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初心者は「短期トレード+順張り」「長期投資+逆張り」が鉄板な理由

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

仮想通貨は、勉強すればするほどリターンを得られる可能性が高くなるのが特徴です。

知識をたくさんつけている投資家ほど有利なのは間違いありません。

そのため、成功している投資家の多くは勉強熱心です。

しかし、学校の勉強とは異なり、投資には絶対的な正解が用意されていません。

これをすれば必ず利益が得られる、といった共通のゴールはないのです。

個人投資家が迷いがちな1つの課題として、投資は「順張り」がよいのか、それとも「逆張り」が正しいのかということが挙げられます。

絶対的な正解が用意されていないからこそ迷いがちなこの問題について考えてみましょう。

永遠の課題?「順張り」と「逆張り」

投資の世界にはゴールがないだけに、順張りがよいという意見もあれば、真逆となる逆張りで大成功を収めている投資家もいます。

○○の方法で儲かったよ!」という情報を聞いては、流されるように手法を頻繁に切り替えている投資家も

もちろん、明確な戦略を持って手法を切り替えているのであればよいのですが、そうではないことがほとんどの印象です。

仮想通貨における「逆張り」とは

ご存知のとおり逆張りとは、仮想通貨価格が下落した際に、将来的に上昇することを見込んで購入する手法です。

下がったところで買えばいずれ上がる、というシンプルな理由です。

初心者によくある逆張り

初心者によくありがちなのは、下がったところで買ったのに、さらに下がってしまうというケースです。

過去のチャート形状を見ていると、「いかにもこの後に上昇しそう」な雰囲気を醸し出しているにもかかわらず、いざ購入するとずるずると値下がりしてしまうなどの経験された方も多いでしょう。

こうなってしまう理由はたった1つ。

低い価格まで値下がりすると、市場が「安すぎる」と判断して買い注文を入れてくれます

しかしそうならないということは、まだその価格帯ではなかったのです。

このような失敗の多くは、短期トレードにおいてよく見られます。

仮想通貨における「順張り」とは

順張りとは、仮想通貨の価格帯が上昇しているところを、さらに上昇すると見込んで購入する方法です。

現在、値上がりしている途中ということは、この勢いが衰えない限りはさらに上昇するだろう、という理論に基づいています。

初心者によくある順張り

どちらかといえば順張りは初心者にやさしい手法ともいわれていますが、実際のところ失敗例も多く見られます。

典型的な例は、上昇トレンドと判断して購入したものの、実は下降トレンド入りする直前の「天井」だったというケースです。

このような失敗の多くは、長期投資においてよく見られます。

たとえば、1年に一度あるかないかの上昇相場で、「私も儲けたい!」と仮想通貨投資をはじめるパターンなどです。

長期投資には逆張り、短期トレードには順張りがよい?

さて、上述のように逆張り戦略と順張り戦略がありますが、結局のところどちらが投資戦略として優れているのでしょうか。

これは一概にはいえませんが、初心者の方は「短期トレードの逆張り戦略」「長期トレードの順張り戦略」を好むケースが多いようです。

しかし、初心者にとってこれは失敗する確率が高い戦略です。

そこで、初心者の方には「短期トレードの順張り戦略」「上記トレードの逆張り戦略」を意識していただきたいと思います。

なぜなら、短期トレードの順張りは、「大相場の天井を掴む」という失敗をしにくい戦略で、長期トレードの逆張りは「本物の底値」付近で拾える可能性が高い戦略だからです。

(ただしどちらの場合も、損切り注文はしっかり入れておきましょう)

初心者と上級者では、まったく違うことをしているというのは、投資でみられる共通点です。

ならば、反対の考え方も取り入れていくとよいでしょう。

もちろん、上記は投資のコツのほんの1つに過ぎず絶対的な正解ではありませんが、逆転の発想で、戦略を柔軟に考えていくことが大切ですね。