こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅下落!
本日、ビットコインは122万円台で推移しており、ここ24時間で約6%下落。
時価総額トップ10では、ビットコインキャシュ(BCH)が9%下落していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でXMax (XMX)が約26%上昇。
今月21日から上昇トレンドに突入しており、今日も大幅続伸となりましたね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインが約24時間で「150→113万円」に大暴落!!イケハヤ氏「引退」
仮想通貨引退します。(1年半ぶり5回目) pic.twitter.com/LLOnvXdCxd
— イケハヤ教授@仮想通貨 (@IHayato) 2019年6月27日
ビットコイン(BTC)の急落が続いています。

ビットコイン1週間チャート
27日早朝に13800ドル(約149万1,247円)で推移していたビットコインは、わずか15分ほどで「約22万円幅」を下げるフラッシュクラッシュ(瞬間急落)が発生。
さらに下落基調は続き、28日早朝には10550ドル(約113万6,608円)の安値を付けました。
これを受けて先日、「仮想通貨ブロガー」への転身を表明したイケダハヤト氏が、
「仮想通貨引退します。(1年半ぶり5回目)」
とツイートしています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②海外取引所Bitrue、リップルとカルダノ「計5億円」ハッキングされる
海外の仮想通貨取引所Bitrueでハッキング、合計5億円相当の #リップル(#XRP)とエイダ(#ADA)が奪われるhttps://t.co/U1ChsSUznv
27日、ハッカーは取引プラットフォームの脆弱性を悪用し、約90人のBitrueユーザーの個人資金にアクセス。ホットウォレットより930万XRPと250万ADAを奪ったとのことです🤔
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年6月27日
シンガポールの大手仮想通貨取引所Bitrue(ビットゥルー)が、ハッキング被害で5億円相当の仮想通貨を失ったと報告しました。
盗まれたのは、
- リップル(XRP):930万XRP(約4億6,500万円)
- カルダノ(ADA):250万ADA(約2500万円)
の2つの仮想通貨。
このハッキング事件が、仮想通貨の下落を加速させたとの見方が出ています。
なお、奪われた仮想通貨はBitrueにより全額が補償されるとのことです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

ハッキング事件は定期的にありますね~。
これがビットコインの下落圧力になったことは間違いないでしょう。
2018年には、コインチェックの580億円流出事件がきっかけでビットコインバブルが崩壊しました。
このように、ハッキング事件は「定番の下落要因」なんですよね。
さて、150万円→110万円台に下落したビットコインを、どのように考えればいいでしょうか?
僕は結論として、「絶好の買い場を与えてくれた」と思っています。
仮想通貨アナリストのJosh Rager氏も、今回の急落は「一時的なものであり、今が買い場」としています。
底値の35万円から考えると、ビットコインはまだまだ「上昇トレンドの押し目に過ぎない」と考えるのが妥当でしょう!
③経済学者の岩村教授「法定通貨は安心できない」|仮想通貨と経済を語る
GAFAマネーでどう変わる? 中央銀行、金融政策、暗号通貨の未来を岩村充教授が語る 〜人気YouTubeチャンネル「ビットコイナー反省会」スペシャル番組視聴まとめ https://t.co/4m6IgjMNke pic.twitter.com/BVEH75IPuO
— 仮想通貨 Watch (@ccbc_watch) 2019年6月27日
ビットコインや仮想通貨のYouTubeチャンネル「ビットコイナー反省会」の動画『「中央銀行、金融政策、暗号通貨に未来はあるのか」 特別インタビュー 早稲田大学 岩村充教授』が公開されました。
その中で経済学者の岩村教授は、日本円や米ドルなどの「法定通貨」は信用できないとする見解を明らかにしました。
その上で、仮想通貨に言及し、
「(法定通貨に裏付けされている仮想通貨は安心であるというような考え方には)「何を言っているんだろう、と思う」
と持論を展開しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)

ビットコインなどの仮想通貨は「価値の裏付けがない」から信用できない、という意見は根強いですよね。
しかし、岩村教授は、そもそも法定通貨ですら信用できないと言います。
なぜなら、
- 紙幣の大きな役割は「納税」にある
- (その「納税」需要はなくならないため)国が紙幣をちょっとくらい多く発行しても大丈夫だろう、という考え方がまかり通る
- こうしたことが起きると、法定通貨の価値は「目減りする」
という仕組みがあるからです(僕の意訳が入っているので、動画の言い回しは異なります)。
僕も、「国が自由に紙幣を刷れる」という法定通貨の“懸念”は無視できないと思います。
だからと言って「仮想通貨が安全」ということにもなりませんが、法定通貨は絶対的なものではなく、そこに仮想通貨が入り込む余地はあると言えるでしょう。
④中国「国営」新華社通信が初、BTCを肯定「避難通貨として」
ビットコインに対する中国国営メディアの見解が一変か|仮想通貨を逃避資産と位置付けhttps://t.co/6S2V3T82tb
中国政府の国営通信社はBTCが投資家の「逃避資産」として資金を引き寄せていると分析。G20を控える米中政府における関税問題など、世界経済の減速を機に仮想通貨の利点が見直されている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月27日
中国によるビットコインへの姿勢が軟化している可能性があります。
中国「国営」の通信社である新華社通信が、昨今のビットコイン急騰を受けて、
「2019年が始まって以来、世界経済の成長減速や、米中貿易戦争などの貿易摩擦が投資家に不安視されているため、ビットコインはこれまでいわゆる逃避資産として投資家に好まれている。」
と報道しました。
仮想通貨取引が規制されている中国において、国営メディアがビットコインの長所を認めるのは異例のことです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

「中国さん、だったら仮想通貨を解禁してくださいよ~」って感じですが、それもワンチャンなくはなさそうですね!
中国で仮想通貨取引が解禁されたら、大量の「中国マネー」が流入し、ビットコイン価格を押し上げるはずです。
特に中国は、「米中貿易戦争」の当事者。リスク意識も強いため、「ビットコインを安全資産として買いたい」という声も大きいでしょう。
まあ、本当に中国が解禁する可能性は低めですが、「ひょっとすると?」という楽しみを残して投資するのも悪くないですね!
本日のまとめ
- ビットコインが約24時間で「150→113万円」に大暴落!!イケハヤ氏「引退」
- 海外取引所Bitrue、リップルとカルダノ「計5億円」ハッキングされる
- 経済学者の岩村教授「法定通貨は安心できない」|仮想通貨と経済を語る
- 中国「国営」新華社通信が初、BTCを肯定「避難通貨として」
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
前回、イケダハヤト氏が仮想通貨を話題にし始めるとビットコインが天井に近い、という「イケハヤシグナル」をご紹介しましたが、、、「圧倒的な精度の高さ」ですねw
シグナルが点灯した26日から、2日で約40万円も叩き落としました!
とはいえ今回、イケハヤさんは「仮想通貨引退します」と呟いています。ということは、これは「買いシグナル」ですよね?
バックテスト済みなので間違いないでしょう!笑
さて、ビットコインの暴落要因については海外取引所での「ハッキング事件」などが影響しています。
その詳細は、次のトピックで解説しています。