こんにちは、阿部です。
今日の気になる仮想通貨ニュースをまとめてチェックしていくこのコーナー。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
2018年8月13日の相場は→横ばい
今日のビットコインは、1BTC/70万円で推移していて、24時間の変動はほとんどなし。
時価総額トップ10の通貨を見てみると、赤字(マイナス)が目立っているようにも見えます。
しかし下落率は小さく、もみ合い(横ばい)相場と言えるでしょう。
24時間の急上昇コインとしては、NULSが約30%の値上がりを見せていますね。
DApps(分散型アプリケーション)の機能を持っていて、似たような通貨にイーサリアムがあるため追随が期待されます!
さて、2018年8月13日の主なニュースを1つずつ見ていきましょう!
①世界最大のマイニング企業「Bitmain」が1兆円超えIPOを実施か
Bitmain、IPOで180億ドル(約1兆9800億円)の資金調達を目標https://t.co/pLPvy0Y9bi
世界最大のマイニング会社Bitmainは香港証券取引所への上場を予定しており、それに伴う資金調達額は約180億ドル(約1兆9800億円)を目指している。もし、これが達成されればFacebook社を凌ぐ過去最大のIPOになる。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月12日
企業がさらに拡大を目指す際にしばしば行われるのが「資金調達」です。
世界最大のマイニング企業で、今年2200億円の利益を叩き出すと予測される「Bitmain」が、株式を新規発行するIPOで約1兆9800億円の資金調達を目指すことが分かりました。
もし実現すれば、仮想通貨業界だけではなく、全世界を含む企業で最高の資金調達額となります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
Bitmainはパソコンの計算能力を使って仮想通貨を採掘する「マイニング」を組織的におこなっている企業です。
少しアンダーグラウンドなイメージを抱くかもしれませんが、1兆を超える資金調達を目指せる企業になっていることそのものが、仮想通貨業界の将来性が高く評価されている証拠です。
仮想通貨出身の世界的企業がどんどん誕生することを期待しましょう。
②揺れるBinance、「上場」はお金で買えるのか
海外大手取引所BinanceCEOの主張:Binanceに上場するための条件とは?https://t.co/cpZ8I16fGI
ある企業のCEOが、Binanceへ上場するには400BTC(約2億8000万円)が必要、と発言したことに対し、BinanceのCEO、CZ氏が反論したことが話題になっている。そこで、実際にBinanceに上場する秘訣をまとめた。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月12日
取引所への上場を果たしたコインは、たいてい価格が上昇します。
特に世界最大の取引量を誇るBinanceへの上場となるとなおさらです。
そんな中Twitterで、「Binanceへ上場させるには取引所に400BTC(2億8000万)で支払う必要がある」と、まるでコインの上場がお金で買えるかのような告発が話題となっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
この告発者のFranko氏は、「いくらお金を出すことが出来るか」という項目が「上場申込書」にあったことを根拠としていますが、Binance側は「お金で買える」ことについては否定していますね。
利害が一致しているので、可能性としてはなくはない話だと感じます。
価値のあるトークンかを見抜く責任は僕たち投資家にもあるので、疑ってかかるくらいがちょうどいいと思っておきましょう!
③エコノミスト「BTCが半額になると信じていても買うべきだ」
投資家はポートフォリオに仮想通貨を組み入れるべきだ:米イェール大エコノミスト
同氏は、投資家が自身のポートフォリオのうち少なくとも1%をビットコインで保有するべきだ、と述べた。https://t.co/L98iAqqMHl
特に、価格上昇を信じている投資家には、割合として6%を保有することを薦めている。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月12日
ビットコインに本当に将来性があるのか、あるとしたら自分のポートフォリオ資産の何%くらいを仮想通貨に投資すべきなのか。
そうした疑問をエコノミストのAleh Tsyvinski氏が答えています。
- 総資産の6%はビットコインで保有すべき
- ビットコインが半分になると信じていても、4%を保つべき
- はるかに悪い状況になると思っても、まだ1%を保つべき
阿部悠人の考察(重要度★★★)
興味深いのは、半分になると信じていても4%を持つべきという主張。
エコノミストなど中立的な分析を得意としている人々がビットコインを保有すべきと述べるケースが最近増えてきていますね。
総資産の6%をビットコインで保有するべき、というのは富裕層の場合で、個人投資家の場合はこれを上回るケースがあってもいいと個人的には考えています。
④インド政府高官「トークン許可を検討している」
インド政府高官「仮想通貨は認めないが、トークンなら許可も検討」
◆インド政府は仮想通貨に強硬姿勢。財務省が設置した委員会の委員長は、仮想通貨は「一種の詐欺」と批判
◆その一方で「トークン」の許可については予備調査をしても構わないと語ったhttps://t.co/dkzSwpVZGm— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年8月12日
インドは現在、国民による仮想通貨取引は禁止していませんが、「銀行」による仮想通貨関連サービスの提供を禁止しています。
規制が強いと言われるインドが今後、「仮想通貨フレンドリー」へと舵を取るのか「規制強化」となるのか、市場価格への影響の視点からも注目されています。
そんな中、インド高官が、
「そのため(トークンは)、技術的にも、規制上の観点からも、導入は容易である。ところが仮想通貨の場合、まずはそれを法定通貨として許可する必要がある」
と、暗号通貨と違って、「トークンの取引」については許可できる可能性があると述べました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
国の方針といえども、仮想通貨の「規制」関連については一貫しないことが多いので、今後どうなるかは分かりません。
インドが仮想通貨フレンドリーに傾く瞬間は、市場価格への大きな影響もあるはずなのでリサーチし続けたいところです。
詳しくは動画で解説しております!
2018年8月13日のまとめ
- ①世界最大のマイニング企業「Bitmain」が1兆超えIPOを実施
- ②揺れるBinance、「上場」はお金で買えるのか
- ③エコノミスト「BTCが半分になると信じていても買うべきだ」
- ④インド政府高官「トークン許可を検討している」
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!