こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは86万円台で推移しており、ここ24時間で2%上昇。
時価総額トップ10では、ライトコイン(LTC)が約9%も上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でBitcoin 2 (BTC2)が約300%以上上昇。
近いうちに大手取引所に上場する可能性があることから、爆上げしていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインが大幅下落中!!「2012年」と同じパターンを形成か
大幅下落で調整局面のビットコイン、上昇相場が「2012年夏」と類似か|仮想通貨市況https://t.co/VkgXAMHzo6
●ビットコイン強気相場でディップした際のサポート帯
●海外専門家が、56万〜73万円の大幅調整を予想する理由とは— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月6日
米仮想通貨ファンドのAdamant Capital社が、現在のビットコインは「2012年の上昇相場と酷似している」と指摘しました。
2012年、ビットコインは底値から82%上昇した後、1,000円~1,500円の狭いレンジ(横ばい)相場に突入。
同じように2019年6月現在のビットコインも、底値から87%上昇し100万円に迫るも、伸びを鈍化させています。
Adamant Capital社の予想では、今後のビットコインは直近高値から27~44%下落した「56〜73万円」でレンジ相場へ突入し(2012年と同じパターン)、その後上昇へ向かうとのことです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②リップル社「XRP出来高の正確な報告に努める」
リップル、仮想通貨XRPの売上リポートでさらなる正確性を約束https://t.co/NPNamIqQov
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年6月5日
仮想通貨リップル(XRP)の発行体であるリップル社は、「取引所でのXRPの出来高(取引所)について、より正確な報告に努力する」と公式ブログで公表しました。
大手を含む各仮想通貨取引所にて、規模を大きく見せるための不正な出来高の水増しが横行しています。
あるデータでは、出来高の95%は「フェイクの取引」とも言われています。
今回のリップル社の発表はこれを受けたもので、同社は「XRP売上高について、より保守的なアプローチを取る」などとしています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
歴史が浅く未熟なためか、強引な手口が横行する仮想通貨業界。
その中で、リップル社の真摯な対応が目立ちますね。
そもそも、悪いのはリップル社ではなく、出来高を水増ししている「取引所」ですよね。
それでもこうした発表をするなんて、XRPの好感度もUPしそうですね!
ちなみに、取引所による出来高のフェイクは、SEC(規制当局)も監視しています。
なので、ここが改善されればビットコインETFも誕生しやすくなるでしょう。
ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。
③ポロニエックスの仮想通貨レンディングで「貸し倒れ」発生か
ヤバイ。Poloniexのレンディングでデフォルトが発生。1800BTCの損失。BTCを貸していたユーザー全員の元本が16%毀損。(Poloniex上のBTCローンは、全通貨ペアと借り手にまたがって共有されている共通のプールで貸し出されている。どの通貨をどの借り手に貸し出しているかは関係ない。多分全員対象 https://t.co/SO2H1cEl7C
— 単眼愛(モノアイ) (@mono_i_love) 2019年6月6日
大手仮想通貨取引所ポロニエックス(Poloniex)が、「仮想通貨レンディング」プールで合計1800BT(15億円相当)の損失を出したと報告しました。
これにより、レンディングサービスにビットコインを貸し出していたユーザー(投資家)に影響が出ています。
なおポロニエックスは今回の損失の原因について、
「26日、仮想通貨CLAMが急激に暴落したことで、債務不履行となった。」
「LAM市場の流動性の欠如などが要因で、ポジションの手仕舞いが通常通り自動執行出来なかった。」
と説明しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
取引所にビットコインを預けることで利息収入を得られる「レンディングサービス」。
利息は年率で2~3%になるので、ガチホ組の副収入として人気ですね。
しかし、注意点もあります。
レンディングサービスに預けたBTCは、レバ取引のショート(空売り)用に貸し出されます。
なので、もし空売りに使われたBTCが急騰し(今回はCLAMに対し上昇しましたね)、しかも上手くロスカットされないと、今回のようなことになる可能性も。
万が一のリスクを承知で預けているので仕方がないですが、なんとかならないんだろうか。。。
現在、幸いにもポロニエックスがユーザーの損失をカバーする方法を検討中だそうなので、詳細を待ちましょう。
④ネムのカタパルト「ドラゴンアップデート」の詳細が公表
仮想通貨ネム(NEM)『カタパルトアップデート:ドラゴン』注目の機能を公式発表https://t.co/dWaZfteoCv
仮想通貨NEMの次世代フル機能コアエンジン、カタパルトのサーバー第4マイルストーン『Dragon』がリリースされる。ノードが受益者用のパブリックキーを設定することで、リワード分配が可能に。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月6日
仮想通貨ネム(NEM)は、次世代NEMフル機能コアエンジン「カタパルト」を今年7~9月にリリース予定。
今回、それに向けた最新アップデート「ドラゴン(DRAGON)」の詳細を公表しました。
ネムは段階的なアップデートを行っており、
- Bison(バイソン)
- Cow(カウ)
- Dragon(ドラゴン)
の3段階を経て、カタパルトが実現します。
なお、これまでカウまでが発表済みでした。
阿部悠人の考察(重要度★★)
いよいよドラゴンの詳細が発表されましたね!
仮想通貨のアップデートは、値上がりに直結する分かりやすい材料です。
たとえば、イーサリアム(ETH)のConstantinopleというアップデートでは、その時期が迫ると、90ドル→150ドルに上昇しました。
ドラゴンでは、ネムの根幹をなす「ハーベスティング(ビットコインで言うマイニング)」にテコ入れが入るので、値上がりは多いに期待できますね。
(具体的には、ハーベスティングにおける収益の分配を設定できるようになります)
今後、ジワジワ上昇してくる可能性が高いので、大いに注目していきましょう!
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- 抽選期間:6月7日23時59分まで
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本日のまとめ
- ビットコインが大幅下落中!!「2012年」と同じパターンを形成か
- リップル社「XRP出来高の正確な報告に努める」
- ポロニエックスの仮想通貨レンディングで「貸し倒れ」発生か
- ネムのカタパルト「ドラゴンアップデート」の詳細が公表
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ビットコインは底値の35万円から、一時100万円に迫る上昇を見せました。
あまりに素直すぎる急騰だったので、この辺りで大幅調整のフェーズに突入する可能性は高いでしょう。
もちろん、仮想通貨市場は常に変化しているので、必ずしも2012年と同じチャートを繰り返すとは限りません。
しかし、価値の裏付けがないビットコインは、明確な「底値」を計算しにくいので、上昇トレンドの初期は「まだ下がるかも」とみんな警戒心MAXなんですよね。
そうしたことから上昇トレンド初期には大きな調整が発生しやすいのです。
これは、2012年も2019年も変わっておらず「歴史は繰り返す」可能性が高いでしょう。
ちなみに、仮想通貨格付け会社のWeissRatingも同様の予測をしていますね。