億万長者ウォレット「プラストークン」関係者6名「持ち逃げ」で逮捕!?【2019年7月2日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→大幅下落!

本日、ビットコインは107万円台で推移しており、ここ24時間で約10%下落。

時価総額トップ10でも、ほとんどの通貨が大幅下落となっていますね。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でRENが約18%上昇。

力強い上昇トレンドが1ヶ月以上続いており、今日も20%近く騰げてきましたね!

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①億万長者ウォレット「プラストークン」関係者6名「持ち逃げ」で逮捕!?

億万長者を多数輩出した配当型ウォレット「プラストークン」にて出金ができなくなっている問題で、新たな情報が報じられています。

中国のブロックチェーン系メディア「凤凰网区块链」は1日、

「オセアニアの南太平洋に位置するバヌアツ共和国(Republic of Vanuatu)で、不法的なインターネット詐欺の疑いで中国人6名が逮捕された」

と報道。

この「逮捕者」はプラストークンの創設メンバーではないか、との憶測が飛び交っています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

各報道によると、プラストークンは「ユーザーの仮想通貨を持ち逃げした」とのこと。

一方で、これ自体が「フェイクニュース」だとする指摘もあり、情報が交錯していますね。

中国人が逮捕されたのは事実であるものの、それはプラストークンの関係者ではない、という見方もあります(報道に「プラストークン」の言葉はなし)。

ぶっちゃけ、外部からはクロなのかシロなのか、今のところ全く分かりませんね。

いずれにせよ、安全確認が取れていない以上、新規登録を避けることはもちろん、運用中の方も出金を試みたほうが賢明です。

先日もお伝えしましたが、配当型ウォレットを始めたい方は代替案としてS BLOCK(エスブロック)がオススメですよ!

②ロシア、フェイスブックの仮想通貨リブラ「禁止はしない」と明言

大手SNSフェイスブックが発行する予定の仮想通貨「リブラ」。

同通貨について、ロシア財務省の副財務大臣Alexei Moiseyev氏が、

リブラを禁止するつもりはない

と発言したことが分かりました。

ロシアは2018年5月、仮想通貨の「決済通貨」としての利用を禁止しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ロシアは現在、仮想通貨の「取引」は禁止していないものの、「決済通貨としての利用」は禁止しているという、ちょっとややこしい国ですね。

ロシア財務省は先月、取引を「完全」に合法化する可能性に触れるなど友好的な姿勢も見せています。

規制の強いロシアがこうした姿勢を見せるだけでも異例である上、今回「リブラを問題視しない」発言・・・。

ひょっとすると、「決済を含む仮想通貨の合法化」もあるのかな?と期待してしまいますね!

③国際決済銀行(BIS)、仮想通貨の発行に賛成|リブラに警戒か

各国の中央銀行による独自仮想通貨の発行について、中銀を取りまとめる国際決済銀行(BIS)が賛成の立場を表明しました。

国際決済銀行のAgustín Carstens氏は、

「多くの中央銀行が仮想通貨の発行に取り組んでいるが、我々はその動きを支援している。」

と発言。

国際決済銀行はこれまで仮想通貨の発行を否定していたことから、注目を集めています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

国際決済銀行(BIS)は、60ヵ国の中央銀行がメンバーになっており、「中央銀行の本部」のようなイメージですね。

まさに「お堅い銀行」の象徴ですが、、、

なんと、いきなり方向転換してきました!

その理由には、フェイスブックの「リブラ」への危機感があるとされていますが、まさにその通りでしょう。

モタモタしていると、リブラが「中央銀行の仮想通貨」のように振る舞うかもしれず、そうなると銀行はたまったものじゃありません。

いよいよ、「民間モンスター企業VS国家」のガチバトルが始まりそうですね!

④リップルCTO「XRPは法定通貨より変動率が低い」と主張

リップル社のCTOであるSchwartz氏が、ニューヨークで開催されたカンファレンスの中で、リップル社の送金システム「xRapid」の優位性を主張。

「仮想通貨XRPは法定通貨よりボラティリティ(価格変動率)が低い

と述べたことが分かりました。

 

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

一般的に、法定通貨よりも仮想通貨のボラティリティが高いとされています。

が、必ずしもそうとも言い切れませんね!

なぜなら、従来型の「法定通貨」による国際送金と、リップル(xRapid)による国際送金では、所要時間が異なるからです。

つまり、

  • 法定通貨による(従来型の)国際送金→数日を要する
  • 「xRapid」によるXRPの国際送金→1~2分で完了

という特徴があり、このことからxRapidでXRPを保有している時間は一瞬で済みます。

一方、法定通貨による送金は時間がかかるので、いくら元々のボラが低いといっても、価格変動リスクはそれなりにあるのです。

こういう視点で見ると、「価格変動の激しいリップルは国際送金に使えない」という批判はナンセンスですね。

しかし、こういう伝え方をするCTOのプレゼン能力、素晴らしい・・・笑

【BTCはダブルトップが発生!?このまま110万円を下回るのか要注目!】

昨日のBTCは、①06/27の安値1121392を一時下回ったものの、終値では抜けきれずに下ヒゲとなっています。

日足のMACDでは売りサインが点灯、今週はやはり下値を探っていく展開となりそうです。

今週のポイントとなるのが、①を日足終値で抜けるかどうかとなります。

ここを終値で抜けた場合は上がダブルトップとなって、下落の期間が長くなる可能性が出てきます。

それでは本日のデイトレポイントです。

①を試して抜けきれなかったことで、一時間足では直前に大きな陽線が発生しています。

本日は一旦②ネックラインを試す流れがくると思われます。

買いは見送りでも良いですが、①の下にストップを置いて②まで短期でロングするのもありです。

②からはショート目線に切り替えます。

②で上ヒゲを出して一時間足が陰線で確定したらショート、①付近で利確します。

次はスイングのポイントです。

四時間足を見ると直前には大きな陰線が出ているので、売りの流れはまだ強く、このまま①を割る可能性は高いです。

デイトレと同じく②のポイント、そして現在トレンドラインとして引ける③を目安に、売りを考えていきます。

②と③の辺りで四時間足の陰線が確定したらショート、①抜けを試します。

スイングの買いは見送りです。

本日のまとめ

  1. 億万長者ウォレット「プラストークン」関係者6名「持ち逃げ」で逮捕!?
  2. ロシア、フェイスブックの仮想通貨リブラ「禁止はしない」と明言
  3. 国際決済銀行(BIS)、仮想通貨の発行に賛成|リブラに警戒か
  4. リップルCTO「XRPは法定通貨より変動率が低い」と主張

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!