGb
— 藤巻 健史(経済評論家・参議院議員) (@fujimaki_takesi) 2018年12月21日
世界でもっとも成功した企業といえば、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの4社でしょう。
これらの企業は「GAFA」と呼ばれ、個人情報や市場シェアを独占することで世界を手中に収め、今後もその優位性を独占し続けるのではないかと言われています。
「仮想通貨税制を変える会」を設立した議員 藤巻健史氏はこの状況について、
「GAFAはすべてが米国の企業でありこのままでは米国と日本の経済力格差はますます広がってしまう。」
「アマゾンを通じてのインターネット物品購入は顧客がアマゾンを信頼しているから成り立つと先に述べた。それなら信用がない相手でもインターネット販売で決済する気になる方法が必要だ。それが仮想通貨決済だ。」
「日本企業がGAFA に対抗していくためには仮想通貨を育てなくてはならない。」
と執筆した記事で述べ、仮想通貨が日本の経済発展の切り札になると指摘しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
本当にその通りですよね!
GAFAを含め、富が一点に集中しているのは世の中が「中央集権的」な仕組みになりすぎているからでしょう。
ビットコインなどの多くの仮想通貨は「分散的」(非中央集権的)であり、こうした前例のない通貨が普及すれば、社会構造を変えていくことができます。
仮想通貨は多くの一般人を「仮想通貨長者」にしました。
そのため現在は投機的な面ばかりが注目されています。
しかし、元をたどればBTCがあれば銀行口座を持たない新興国の人々でもお金のやり取りができるなど、社会的なメリットこそ仮想通貨の神髄です。
これからは、世界有数の仮想通貨取引量を誇る日本こそが、そうしたメリットを率先して強調していくべきでしょう。
④ブラジルのスーパーチェーンがBTC、BCH、LTC決済に対応!
ブラジルのスーパーマーケットで仮想通貨支払い開始|米国ネットユーザーの3%が暗号バンキングソリューションを使用準備済https://t.co/jv0PRHSOVW
リオデジャネイロのスーパーマーケットチェーン「OásisSupermercados」で、顧客は #BTC、#BCH、#LTC を用いて代金を支払うことができるそうです😄
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年12月22日
ブラジルに展開するスーパーマーケットチェーン「OásisSupermercados」は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコインによる代金支払いを受け入れると発表しました。
同社は、年間売上高650万ドル(約7億円)、従業員は90人規模。
レジスタッフは全員、仮想通貨の使用方法をトレーニング済みだといいます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「ブラジル」には仮想通貨取引が盛んなイメージはないかもしれませんが、実は隠れたビットコイン愛好国です。
60万人のブラジル人が株を保有しているのに対し、なんと300万人がビットコインを保有しています。
ビットコインは下落市場ですが、普及は順調に進んでいますね。
今後、仮想通貨市場が上昇基調になってきたら、さらにビットコイン決済導入店舗は増加してくるでしょう。
そうすると、導入数が増えたというファンダメンタルズ要素でBTC価格が上昇する、という好循環も期待できます。
これは面白くなってきましたね!
明日のビットコイン相場
ビットコインが現在推移している44万円のラインより上は、これまで何度も上を試しては頭を抑えつけられてきた、かなり売りの強い価格帯です。
なのでそう簡単に抜けることはできないでしょう。
逆にここを勢いよく抜けることができれば、11月から続くこの下落も一段落ついたと見る事ができ、上昇トレンド転換への兆しが見えてきます。
現在サポートラインに沿って上昇してきているので、明日に関しては一旦ラインまでは落ちてくる予想です。
その後は再度この価格帯を抜けようと上を試してくるでしょう。
サポートライン
下値支持線ともいう。チャートの下値をつなぎ合わせた線で相場の性質としてサポートラインで再度反発する可能性が高い。サポートラインを割ってきた場合は大きく下落に転じる傾向にある。
本日のまとめ
- ①バックト(Bakkt)のビットコイン先物、再び延期!?来年1月30日めどか
- ②2019年以降の重要なファンダ材料まとめ!
- ③世界を牛耳る「GAFA」、日本の対抗策は仮想通貨しかない!?
- ④ブラジルのスーパーチェーンがBTC、BCH、LTC決済に対応!
- ⑤明日はビットコイン上昇!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
間違いなく「近年最大級」の爆上げイベントとなるバックト開始。
延期の背景には、バックト開始に必要となる承認を米商品先物取引委員会(CFTC)側がまだ与えていないことがあるみたいです。
なぜ、こういうビッグニュースに限って延期になるのでしょうか・・・。
まあ、今の状況からすると遅れたとしても数日のようですし、「ガッカリさせておいてからのグッドニュース」のほうが、サプライズ的要素が増える・・・と思いたい(笑)
バックトさん、これが最後の延期でお願いします!