こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は下落!
本日、ビットコインは109万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、チェーンリンク(LINK)が9%の下落となっていますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
ついに世界初「ビットコインETF」が誕生へ!米ナスダックは提携済み
ビットコインETFがバミューダ証券取引所(BSX)でローンチされ、年内にも取引が開始されることが判明。
ETF(Exchange Traded Fund)とは、日本語で「上場投資信託」といい投資信託の一種です。
今回のビットコインETFの名称は「Hashdex Nasdaq Crypto Index」で、ブラジルのファンド企業Hashdexが米証券取引所ナスダックと提携したことで実現しました。
Hashdexは仮想通貨を安全に保管する「仮想通貨カストディ」にXapoやKingdom Trustといったウォレット大手を利用しているほか、すでに50億円相当の仮想通貨を運用している実績があります。
HashdexのMarcelo Sampaio氏は、ビットコインETFの取引開始によって、
「機関投資家の参入を促進し得る」
と述べています。
ビットコインETFを利用すれば、機関投資家はビットコインに直接アクセスすることなく証券取引所で「証券」として間接的にビットコインに投資できます。
仮想通貨取引所で購入するのとは異なりハッキングリスクを回避できるなどの安心感が得られるため、機関投資家からのビットコインの資金流入につながると期待されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
突然のビッグニュースで、ツイッターでは大きな反響となっていますね。
直近では、ビットコインと連動傾向にある米国株が下落したことでビットコインは下落しました。
しかし、長期的には機関投資家によるさらなるビットコイン購入が見込めるとあって、ポジティブに評価していいでしょう。
もちろん、今回のビットコインETFがブラジルで上場する点については若干残念。しかし、いずれは影響力の大きいアメリカでの上場にもつながりやすい材料となりました!
さて、本日の主要ニュースはこちら。
- 米通貨監督庁(OCC)が発表したガイダンスで、米国立銀行がステーブルコイン(米ドル連動の仮想通貨)の準備金を保有できるようになることが判明
- 中国人民銀行の雑誌が「米ドル依存を減らすためにはデジタル人民元開発を加速すべき」とする記事を掲載
- ビットコインと金の相関度が「過去最高水準」まで上昇
- エバータスの調査で、機関投資家の90%「今後5年で仮想通貨の出資比率を引き上げる」と回答
機関投資家はますますビットコインに注目しており、ビットコインETF誕生と併せて資金流入が期待されます。
本日のまとめ
- ビットコインETFがバミューダ証券取引所(BSX)でついにローンチ!ビットコインへの資金流入につながりやすく、投資家からは上昇要因として期待されている
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!