こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
2018年8月23日の相場は?→小幅下落
今日のビットコインは1BTC/71万円で推移していて、ここ24時間の値動きはほとんどなしです。
時価総額トップ10の通貨を見てみると、マイナス(赤字)もしくは横ばいとなっています。
後述しますが、昨日、ビットコインが大高騰しました。
その後反落し、現在の水準に落ち着いています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
Cortex (CTXC)がここ24時間で約14%の値上がりを見せていますね。
同通貨の公式Twitterでは、2018年第3四半期に予定されているアップデートに向け、より多くの情報が発表されるとアナウンスされており、期待が高まっています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコイン(BTC)が一時大高騰、その後急落した理由は?
ビットコイン一時急騰も、持続的な価格上昇が実現しない理由|仮想通貨市況https://t.co/lwwczpfCvv
22日のビットコインの相場は、BitMEXがのメンテナンスを狙った動きに影響し、価格が急騰するもその後はだらだらとした右肩下がりの相場を形成する。
年末まで4ヶ月を切る相場を上昇へ導く条件とは?— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月22日
ビットコインは2018年8月21日、1BTC/70万円の水準で推移していました。
しかし22日(昨日)、約75万円までいきなり高騰。
現在では再び下落し、元の水準である1BTC/70万円で推移しています。
高いタイミングで上手く売却し、利益を手にした方も多いではないでしょうか。
とはいえ、なぜビットコインは高騰し、そして反落したのでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②Huobi「HT」保有者などに対し「HPT」のトークン無料配布が実施!
【速報】
HuobiPoolがHPT(Huobi Pool Token)を発行、HT(Huobi Token)保有者に計20億HPTがエアドロップが実施https://t.co/G9ebyYE2Nz
日本時間8月19日、Huobiマイニング事業を担う子会社Huobi PoolがHTのサブ・トークンHPT(Huobi Pool Token)を発行したと判明。#CoinPost速報— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月21日
Huobiが発行するトークン「HT」は、取引所による買い戻しなどにより値上がりしやすいことから人気のコインです。
Huobiのマイニング関連の子会社Huobi Poolは先日、HTに関連したサブ・トークンHPT(Huobi Pool Token)を発行しました。
このトークンは、総発行量100億HPTのうち20%(20億HPT)が無料配布(エアドロップ)されることも判明しています!
HTの保有者などが対象です。
阿部悠人の考察(重要度★★)

まだ詳細については明らかにされていないHPTですが、HoubiのHTに基づいたトークンということで今後注目されるでしょう。
トークンの中でも、取引所が発行するトークンは「利用用途」や「価値」が明確なので値上がりしやすいです。
次の上昇相場で取引量が急増したら、取引所も大きな利益を手にします。
そうすると取引所系トークンもアツい展開ですのでタイミング見て仕込みを検討しましょう!
③韓国取引所Bithumb、海外新規ユーザーの手数料を最大70%OFF!?
韓国大手仮想通貨取引所Bithumb:国外の新規ユーザーに最大70%の手数料を還元するキャンペーンを発表https://t.co/UuZsI0ATlr
最大70%の取引手数料の払い戻しのを提供するため、新規流入の糸口となることが期待される。#NewsPickUp
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月22日
取引所関連のニュースとしては、韓国大手の「Bithumb」の手数料還元も注目です。
Bithumbはキャンペーンとして、国外新規ユーザーを対象に取引所への仮想通貨入金にかかる取引手数料を最大70%還元すると発表しています。
10,000ウォン(約986円)~99,999ウォン(約9869円)の入金で10%還元、そこから金額に応じて段階的に割引が大きくなり、100,000,000ウォン以上(約986万円9450円)で70%還元となります。
阿部悠人の考察(重要度★)

取引所への入金にかかる取引手数料もなるべく節約するといいですね。
わざわざこれにてBithumbに乗り換えるほどのことではないのですが、Bithumbを使ってみたかった人でまだ口座を持っていないならベストタイミングです!
キャンペーン期間は2018年8月16日から9月16日となっています。
④マネックスCEO「仮想通貨のポテンシャルは計りきれない」
マネックスグループが見る、コインチェックと金融産業の未来https://t.co/8898Pgbodh
マネックス松本CEOの見解が、改めて海外向けに発信された。「理論上は、投資家票を集め、過半数が同意した場合のみ投資を行う”ブロックチェーンベースのファンド”を作ることも可能」などと言及した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月22日
NEM580億円を流出させたコインチェックを子会社化したことでも話題のマネックス。
CEOの松本氏が仮想通貨の将来像について語り、その内容が話題になっています。
マネックスの松本氏は、
「理論上は、投資家からの票を集め、過半数が同意した場合にのみ投資を行う”ブロックチェーンベースのファンド”を作ることも可能」
「仮想通貨および、仮想資産のポテンシャルは測りきれないほど大きい」
「(仮想通貨は)特に重要な資産クラス」
などとポジティブな発言をしています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

松本氏が語る仮想通貨の未来像が特別なものかというと、そうとは思いません。
とはいえ重要なのは、マネックスという大きな企業のCEOまでもが、仮想通貨の未来をここまでポジティブに捉えているというところ。
企業が仮想通貨に大資本を投入するのは勇気がいると思いますが、僕たちは1万円からでも投資できるわけなので、誰もが仮想通貨に触れてほしいなと思っています!
2018年8月23日のまとめ
- ①ビットコインが一時大高騰、その後急落した理由は?
- ②Huobi「HT」保有者などに対し「HPT」の無料配布が実施!
- ③韓国Bithumb、海外新規ユーザーの手数料を最大70%OFF!?
- ④マネックスCEO「仮想通貨のポテンシャルは計りきれない」
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ビットコインがいきなり高騰し、その後急落した理由。
それは、世界最大級の取引所「BitMEX」でメンテナンスが行われ、取引が停止したことが関係しています。
BitMEXはビットコインの取引量がとても多いので、メンテにより取引が停止されると、世界的に「板が薄い」状態になって、価格が変動しやすくなります。
その状況を狙って買いが仕掛けられ、価格が急騰したのです。
ただしメンテが終了した後しばらくするとビットコインは反落し、結果として急騰前からみるとプラスマイナスゼロといった感じです。
急騰の原因となったこの買いは、
によるものと推測されます。
しかも、BitMEXのショート(カラ売り)のロスカット注文もメンテナンスで動かせなくなっている状態でした。
そのロスカットに買い注文が約定することで、どんどん買い圧力が増え、値上がりしました。
そして急騰後の下落にも理由があります。
それがビットコインETFの非承認です。
ビットコインETFは数多く申請されていましたが、9つのETFの非承認が発表されてしまいました(シカゴオプション取引所CBOEのビットコインETFはまだ答えが出ていません)。
これが1BTC/70万円→75万円→70万円の大変動の正体です。
レバレッジをかけた取引をしている方はこういうこともあるので、絶対にストップロス・オーダーは入れておきましょう!