こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→下落!
本日はビットコイン下落です。
深夜に72万5千円を付けた後にがくっと価格を切り下げてきています。
時価総額トップ10通貨では、ステラ(XLM)が約3%上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でWAXが約17%上昇。
新しいブロックチェーン製品「WAX Stickers」が導入されたことで、上昇に繋がりました。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①え、暴落する!?15日のビットコインキャッシュ分裂「最新」情報!
「くたばれ」 自称サトシ・ナカモトがビットコイン伝道師に宣戦布告 仮想通貨BCH暴落させると脅迫もhttps://t.co/yNFiDLVyRi
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月8日
ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂をめぐって、ビットコインを発明した正体不明の人物「ナカモト・サトシ」を自称するクレイグ・ライト氏が、「ビットコインの神」ロジャー・バー氏に対し「くたばれ。」などとメールで脅迫。
さらに、ビットコインキャッシュを暴落させる攻撃の実行も暗に示しました。
「ABCの肩を持つあなたは、私の敵だ。」
「もしABCがほしいなら、シットコインがほしいなら、破産まっしぐらだ。」
「今後2、3年間、BCHがゼロでトレードされるのが目に見える。」
ビットコインキャッシュ(BCH)は、「ビットコインABC」と「ビットコインSV」の対立が原因で2018年11月15日、2つの通貨へ分裂(ハードフォーク)する見通しです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨「格付け」1位のEOS(イオス)、韓国で取引高増加
中国の格付け発表、9月、10月の段階ではEOSが1位。韓国の取引所BithumbのEOS/KRWは影響を受けて出来高が急増していったとみられる。11月に入り、上昇トレンドを続けている。EOSは今後評価が高く維持されるのか注目したいところ。また少なからず中国の格付けは韓国に影響を及ぼしていると考える。 pic.twitter.com/1OMi2SuBQX
— 公伝直報 (@pirikam) 2018年11月9日
中国工業情報化省傘下の北京情報センター(CCID)が毎月1回発表する仮想通貨格付けランキング「国際パブリックチェーン技術評価指数(GPBTAI)」。
11月時点の最新版では、1位「イオス(EOS)」、2位「イーサリアム(ETH)」、3位「ビットシェアーズ(BTS)」と評価されています。
イオスは8月以降、すべて1位を獲得。
これにより、韓国取引所Bithumbの「EOS(イオス)/KRW(韓国ウォン)」ペアにて取引高・価格が上昇しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
格付け1位になってから、韓国で人気急上昇ですね。
Bithumbの「EOS/KRW」は、なんとイオスの世界取引量の約3割を占める、ダントツの市場に成長。
イオス価格そのものも韓国市場で若干高く、日本円換算で数円ほどの「韓国プレミア」が付いています。(11日現在、世界平均約610円、韓国Bithumb約614円)
このことから、仮想通貨格付け「国際パブリックチェーン技術評価指数」の注目度は、日本よりも韓国で高いということになります。
仮想通貨市場に「韓国マネー」流入が加速しつつある現在、注目に値する現象と言えるでしょう。
③三菱UFJ銀行、リップル活用のためブラジル最大級の銀行と提携へ
【祝🎉】
三菱UFJ銀行が、新たにブラジルのブランデスコ銀行とリップルを活用した国際送金システムの開発を目的とした覚書を締結✨
同銀行は、ブラジル4大銀行の一角を占める。
日経新聞のニュースでも取り上げられ、リップルの可能性が更に拡がりを
見せる。https://t.co/W6Fr7fKw75$XRP— こぺる@仮想通貨 (@coperu100) 2018年11月10日
三菱UFJ銀行が、リップルを活用した国際送金技術を導入するため、ブラジル・ブラデスコ銀行と提携しました。
ブラデスコ銀行は5000以上の支店と、日本円換算45兆円の資産を持つ、同国最大級の銀行です。
日本の「りそな銀行」と同程度の規模を誇ります。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「メガバンク」2行がリップル活用に動き出しましたね。
XRP価格への影響度が高い「xRapid」採用の知らせが聞きたいところですが、すぐには難しそう。
とはいえ、どのような送金システムを採用しようとも、リップル価格へポジティブに作用することは間違いないでしょう。
④タイの規制当局SEC、今月中のICOポータル承認を決定!
タイSECが月内にICOポータルを承認へ、来月に初の認可済みICOが実現か
◆タイSECは、ICOの審査を手がけるポータル「少なくとも1カ所」を、今月中にも承認
◆認可された最初のICOは来月にも実現する見通しhttps://t.co/QRXjeUczGM— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月10日
タイのICOを規制する「タイ証券取引委員会」(SEC)は、ICOの審査を実施する「ICOポータル」を、今月中に少なくとも1つ承認すると明らかにしました。
多ければ、タイSECは5つのICOポータルを承認します。
ICOを合法と認めるタイの姿勢がはっきりとうかがえるニュースとして注目です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
タイのICO業界、大きく前進しましたね!
11月中にICOポータル承認が承認され、12月からは、ICOポータルの審査に合格したICOトークンが、合法的に取り扱われることに。
政府による規制の下、堂々とICOが実施できるようになることで、ICOトークンの価格上昇はもちろん、ICOプラットフォーム「イーサリアム」などの価値向上にも繋がるでしょう!
こうした規制当局が公認したICOは「STO/セキュリティ・トークン・オファリング」とも呼ばれ、今後タイだけではなく、世界中で拡大していくものと考えています。
明日のビットコイン相場
現在三尊天井のような形を作っており、下落の蓋然性が高まっている状態です。
今は72万円付近で推移していますが、ここを割ってきたら次は71万5千円を目指す展開です。
今日の動きを見ると明日にも下落してきてもおかしくない状況です。
大局的な視点で見ても上昇するより下落のほうが勢いの強い相場なので、ロングで入るよりもショートの売り場を探すのがいいですね。
三尊天井
中央が高い3つの山のような形を描くチャートパターン。三尊天井が現れた時は強いトレンド転換のサインで、そこから大きく下落してく可能性が高い。
本日のまとめ
- ①え、暴落する!?15日のビットコインキャッシュ分裂「最新」情報!
- ②仮想通貨「格付け」1位のEOS(イオス)、韓国で取引高増加
- ③三菱UFJ銀行、リップル活用のためブラジル最大級の銀行と提携へ
- ④タイの規制当局SEC、今月中のICOポータル承認を決定!
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
対立はあくまで運営方針の違いであり、そこに個人的感情を持ち込むのはどうなんでしょうか。。。
ライト氏はBCHホルダーを「破産」させる気みたいですが、それは不可能なので心配は無用ですよ。
さて、ビットコインキャッシュのアップデート(15日)まで、残り約4日。
依然、BCHの分裂はほぼ避けられないとみてよいでしょう。
取引所の動向としては、ビットメックス(BitMEX)が「ABC」を、ポロニエックス(Poloniex)が「SV」を採用するとしています。
また、ポロニエックスですでに扱われているBCH SV先物が高騰しており(下図)、今後さらに仕手筋によって価格が釣り上げられる可能性も。
SVが上昇すると、その分だけABC(ビットメックス)が下落する可能性が高く、注意が必要です。
なぜなら、「ビットコインキャッシュの合計価値=ABCの価値 + SVの価値」だから。
ただし、①SVが高騰、②SVが欲しい投資家が増える、③保有しているとSVがもらえるABCも買われ上昇、という別パターンもあり、相場状況に合わせて考える必要があります。
ちなみに、バイナンスでBCH現物を購入し、同数をビットメックスでショート(空売り)する両建て戦略も、リスクなくフォーク(分裂)コインをもらうオイシイ手法です!