こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
8月8日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは125万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、モネロが約3%上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインは8402ドル(約89万円)に暴落する!?その根拠「窓埋め」とは
仮想通貨ビットコイン、1万2000ドルで上値が重い訳とは?
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本記事掲載のトシムリン氏が運営する「仮想通貨研究所LINE」(無料)へ参加する事で、抽選で100名様に500円分のイーサリアム(ETH)をプレゼント!
\$BTC #Bitcoin #仮想通貨 https://t.co/lP5DruYimm— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年8月7日
トレード歴14年の仮想通貨・為替トレーダーのトシムリン氏が、仮想通貨メディア「コインテレグラフ」にて、自身のテクニカル分析によるビットコインの価格予想を公開しました。
トシムリン氏によると、ビットコインは8402~8703ドルまで下落する可能性があるとのこと。
その根拠として、ビットコイン先物市場(未来のビットコイン価格を予測する市場)において、チャートに「窓」(空白のこと。急騰急落した際に生じる)が開いた場合、それを埋めてくる傾向があると説明。
現在のビットコインにはちょうど埋められていない窓があり、その「窓閉め完了ゾーン」が8402~8703ドルに当たることから、日本円にして89万円~92万円までの下落の可能性を見込んでいるようです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨IOSTの将来性とは?ゲーム会社との提携やシャーディングで爆上げ必至?
IOST heads to Shanghai for one of the biggest gaming expo and struck multiple partnerships with traditional game publishers. Check out the action 👇 👇 Stay tuned for some exciting updates coming soon 😉 #crypto #iost #eth #eos #trx #big4 #blockchainhttps://t.co/xK6MB9uCgU
— IOStoken (@IOStoken) 2019年8月7日
今月7日に0.0095ドル付近で推移していた仮想通貨IOSTは、8日(本日)には0.01182ドルへと急騰。24時間の上昇率は約15%に達しています。
IOSTは、幅広い「オンラインサービス」のプラットフォームになることを目指すプロジェクト。
こうしたプラットフォームでは、トランザクション(取引)の処理が遅くなったり、手数料が高くなったりする「スケーラビリティ問題」がつきものです。
しかしIOSTでは、それを防ぐ最新の仕組み「シャーディング」を活用することで、同じプラットフォーム系の仮想通貨である「イーサリアム」よりも格段に高い処理能力を実現していることが特徴です。
またIOSTと類似のプロジェクトとして「Zilliqa (ZIL)」が挙げられますが、トランザクションの処理能力ではIOSTが圧倒しているという違いがあります(ZILの2448TPSに対し、IOSTは8000TPS)。
ちなみに、IOSTは日本向けツイッターアカウントも運営しているため、日本人投資家にとっては安心材料となります。気になる方はご参照ください。
それでは、本日のIOSTの急騰要因についてみていきましょう。
阿部悠人の考察(重要度★★)
本日IOSTが急騰している理由は、2つ挙げられますね。
- プロジェクトが参加した中国最大のゲームイベントにて、複数のゲーム企業とパートナーシップ締結に成功したと、IOST公式が7日に発表した
- 取引所Huobi(フォビ)のIEO(取引所内のICOのこと)プラットフォーム「Huobi Prime」にて、トークン販売がなされることをIOST公式がほのめかしている
まず前者について。仮想通貨プロジェクトにとって、企業とパートナーシップ締結は最大の好材料のひとつです。
有名な例でいえば、リップルは銀行との提携で値上がりすることで知られますね。
それは、銀行の持つ大きな経済圏に参加することで、リップルがより成長できるからです。
IOSTについても、まったく同じ。
まだパートナーシップを締結した企業や契約内容などの詳細は明かされていませんが、IOSTの活躍の場が広がる可能性が高いことから、値上がりにつながっています。
そしてもうひとつの急騰要因は、取引所HuobiのIEOプラットフォームである「Huobi Prime」にて、IOSTがトークン販売される可能性があること。
公式ツイッターが「私は誰?明日お会いしましょう」という意味深な言葉を、以下の画像とともにボソリと呟いていますね。
これまでHuobi Primeに上場した複数のIEOトークンを平均すると、約90%のリターンが出ています(CoinGecko調べ)。
なので、もしIOST関連のトークンがHuobi Primeでトークン販売されるなら・・・大きなニュースですね。
そこで、それを先取りしようという投資家の買い注文が入り、価格上昇につながりました。
IOSTを購入したい方は、Binanceで取り扱いがあるのでよろしければどうぞ!
③時価総額TOP10に返り咲いたモネロ(XMR)が今後も有望な理由
#モネロ(#XMR)が時価総額ランキングTOP10に返り咲きましたねー
僕はモネロの将来性は高いと考えていますキャッシュレス化が進む未来では、
『決済におけるプライバシー』が問題になることは確実💡記録がすべて残ってしまうことに嫌気がさす人は、もっと増えますね!https://t.co/Evn0H2jpI1
— 阿部悠人-仮想通貨ニュースを毎日配信- (@abeyutos) 2019年8月8日
当サイトが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨モネロ(XMR)をご紹介します。
モネロは、ジーキャッシュ(ZEC)、ダッシュ(DASH)を合わせた世界三大匿名性コインの中で、もっとも時価総額の大きく最初に登場した匿名性仮想通貨。
匿名性コインとは、仮想通貨を「誰が」「誰に対し」送金したかといった情報が外部から見えなくなっているコインで、高いプライバシーを保ったまま決済ができるメリットがあります。
それでは、モネロの注目ポイントをみていきましょう。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
7月30日に78ドル付近で推移していたモネロ(XMR)ですが、今日は97ドルまで値上がりしており、時価総額ランキングTOP10にも返り咲きました。
僕は匿名性コイン、中でもモネロの将来性を高く評価しています。
長期的には、数倍、数十倍に上昇する可能性も高いと考えていますよ!
その理由をザックリ言えば、以下の感じ。
- キャッシュレス化が進む未来では、「決済におけるプライバシー」が問題になることがほぼ確実で、モネロはその解決策となる
- 2018年5月、匿名性コインはマネーロンダリングの懸念があるとして、コインチェックはモネロを上場廃止にした。これによりモネロは下落し、割安な状態で放置されているが、上述のように世界的には将来性あり
- モネロは、すべてのトランザクション(送金)がデフォルトで匿名となる(匿名はオプションではない)ため、分かりやすい匿名性コインである
補足する必要があるとしたら、①についてですね。
まず、近い将来、現金での支払いは激減し、電子マネーといった「キャッシュレス決済」が台頭します。
キャッシュレスは便利といえば便利なのですが、その記録がすべて残ってしまうというデメリットがあるんですね。
「別にいいじゃん?」と思いがちですが、では、こんな場合はどうでしょうか?
- アダルトなど個人的に知られたくない商品の決済
- 企業間取引など機密な決済
- 麻薬などの違法な商品の決済(本当はいけませんが、仮想通貨需要の一翼をになっています)
高度にデータ化された未来では、すべてが筒抜けになります。よって、こんなニーズが生まれるんですね。
そして、モネロはこうした未来に対して解決策を提示できると考えられます。
仮想通貨関連企業のSatis Groupは、モネロは今後10年で「3.8万%」上昇するトンデモない通貨と主張していますが、そこまでは行かないにせよ、将来性は相当に高いと言っていいでしょう。
本日のまとめ
- ビットコインは8402ドル(約89万円)に暴落する!?その根拠「窓埋め」とは
- 仮想通貨IOSTの将来性とは?ゲーム会社との提携やシャーディングで爆上げ必至?
- 時価総額TOP10に返り咲いたモネロ(XMR)が今後も有望な理由
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
結論、僕も短期的にはこのラインまで下げてくる可能性があると考えています。
なぜなら、前回の記事でご紹介したように
といったネガティブ材料に加えて、「窓閉め」がかなり意識されていると思うからです。
窓閉め(窓埋め)は、株やFXの世界でも再現性の高いチャートパターンで、窓を開けると(ギャップアップ・ギャップダウンという)、その後いったんは戻って、窓を埋める可能性が高いのです。
これを利用すれば、高勝率トレードが実現するため「窓が開いたらチャンス!」とも言われますね。
特に最近は、ビットコインに対して「上なの?下なの?」と迷う人が多い地合いなので、より「窓」という明確な価格帯が意識されやすくなるはず。
よって、いったんは80万円台までの下落も視野に入れておきたいですね。
ただし、10000ドル(106万円)以下の低い価格帯は、そう長く持たず、すぐに反発して上昇してくるはず。
大手仮想通貨投資ファンド「米グレースケール」は、10000ドルを割り込むとビットコインを買い増ししてくると言われていますし、長期的なトレンドは2018年12月につけた約3000ドルの大底から「上」であることは疑いようもないからです。
短期的には「下」、中長期的には「上」と考えおくといいですね!