Nash Exchange (NEX)が8月23日、分散型取引所(DEX)をリリース!

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

7月28日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは約103万円台で推移しており、ここ24時間で6%下落。

時価総額トップ10でも、多くの通貨が大幅に下落していますね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①中国が手のひら返し!?中国銀行が「ビットコインの価値」宣伝し始める

中国銀行が仮想通貨ビットコイン(BTC)の仕組みを分かりやすく解説した記事を公式に投稿。

キャラクターと見出しを活用し、親しみやすくポジティブな雰囲気でビットコインを紹介しています。

その内容をピックアップすると、

  • ビットコインの歴史とその価格(2009年~現在)
  • ビットコインATMについて
  • なぜビットコインの価格が上がるのか
  • なぜビットコインに価値あるのか
  • ビットコインの最大発行枚数とマイニングの仕組み

など、多岐に渡っています。

中国は現在、

  • ICO(新規発行コイン/仮想通貨を使った資金調達)
  • 取引所を介した仮想通貨取引

を規制により全面禁止としています。

そんな中国がビットコインをポジティブに宣伝することは異例のこと。

このことが、中国国内における何らかの「方針転換」を示している可能性があります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

これは「異変」ですよ・・・。

中国と言えば、スマートフォン「Huawei」のCEOであるRen Zhengfei氏が、フェイスブックの仮想通貨「リブラ」のライバルとなる通貨を、中国政府が発行すべきと発言したことも話題。

中国はリブラを発行できる。国家はインターネット企業よりも強いのだから。

なんだか、仮想通貨への異常な「傾き」を感じますが・・・好材料といってよいでしょう!

中国のほかには、アメリカ・ノースカロライナ州の第10議会地区の代表で、米国下院金融委員会の委員であるPatrick McHenry議員が、

ビットコインは、もう止められない勢力」

と発言しています。

同じくアメリカで、上院商工科学交通委員会が「ブロックチェーン推進法」を承認していますね。

つまり、仮想通貨市場のファンダメンタルズ(経済環境)は好調なんですよね。

なのに、ビットコインは下落気味。これをどう考えるか?

もうファンダメンタルズではなく、テクニカル分析(チャート分析)的なマイナス要因があるとしか思えないですね。

https://twitter.com/Josh_Rager/status/1155107919886766080

仮想通貨トレーダーで、ツイッターで5万人のフォロワーを抱える人気アナリストでもあるJosh Rager氏は、8976ドル(約97万5,440円)のサポートラインまでビットコインが下落すると予測。

ご覧のように、高値を切り下げており、ダウ理論が定義するところの「下降トレンド」が継続しているため、十分にあり得る話です。

特に、仮想通貨市場はテクニカル分析を活用するトレーダーが多いですからね。

テクニカルの他の下落要因としては、世界最大の仮想通貨取引所BitMEXにて1億ドル(109億円)相当の買い注文がストップロスにかかり売却されたことも関係していると考えられます。

上記の8976ドルのサポートラインを割れると、もう一段深い下落も考えられますので、日足でのしっかりとした底打ちが確認できるまで「下目線」で考えたほうがいいでしょう!

②Nash Exchange (NEX)が8月23日、分散型取引所(DEX)リリースへ!

今月27日に約2.0ドルで推移していたNEXは、28日(本日)には2.6ドルへと30%以上の急騰しました!

NEX 1週間チャート

Nash Exchange(NEX)は当時イーサリアム系のプロジェクトが多く、またイーサリアム系の分散型取引所(DEX)しかなかったところ、Neon Exchange(NEX)というNEOベースの分散型取引所を構築しようとICOを実行してかなり話題をよんでおりました。

あまりの人気ぶりに抽選が行われ、参加できなかった人も数多くおりましたね。

それからかれこれ1年程度の月日が経とうとしておりますが、その間にリブランディングで名称を変更をし、「ああ、Neon Exchangeのことね」と懐かしく感じる人も多いのではないでしょうか。

それでは本日急騰した理由についてみていきましょう。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

急騰した理由は、、、

同プロジェクトの取引所「Nash Exchange」が2019年8月23日に稼働することが発表されたことが要因です!

待ちに待ったプロダクトのリリースがようやく行われるということで、評価された形となりました。

最初はETH(イーサリアム)/NEO(ネオ)の取引から始まり、 資金管理ツールや 「fiat ramps(フィアットランプス)」と呼ばれる法定通貨との交換もできる機能もつくようです。

イーサリアム系dAppsが注目されている時に次はNEO系のdAppsが熱い、となるとNEOベースの分散型取引所だ!と連想ゲームで盛り上がっておりましたが、今はアルトコインが下火。

NEO系の大型プロジェクトが出てきて、それがNash Exchangeに上場するとなると相乗効果で大きく伸びることも期待できそうですね!

ちなみにNEXは、海外取引所TOKOKで購入できますので、合わせてチェックしてみてください。

③8月15日、仮想通貨Zebi(ZCO)のメインネットがリリース!

2019年8月15日、仮想通貨Zebi(ZCO)のメインネット(テスト版に対する、メイン版の商品)がリリースされます。

Zebiは、「ビッグデータ」の保管に対し、高セキュリティなブロックチェーンを用いることで情報漏洩を防止することなどを目的としたプロジェクト。

  • 不動産向け
  • 教育向け
  • ホスピタリティ(接客サービス業)向け
  • 政府機関向け

など、さまざまな産業分野に対応した、独自のブロックチェーンプロダクトを提供します。

なおZCOは、Zebiのエコシステム(仮想通貨の総合的なシステム)内で支払いに活用される仮想通貨

Zebiのブロックチェーンを利用する場合、それを導入する企業や政府は、Zebiに対しライセンス料をスタート時に支払う必要があります。

その後、ブロックチェーン上のデータを取引するたび、継続的に手数料が発生します。

公式サイトによると、ZCOはそれらの支払いにも利用されるようです。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

「インドで最も有望なプロジェクト」と言われるZebiのメインネットローンチですね!

インドでは度々大手企業からの情報漏洩が問題となっており、「企業や政府による情報漏洩事故を、ブロックチェーンを活用し防ぐ」という明確なソリューション(解決策)を持つ強みがあります。

8月15日のメインネットリリースで、これまでERC20とイーサリアムブロックチェーン上のトークンだったのが、独自のブロックチェーンに切り替わり、しっかりとした技術を持っているという証明にもなります。

実際、アメリカ、インド、シンガポール、アラブに事務所を構え、総勢80名の開発者を有していたりしますよ(しかも2020年3月期末までに150名に拡大する計画)。

ただ、懸念点として「インド」というお国柄が問題で、度々仮想通貨は禁止する、禁止しない、など論争が起きている複雑なところがあります。

プロジェクト側の見解として、「インド政府は有価証券とユーティリティトークン」を区別しており、ZEBIはユーティリティトークンのため問題はなく、さらにシンガポールで登録しているため万が一のことが起きても大丈夫だとか。

一方、ZCOの時価総額は525位ほどと、割安感があります。

大手取引所OKExや中堅の取引所にもいくつか上場しており、そのうち火が付き高騰するのではとワクワクしてますよ!

今回のイベントを狙った短期取引や、期待値と割安感から中長期的にも狙っていけるプロジェクトでもあるでしょう。

ちなみに、ZCOは海外取引所OKExで購入できます!

本日のまとめ

  1. 中国が手のひら返し!?中国銀行が「ビットコインの価値」宣伝し始める
  2. Nash Exchange (NEX)が8月23日、分散型取引所(DEX)リリースへ!
  3. 8月15日、仮想通貨Zebi(ZCO)のメインネットがリリース!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!