こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→大幅下落!
本日、ビットコインは107万円台で推移しており、ここ24時間で約10%下落。
時価総額トップ10でも、ほとんどの通貨が大幅下落となっていますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でRENが約18%上昇。
力強い上昇トレンドが1ヶ月以上続いており、今日も20%近く騰げてきましたね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①億万長者ウォレット「プラストークン」関係者6名「持ち逃げ」で逮捕!?
速報【持ち逃げ疑惑のプラストークン関係者ら6名がバヌアツで逮捕】
中国のブロックチェーンメディア(凤凰网区块链)が1日公式SNSアカウントを通じ、不法的なインターネット詐欺の疑いで中国人6名を逮捕された”と報道したhttps://t.co/GX5nocLwte#プラストークン
— コイン相場・仮想通貨/暗号資産アプリ by ⛩️ (@coinjinja) 2019年7月1日
億万長者を多数輩出した配当型ウォレット「プラストークン」にて出金ができなくなっている問題で、新たな情報が報じられています。
中国のブロックチェーン系メディア「凤凰网区块链」は1日、
「オセアニアの南太平洋に位置するバヌアツ共和国(Republic of Vanuatu)で、不法的なインターネット詐欺の疑いで中国人6名が逮捕された」
と報道。
この「逮捕者」はプラストークンの創設メンバーではないか、との憶測が飛び交っています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
②ロシア、フェイスブックの仮想通貨リブラ「禁止はしない」と明言
ロシア財務省、Facebook仮想通貨「リブラ」の売買は禁止せずhttps://t.co/NyNPlAoc1M
ロシア財務省の副財務大臣は、「リブラの売買は禁止するつもりはない」と話し、リブラを特別に問題視せずに他の仮想通貨と同様の措置をとる姿勢を示した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月2日
大手SNSフェイスブックが発行する予定の仮想通貨「リブラ」。
同通貨について、ロシア財務省の副財務大臣Alexei Moiseyev氏が、
「リブラを禁止するつもりはない」
と発言したことが分かりました。
ロシアは2018年5月、仮想通貨の「決済通貨」としての利用を禁止しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ロシアは現在、仮想通貨の「取引」は禁止していないものの、「決済通貨としての利用」は禁止しているという、ちょっとややこしい国ですね。
ロシア財務省は先月、取引を「完全」に合法化する可能性に触れるなど友好的な姿勢も見せています。
規制の強いロシアがこうした姿勢を見せるだけでも異例である上、今回「リブラを問題視しない」発言・・・。
ひょっとすると、「決済を含む仮想通貨の合法化」もあるのかな?と期待してしまいますね!
③国際決済銀行(BIS)、仮想通貨の発行に賛成|リブラに警戒か
【重要ニュース】
否定から一転 国際決済銀行が「中央銀行デジタル通貨」の発行に賛成の意を示すhttps://t.co/8kLxPSTIW2国際決済銀行が、中央銀行独自の電子通貨発行に賛成の意を示した。Facebookの仮想通貨リブラによって国際金融への影響を危惧したものだと見られている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月1日
各国の中央銀行による独自仮想通貨の発行について、中銀を取りまとめる国際決済銀行(BIS)が賛成の立場を表明しました。
国際決済銀行のAgustín Carstens氏は、
「多くの中央銀行が仮想通貨の発行に取り組んでいるが、我々はその動きを支援している。」
と発言。
国際決済銀行はこれまで仮想通貨の発行を否定していたことから、注目を集めています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
国際決済銀行(BIS)は、60ヵ国の中央銀行がメンバーになっており、「中央銀行の本部」のようなイメージですね。
まさに「お堅い銀行」の象徴ですが、、、
なんと、いきなり方向転換してきました!
その理由には、フェイスブックの「リブラ」への危機感があるとされていますが、まさにその通りでしょう。
モタモタしていると、リブラが「中央銀行の仮想通貨」のように振る舞うかもしれず、そうなると銀行はたまったものじゃありません。
いよいよ、「民間モンスター企業VS国家」のガチバトルが始まりそうですね!
④リップルCTO「XRPは法定通貨より変動率が低い」と主張
送金システムにおいて「XRPは法定通貨より変動率は低い」リップル社CTOがxRapidの開発経緯・優位点を語るhttps://t.co/cWG5qEc4YH
リップル社CTOのSchwartz氏は、仮想通貨XRPを用いた送金システム「xRapid」の開発経緯や優位点について言及。導入が進む背景やXRPに関して高まる問題提起に答えた。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月2日
リップル社のCTOであるSchwartz氏が、ニューヨークで開催されたカンファレンスの中で、リップル社の送金システム「xRapid」の優位性を主張。
「仮想通貨XRPは法定通貨よりボラティリティ(価格変動率)が低い」
と述べたことが分かりました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
一般的に、法定通貨よりも仮想通貨のボラティリティが高いとされています。
が、必ずしもそうとも言い切れませんね!
なぜなら、従来型の「法定通貨」による国際送金と、リップル(xRapid)による国際送金では、所要時間が異なるからです。
つまり、
- 法定通貨による(従来型の)国際送金→数日を要する
- 「xRapid」によるXRPの国際送金→1~2分で完了
という特徴があり、このことからxRapidでXRPを保有している時間は一瞬で済みます。
一方、法定通貨による送金は時間がかかるので、いくら元々のボラが低いといっても、価格変動リスクはそれなりにあるのです。
こういう視点で見ると、「価格変動の激しいリップルは国際送金に使えない」という批判はナンセンスですね。
しかし、こういう伝え方をするCTOのプレゼン能力、素晴らしい・・・笑
【BTCはダブルトップが発生!?このまま110万円を下回るのか要注目!】
昨日のBTCは、①06/27の安値1121392を一時下回ったものの、終値では抜けきれずに下ヒゲとなっています。
日足のMACDでは売りサインが点灯、今週はやはり下値を探っていく展開となりそうです。
今週のポイントとなるのが、①を日足終値で抜けるかどうかとなります。
ここを終値で抜けた場合は上がダブルトップとなって、下落の期間が長くなる可能性が出てきます。
それでは本日のデイトレポイントです。
①を試して抜けきれなかったことで、一時間足では直前に大きな陽線が発生しています。
本日は一旦②ネックラインを試す流れがくると思われます。
買いは見送りでも良いですが、①の下にストップを置いて②まで短期でロングするのもありです。
②からはショート目線に切り替えます。
②で上ヒゲを出して一時間足が陰線で確定したらショート、①付近で利確します。
次はスイングのポイントです。
四時間足を見ると直前には大きな陰線が出ているので、売りの流れはまだ強く、このまま①を割る可能性は高いです。
デイトレと同じく②のポイント、そして現在トレンドラインとして引ける③を目安に、売りを考えていきます。
②と③の辺りで四時間足の陰線が確定したらショート、①抜けを試します。
スイングの買いは見送りです。
本日のまとめ
- 億万長者ウォレット「プラストークン」関係者6名「持ち逃げ」で逮捕!?
- ロシア、フェイスブックの仮想通貨リブラ「禁止はしない」と明言
- 国際決済銀行(BIS)、仮想通貨の発行に賛成|リブラに警戒か
- リップルCTO「XRPは法定通貨より変動率が低い」と主張
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
各報道によると、プラストークンは「ユーザーの仮想通貨を持ち逃げした」とのこと。
一方で、これ自体が「フェイクニュース」だとする指摘もあり、情報が交錯していますね。
中国人が逮捕されたのは事実であるものの、それはプラストークンの関係者ではない、という見方もあります(報道に「プラストークン」の言葉はなし)。
ぶっちゃけ、外部からはクロなのかシロなのか、今のところ全く分かりませんね。
いずれにせよ、安全確認が取れていない以上、新規登録を避けることはもちろん、運用中の方も出金を試みたほうが賢明です。
先日もお伝えしましたが、配当型ウォレットを始めたい方は代替案としてS BLOCK(エスブロック)がオススメですよ!