こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅下落!
本日、ビットコインは103万円台で推移しており、ここ24時間で11%下落。
時価総額トップ10では、ライトコイン(LTC)も約11%急落していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコイン、再び1万ドル割れ!!急落要因はコレしかない件・・・
【重要ニュース】
ビットコイン再び1万ドル割れ|「すべての報酬を仮想通貨リブラで受け取る」上院公聴会https://t.co/BkI746cnUPBTCは再び1万ドルを割り大幅に下落している。17日に開かれたフェイスブックとリブラをめぐる上院公聴会で、議員らはデータプライバシーや信頼問題で詰問した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) July 16, 2019
仮想通貨ビットコイン(BTC)が続落しています。
今月15日には約9980ドル(約108万円)で付近で推移していたBTCは、その後反発し、16日には11000ドル(約119万円)まで回復。
しかし17日(本日)には、再び1万ドルを割れ、9300ドル(約101万円)まで急落しています。
ここ24時間の下落率は、記事執筆時点で約11%に達しました。
この背景には、フェイスブックの仮想通貨「リブラ」の公聴会が米国上院で開かれたことがあると考えられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②イギリス英王立造幣局、仮想通貨カストディを開始へ!
英王立造幣局が仮想通貨のカストディサービスを提供へhttps://t.co/2DzKkztq4e
イギリスの王立造幣局が民間企業が発行する仮想通貨のカストディサービスを提供する。政府関連の機関が公式に仮想通貨の秘密鍵を保管することはこれまで世界初。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月16日
イギリスの王立造幣局が「仮想通貨カストディ」サービスを立ち上げることが判明しました。
仮想通貨カストディとは:
仮想通貨を安全に保管するサービスのこと。信頼性の高いカストディの増加は、機関投資家の仮想通貨参入および価格上昇に繋がると考えられる。
王立造幣局によるカストディは、新たな仮想通貨「temtum(TEM)」を保管するためのもの。
テムトゥムは「ブロックチェーンと暗号通貨の境界を再定義し、経済的自由を高める」ことを目標とする仮想通貨で、テンポラル(Temporal)と呼ばれる特許技術を活用。
3000 tpsという処理速度を実現可能であることから、VISAやビットコインすら凌駕するとして期待されています。
ビットコインなどの仮想通貨に対応するとの情報はまだ公表されていませんが、政府関連機関による仮想通貨カストディの提供は、世界初の事例となりました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
スゴい・・・イギリスが大きな一歩を踏み出しましたね!
そもそもカストディサービスといえば、米国最大の仮想通貨取引所「コインベース」や、世界最大級の資産運用会社「フィデリティ」などが提供しています。
その特徴は、「セキュリティ能力の高さ」。
2019年になっても仮想通貨のハッキング事件は後を絶たず、今月には国内のビットポイントもやられてしまいましたね。
そういった背景から、信頼できる仮想通貨カストディがより求められているのです。
とはいえ、イギリスという「国家」が仮想通貨カストディに乗り出すなんて、、、大胆すぎてちょっと笑ってしまいますが、でも僕たち仮想通貨民からすれば大歓迎ですよ!
③WavesがBTC建て「25%」以上急騰!!その要因が判明
Sashaが $waves 開発に集中するため、 #Vostok をGHP Financial Group に売却。
今後、GHP Financial Group がVostokの単独オーナーとなる。
Sashaは技術よりだったが、今度は利益重視の。。
どうなるんだろ。 https://t.co/sDNdc3soRu— shpongler (@8hpongler) 2019年7月16日
仮想通貨Wavesの創業者兼CEOのSasha Ivanov氏が、同氏の手がけていたVostokプロジェクトを売却したことが判明。
Vostokはデータ認証、登録および追跡のためのデータベース構築を基本機能としており、機関投資家の資金を多く獲得することを目的として立ち上げられました。
その売却理由について、Waves一点に注力し、国際的な拡大を目指すためと説明しています。
「Wavesの事業部門を含むエコシステムの国際的な拡大に焦点を合わせることにしました。この目的のために私はVostokプロジェクトを売却しました。」
なおIvanov氏は、新しいロードマップ(予定)を今週末まで公表するとしています。
この発表を受けて、Wavesはビットコイン建てで25%以上急騰しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
僕がアルトコイン投資で重視している点のひとつに、プロジェクトのメンバー、特に創業者(CEO)がどのような人物かというものがあります。
プロモーションがうまく、ぐいぐい開発を進めてくれるプロジェクトほど価格も伸びやすいからです。
これは裏を返せば、創業者次第でコインの価格が大きく変わるということ。
そういった意味で、創設者のIvanovさんが今後Wavesに集中してくれることは、大きな転換点ですね。
なお同氏は、今後数週間で200万wavesを買い上げると発表しており、それによる上昇圧力も期待できます。
Wavesホルダー「待ってました!」のニュースですね!
④Huobi Pool Token(HPT)、今月30日にバーンで急騰も!?
$HPT
うちの秘蔵っ子が上がってる🚀🚀🚀
Huobiなんか発表ありました?? pic.twitter.com/mgZN8S7V7q— ビニール《漢》 (@vvinyll) 2019年7月10日
仮想通貨Huobi Pool Token(HPT)は今月30日、トークンのバーン(焼却)を実施する予定。
バーンされる金額は、Huobiマイニングプールの純利益の30%と発表されています。
なおHPTを保有していると、EOS、TRX、CMT、ONG、IOST、その他の通貨の配当金が毎日受け取れますが、上記バーンの実施によって、その配当金が減少することはありません。
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨取引所Huobiの独自トークンとして「Huobiトークン(HT)」がありますが、その姉妹コインとも言えるHuobiプールトークン(HPT)。
- HT:仮想通貨取引所「Huobi」の独自トークン。取引所が成長するほど値上がりしやすい
- HPT:マイニング(採掘)プール「Huobiマイニングプール」の独自トークン。マイニングプールが成長するほど値上がりしやすい
ちなみにHPTを保有していると、マイニング収益を毎日受け取ることができるんですね。
それだけでも優秀なトークンなんですが、、、
新たに「バーン」と呼ばれる制度が始まったんですね。
これは上述のように、利益の30%の予算でHPTが買い戻され、さらに「焼却」されるというもの。
バーンされたHPTは二度と使用できなくなるため、希少価値が上昇し、価格上昇に繋がりやすくなります。
仮想通貨はイベントに向けて徐々に値上がりすることが多いので、今月30日のバーンまでに仕込んでおくのは有力だと思いますよ!
本日のまとめ
- ビットコイン、再び1万ドル割れ!!急落要因はコレしかない件・・・
- イギリス英王立造幣局、仮想通貨カストディを開始へ!
- WavesがBTC建て「25%」以上急騰!!その要因が判明
- Huobi Pool Token(HPT)、今月30日にバーンで急騰も!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
今回のビットコイン急落はリブラの「公聴会ショック」とも言われていますね。
アメリカは現在、仮想通貨リブラが力を付け、自分たちの「米ドル」が力を失ってしまうことを危惧しています。
加えて、リブラの利用データをフェイスブックが握ることについて、プライバシーの観点から問題視しているんですね。
そこで17日、フェイスブックの仮想通貨責任者David Marcus氏は、国会上院の公聴会に出席し、リブラへの懸念に対する誤解や不安を解くことを迫られました。
しかし結局、フェイスブックによるリブラへの説明は不十分と見なされてしまいましたね。
これにより、リブラへの向かい風は強くなったと判断され、BTCがとばっちりを受けて急落してしまいました。
なお、フェイスブックは今月18日にも下院の公聴会に出席します。
それまでビットコインへの買いが引っ込み、「ジリ安」の展開になりそうですね。